いやー、心配したなぁー!というファンも多かっただろう。グラビアの女神(ミューズ)が、デング熱を乗り越え、完全復活!
「王様のブランチ」(TBS系、毎週土曜9時30分~)でのロケ中、猛威をふるうデング熱に感染し入院していたタレントの紗綾(さあや)が11日、東京・銀座の松屋でこの日から開催されている展覧会「北欧の豊かな時間 リサ・ラーソン展」(~23日まで)に登場した。
退院後、ようやくの初仕事に「すごく元気になって、今日は張り切ってきました。体重も食欲もいまは戻りました!」と、全快復帰をアピール。
とはいえ、「33ヵ所も蚊に刺されて、40度くらいの熱が1週間続き手足も発疹が出て倍くらいに腫れました。痛みや痒(かゆ)さが耐えられなくて、氷枕で冷やしてました……」と聞いているだけでも、その悶えそうな闘病のツラさが身に染みる。
しかし、真っ赤に腫れていたという手足もいまやすっかりキレイになって、ひと安心。
そこで、こんなにも話題となった入院中の大騒動を振り返ってもらいつつ、猛威をふるうデング熱問題についても話を聞くためイベント後の彼女を直撃、お見舞いインタビューを敢行した!
――(花束を手渡しつつ)退院おめでとうございます!
「わぁ! ありがとうございます! 花束までわざわざいただいちゃって(照)」
――いやいや、無事復帰できてよかったな~と。早速ですが、デング熱にかかった時の気持ちはどうでした?
「最初は、ニュースで流れ始めた頃に熱が出始めていて、ファンの方も『デング熱では?』とブログにコメントくださったりしたんですけど、『まさか、自分は』と半信半疑だったので、検査でわかったときは驚きました。手足の発疹が跡に残らないかが不安でしたね」
――キレイに治ってホントよかったです! 入院している間、多くの報道で自分のことが話題になっていたのは知ってましたか?
「高熱ですごい苦しかったんですけど、病室にテレビがあって『あれ、なんか私テレビ出てる!』って思ってました(笑)。こんな取り上げられ方をするとは思ってもいなかったので」
入院中、癒してくれたお相手は?
――今日の会見でも、聞かれるのはほとんどデング熱のことばかりで。
「そうでしたね~。いつもの取材とは聞かれることが違ったので、『どうしたらいいんだろう』って緊張しましたよ(汗)」
――大丈夫、週プレはゆるいので緊張しないでください(笑)。でも、出演している映画『ハニーフラッパーズ』(13日(土)公開)のイベントも電話出演のみとなってしまい……残念!
「そうなんです、せっかくファンの方たちを前にする機会なので、特に残念でしたし申し訳ないなって。でも今度の舞台挨拶には出られるので頑張ります」
――共演者の方々からも応援メールが結構届いたとか。
「私、最年少で映画でも“妹分”の役なんですけど、みんなで作ってるLINEのグループでお姉さま方から励ましの言葉をいただけて、ベッドで感激してました」
――いろんな人のメッセージやお見舞いで元気を取り戻せた?
「いや、でも誰にも入院先は言ってなくて、来るのはマネージャーさんだけでしたけど(苦笑)。ビックリしたのは、小学校のときの校長先生から『大丈夫か? おまえはアクティブだから』と心配されたり、友達なんかは死んじゃうって思ってたみたいで『生きてる?』とか連絡もらって励まされました(笑)」
――えっ、でも誰も来ない病室って、それも寂しすぎじゃないですか! すぐにでもお見舞い行きたかった……(涙)。
「そうなんですよ! 3日目からは少しずつ体調も回復してきて、熱が下がってからは病院中歩き回ってました。担当の先生がすごい面白くて! 入院中の癒やしになってもらってました。イケメンじゃなかったのが残念だったんですけど(笑)。もし院内にイケメンがいたらテンションも上がって、熱も上がっちゃってたかもですね(笑)」
――おぉ! そんな冗談も飛び出すほどお元気になられてなにより! では最後に、ファンの方へひと言お願いします。
「ご心配おかけして申し訳ありませんでした。今後は、タレントや女優、グラビア、全部両立して頑張っていきます。まだ蚊も多いので、長袖・長ズボンで肌を守ってください!」
(取材・文・撮影/週プレNEWS編集部)