(前列左から)宮崎理奈、仲原舞、安田聖愛、百川晴香、(後列左から)軽辺るか、桜衣かれん、横山ルリカ、篠崎愛、桃瀬美咲、石田佳蓮、石條遥梨、須永留奈、芦原優愛

“男子禁制の花園”女子高。ただでさえ一度は足を踏み入れてみたい憧れの空間ではあるが、しかもそれがアイドルだらけの女子高だったら――。そんな夢の景観が広がるのが映画『アルプス女学園』だ。

SUPER☆GiRLS」の仲原舞宮崎理奈、「AeLL.」の石條遥梨(しじょうはるな)、「アイドリング!!!」の石田佳蓮(かれん)といったアイドル界の第一線に立つアイドルほか、モデルとして活躍する安田聖愛(せいあ)や桃瀬美咲が生徒として、もちろん制服姿で出演。さらに、篠崎愛(AeLL.)と横山ルリカ(アイドリング!!!)もキャスティングされている。

グループの垣根を越え集まったアイドル映画をアイドルファンが見逃すはずもなく、19日に都内で行なわれた完成披露イベントには多くの男性が来場。彼らの大きな拍手とともに、上記のメンバーに加え、百川晴香青春!トロピカル丸)、「Tokyo Cheer② Party」の須永留奈(るな)と芦原優愛(あしはらゆあ)、桜衣かれん青SHUN学園)、軽辺るか東京CLEAR‘S)までの豪華ラインナップ、総勢13名が現れた。

トークでは、それぞれ撮影で印象に残ったエピソードを発表。映画の舞台が大自然の残る山梨県南アルプス市ということで、撮影中、ロッジに泊まり共同生活を送るメンバーも多かったというが、石篠は「ロッジから野生の鹿が見えて、結構、鹿を食べることが多いんですけど、『生きてるの初めて見た! いつも食べてるやつだ』って、やっと本物見れて印象深かったですね」と振り返り、その野性味(?)溢(あふ)れる発言に周囲からも驚きと戸惑いまじりのクスクス笑いが。

また今回、22歳の横山と篠崎は生徒役ではなく、それぞれ教師役とOG役を演じている。それに関して、横山が「みんなの制服姿を見ると、私は教師役でよかったなと思いました。みんなは似合ってるけど、私はジャケットの方がしっくりくる」と制服姿に躊躇(ちゅうちょ)しつつ、年長組の微妙な心情を吐露。

一方、篠崎は「みんなのぐっすり寝てる顔を見て、お姉さん心をくすぐられるというか、『こういう妹が欲しいな』なんて思いました」と、10代の女のコたちを優しく見守るようなコメントながらも、続けて

「みんな、すごいカワイいと思います。でもできるなら私はまだ女学生の役がやりたかったです。もうちょっと(制服を)着れるんじゃないかなって。そうやって出来なくなっていくのかなと思ったらちょっと悲しくなりました」

と未練そうに本音を告白。セクシーな水着姿ももちろん、まだまだ制服姿も似合うぞ!と男性ファンからの心の声が聞こえるようだった。

「アルプス女学園」は9月27日より全国順次公開。一度にこれほどのアイドルが出演するだけに、どのコがタイプか探すお楽しみとともに目移りしてしまうかも?

(取材・文・撮影/週プレNEWS編集部)