推しメンをセンターに好きなメンバーたちがクルクルとかわいらしく踊る

AKB48メンバーがAKB48の公演にハマっている……?

一見、意味不明な話だが、スマートフォンアプリ「AKB48ついに公式音ゲーでました。」がAKBのメンバー内で流行しているというのだ。

「AKB48公式音ゲー」は今年5月にリリースされ、いまや130万DLを達成した大ヒットアプリ。リズムに合わせてプレイヤーがアクションする音楽ゲームで、「公式」とつくだけあって、当然、使われる楽曲はAKB48のもの。

メンバーのなかでも特にハマっているのが、「有吉AKB共和国」(TBS)で“ハピネス”が話題になった佐々木優佳里(ささき・ゆかり)と11月発売予定のシングルでの初選抜入りが決まった“みーおん”こと向井地美音(むかいち・みおん)という、これから期待のふたり。

これだけ多くのユーザーがいるなか、佐々木は6月にトップ100位に入りかけ、9月のゲーム内イベントでは300位にまで食い込むほどのやり込みよう。その努力(?)が買われたのか、AKB48公式音ゲーのラジオCMナレーターにも選ばれた。そして向井地も普段からプレイに熱中しているらしく、Google+では「AKB48公式音ゲー」の話題をよく書き込んでいる。

握手会や公演で日々、忙しいふたりがそれだけ熱中する「AKB48公式音ゲー」とはなんなのか。その面白さを追求するため、実際にプレイしてみた。

92人のメンバーから5人しか選べないのは、ファンにとって悔しい部分?

まずは推しメンをメインに据えた5人のメンバーを選択。3Dでアイコン化された各メンバーはキュート。しかし、なんと92名もいるので、推しメンの高橋みなみ(たかみな)は即決としても他のメンバーに悩まされるというトラップが……。とりあえず、ここは豪勢にいってみようと、たかみなを筆頭に渡辺麻友、柏木由紀、松井珠理奈、山本彩に決定。

メイン画面に戻って、キャラをタップすると「AKB48、高橋みなみです」や「ちょっとまて~い!」などのセリフが! ちょっとニヤニヤしたところでプレイ開始。他のプレイヤーをゲストで選び、スタートすると「A・K・B・48~」と公演でもおなじみの「overture」が。実際のライブさながらテンションもアップする!

プレイ開始!

カメラワークもバッチリで、ライブの臨場感も倍増

曲が始まると、一般的な音ゲーのようにアイコンが現れ、タップするだけで特に難しい操作もなさそう。しばらくプレイしていると、たかみなのアイコンが出現。タップしてみると「盛り上がっていくぞ~!」と嬉しい声が! ただし、興奮して危うくミスりそうになるのに注意したいところ。

その他のメンバーのオリジナルボイスに浮き足立ちながらもステージクリア。レベル1ならゆっくりなので、誰でもほぼミスなく進めるはず。

ちなみに、レベルを上げてプレイしていくと、リズム感のない記者はあっという間にボロボロに……。音ゲーとして、しっかりリズムに合わせる必要があり、ゲームのクオリティも高いようだ。

流れてくるメンバーのアイコンをタップするとそれぞれのスキルが発動。ゲームを優位に進められる

ステージをクリアすると、獲得したスターに応じた「入手サプライズポット」と「ランククリア報酬」で新たなメンバーを獲得できる。同時に新たなステージや楽曲も開放され、プレイの幅が広がっていく。ちなみに同じメンバーの衣装違いバージョンも獲得できるので、思わずコンプリートを目指したくなるのだ。

ゲーム以外では、「叩いてかぶって勝負!」というガチャも特徴的。いわゆる「叩いてかぶってジャンケンポン!」で勝負し、勝ち進むと、より希少なメンバーが手に入る、という演出もアツい。

懐かしの曲から最新曲まで、東京ドームなどの大舞台でのライブも目の前で疑似体験できる「AKB48公式音ゲー」。やり込めばやり込むほど彼女たちと一緒に楽しんでいるような気がしてくるのだ。

AKB48のメンバーがハマるのも納得。ファンなら一度試してみては!?

(取材・文/週プレNEWS編集部)