もう今年も残すところあとわずか。あと半月もすれば、2015年の正月だ。正月といえば、年賀状! 今年も全国一斉に年賀状の引き受けが始まった。
15日には、東京中央郵便局のある東京・千代田区のJPタワーで日本郵便の「2015年用年賀状 引受開始セレモニー」が開催され、“年賀状親善大使”に任命された乃木坂46の秋元真夏(まなつ)、生田絵梨花、桜井玲香、白石麻衣、西野七瀬、橋本奈々未、星野みなみが晴れ着姿で登場。子供たちとの投函パフォーマンスや「最近、全然会えてない中学時代の友達に送りたい。普段、会えない人に届けられるのもいいなと思う」(秋元)など年賀状にまつわるトークを展開した。
今年の年賀状は、住所がわからない相手でもLINEを通じて送ることができたり、スマホで簡単にデザインできる「はがきデザインキット2015」など、さまざまなサービスがあるが、注目したいのが2015年の元日から期間限定(~31日)で配信される「乃木坂46ぐるぐるAR年賀状」だ。
この「乃木坂46ぐるぐるAR年賀状」は、スマホアプリ「ゆうびんAR」をダウンロードして年賀状の宛名面にスマホをかざすと、乃木坂46メンバーの晴れ着姿やら来年の干支である羊のコスプレ姿など全8パターンの“360°ARフォト”が浮かび上がるのだ。
お正月はメンバーと一緒に過ごせる?
早速、デモ機で試してみると、年賀状を回転させるか、もしくはスマホで回りこむことで、メンバーのアクションやメッセージが見ることができた。小さくなったメンバーが年賀状の上でぐるぐると踊ったり、雪景色の中、楽しげに遊んでいたりと、まるで妖精が戯(たわむ)れているかようで、いつもの姿と違ったかわいらしさが!! しかも、ずっと回転させていると、動画のようで見ていて飽きない!
さらに、そこまでサービスするか!と驚くのは、カメラ機能。手元に年賀状がなければ見られないはずが、カシャっと残しておけば、その姿も残しておけるのだからファンにとってはたまらないはず。接写も可能なので、推しメンをセンターにして撮影しておこう。
しかもBGMは、1月7日(水)リリースのニューアルバム「透明な色」に収録されている『自由の彼方』『革命の馬』の2曲をリリースに先行して採用。元日から思わぬお年玉がもらえたようで、いい新年をスタートできそうだ。
撮影では「360°撮影するので、アクティブなポージングをしていると、止まったまま回っていたのでバランスとか難しかった」(西田)そうだが、その苦労もあって高い完成度となった「乃木坂ぐるぐるAR年賀状」。ファンならずとも、年賀状を受け取る楽しみが増えそうだ。
(取材・文/週プレNEWS編集部 撮影/五十嵐和博)