フジテレビが新年早々、1月第1週の平均視聴率(12月29日~1月4日)で最下位になり大きな話題になったが、日本テレビはアナウンス部が慌ただしい。
発端となっているのは、裁判沙汰にまでなった女子アナ内定取り消し騒動。銀座クラブでのアルバイト経験を「清廉性がない」と問題視され、内定を取り消された東洋英和女学院大学の笹崎里菜さんが再び就業できるよう地位確認を求めた訴訟だ。
日テレは当初、争う姿勢を見せていたものの、1月7日の和解協議で譲歩。一転して採用される見込みとなった。同局の中堅局員が話す。
「アナウンス部の中でも笹崎さんの件は話題になっていて、一時期は『清廉性』という言葉が流行語になっていたみたいですよ。先日、新人の岩本乃蒼(のあ)アナがフライデーされたんですが、そのときも番組関係者などに『清廉性は大丈夫か?』なんてイジられていましたから。
それにしても、笹崎さんが入社して、なじめるか心配。しばらく腫れ物扱いになるのは間違いない」
そんななか、仲介役と期待されているのが、人気No.1の水卜(みうら)麻美アナだという。
「彼女は定期的に後輩アナを集め、自分の名前を冠した“ミト会”という懇親会を開いているからね。ウチのアナウンス部はゴリゴリの体育会系で正直、雰囲気があまりよくなかった。そんな空気をなんとか改善しようと、彼女が立ち上がったと聞いています」(前出・局員)
水卜アナのフォローにも期待、笹崎さんが笑顔でテレビ出演する日を心待ちにしたい。
●水卜麻美(みうら・あさみ) ミト会を主催する水卜麻美アナ。メンバーは徳島えりかアナや郡司恭子アナ、岩本乃蒼アナら若手アナが中心だが、先輩の桝太一アナら男性アナも参加することがあるという