交際を公言しているSEKAI NO OWARI(セカオワ)のボーカル・Fukaseときゃりーぱみゅぱみゅが13日、「ミュージックステーション」(テレビ朝日系、毎週金曜20時~)に出演。
セカオワの新曲『Dragon Night』では、Fukaseがトランシーバー型のマイクで熱唱、それが“ドラゲナイ”と聞こえることからネットでも拡散し、話題に。きゃりーもその後に発表した新曲PV『もんだいガール』で、Fukaseを意識したかのようなピンクのトランシーバーで歌う姿が見られたことから、番組共演で“Wドラゲナイ”なるかと期待されていた(ファンの間で勝手に)。
最近では小学生まで人気が浸透しているセカオワ、Mステを見たファンの小学6年生・ユカちゃんは言う。
「Fukaseはいつものトランシーバーだったけど、きゃりーは普通のマイク。Wドラゲナイが見られず、なんかガッカリ。それより出演時にFukaseが上唇を転んでケガしたらしく、傷テープしてたからそこばかりに目がいっちゃった」
また、セカオワの高校生ファン、カズキちゃんの反応はというと…?
「上唇の傷テープは痛々しかったけど、司会のタモさんとのMCで『Dragon Nightは(第一次世界大戦中にドイツ軍とイギリス軍の兵士間であったとされる)クリスマス休戦をキッカケに作った。敵味方関係なく盛り上がれるのをイメージした』と言っていて、すごく納得。見てよかったです」
この日、『Dragon Night』と共に新曲『ムーンライトステーション』もメドレー曲としてTV初披露。カズキちゃんは興奮気味に話す。
「『ムーンライトステーション』は、かぐや姫のことを歌ってるんだけど、Mステ後にジブリの映画『かぐや姫の物語』(日テレ系、21時~)も初放送されて。続けて観たセカオワファンは多いと思うしすごく良かった」
メンバーの恋愛事情にファンは?
一方、子供と一緒にMステを見ていたセカオワファンの主婦、サキさん(37歳)は、こんなヨコシマな目線でMステに注目していたという。
「タモさんがFukaseときゃりーのこととか、Saoriと若手俳優の路チュー報道をツッコんでくれるかと期待してたのに。そろそろ三角関係の恋愛商法的な話題作りもやめちゃう感じなのかな。そこも楽しみのひとつなのに!」
Saoriといえば、つい先日、女性週刊誌にポスト・向井理といわれている若手俳優との東京・蒲田駅周辺での夕食後に、メンバーが共同生活するセカオワハウスに共に向かう姿が写真報道され、これまた騒がせたが…。
「その女性週刊誌の記者は昨年2月にもSaoriと若手俳優が渋谷で深夜まで飲んだ後、路チューする姿を目撃しているとか。交際期間は2年にもなるそうで、昨年末の紅白歌合戦出演後も新年をセカオワハウスで祝うなどメンバーも公認のようですね」(芸能記者のH氏)
そもそもFukaseとつきあっていたとされるSaoriと、きゃりーの三角関係にファンはやきもきし、そこにこの若手俳優までからんだ熱愛騒動。先ほどの高校生ファン、カズキちゃんの反応は?
「メンバー同士が幼なじみで、シェアハウスで共同生活しながら音楽制作しているように、その繋がりは絶対なんですよ。だからメンバーにとっての恋人もそこに入り込めない人ではうまくいかないと思う。
その点、きゃりーはセカオワハウスに来た友達も含め10人分以上のカレーを作ってふるまう様子をTwitterでつぶやいたり、完全に馴染んでますよね」
ますます熱い“セカオ輪”
この意見に代表されるように、メンバーの固い絆、共同幻想を壊されたくない、壊す外的要素は認めないというのがファンに多い見解のよう。ではその若手俳優は?
「調べたら、美術館巡りに映画鑑賞に読書に英会話と多趣味。ライブの総合演出も担当する聡明なSaoriちゃんとも話が合いそう。きゃりーが作った10人分のカレーの中に、その若手俳優の彼も入ってたんじゃないかな♪」(カズキちゃん)
メンバー間の繋がりの強いセカオワは、ファンの間でも恋愛動向がナーバスに反響を及ぼす。Twitterでは“セカオ輪”とタグ付けされるなどしてメンバーの噂やファン間の思いをつぶやかれ、もちろんネット特有の“釣り”的なつぶやきも少なくないが、今回の件に対しては、
「Saoriさんまじか! でも、幸せだろうから応援する」、「少し複雑だけどSaoriちゃんには幸せになってほしい」、「深崎なくなって悲しい(※深崎=ファン間でFukase[本名=深瀬]とSaori[本名=藤崎]の恋人説から“深崎”などと呼んで盛り上がっていた)」、「私は中崎ラブだったのに?(※中崎=ギターのNakajin[本名=中島]とSaoriが作詞作曲する歌もあり、ふたりの仲の良さも噂されていた)」
…など微妙ながらも、ほとんどが応援あるいは好意的な意見のようですが。
FukaseときゃりーのWドラゲナイやSaoriの熱愛報道にしろ、今やファンのみならず影響力を増し、話題を提供する存在として目が離せないセカオワ。
ある意味、スキャンダルさえ活動の原動力に大きくなっていくというのもカリスマの常道だ。今年7月に開催される国内最大規模の日産スタジアムでのライブへ向け、子供から母親まで親子でハマる新規ファンも巻き込み、さらに“ドラゲナイ”現象は熱を帯びそうだ。
(取材・文/河合桃子)