初写真集『舞』が本日発売! 26歳、はじめて魅せた“美BODY”のすべてがここに!

昨年12月に衝撃のグラビアデビューを果たしたフィギュアスケーターの浅田舞。その集大成、キューバ、グアム、名古屋で撮り下ろした初写真集『舞』(3月23日発売)がついに刊行。その撮影秘話を大公開!

■はしゃぎすぎて、肩ひもが外れました!

―ついに写真集が発売されましたね。事前に予約される方もかなりいたみたいですよ!

 まさか出せるとは思ってなかったので、こんなに反響があるなんて驚きです。グラビアって男性だけが見るものだと思っていたんですが、女性の方からも「予約したよ!」って言われることが多くて嬉しいです!

―お気に入りの写真は?

 一枚には決められないけど、グアム編だと黒水着のシーンが思い出深いです。山奥の断崖絶壁での撮影で「グラビアってこんな過酷なの?」って思いました(笑)。

夕日を浴びて立っている写真があるんですけど、それは陰影の効果もあって腹筋がめちゃくちゃ割れているように見えるんです。もちろん撮影前にある程度、カラダを絞ったんですが、あれはバッキバキに写りすぎですよ~(泣)。カメラマンさんにもマネジャーさんにも「さすがアスリート!」って言われましたけど、女のコとしては複雑です(笑)。

―いや、アレがいいんじゃないですか! グアム編は日焼けした姿もカッコよかったです。

 私、ものすごく日焼けしやすいタイプで炎天下に30分いるだけで、真っ黒になっちゃうんです。だから、青水着の後に白水着を着たら、胸の横のあたりに白い日焼け跡がクッキリ写っちゃいました…。

普段は見せない“浅田舞”

―その写真、今週号の『週刊プレイボーイ』14号グラビアに載っているので読者の皆さんは要チェックですよ! 2回目のグラビア撮影で行ったキューバはいかがでしたか?

 ハバナ旧市街の雰囲気がすてきでした。普通に街中をクラシックカーが走っているんです。お店もホテルもレトロで、なんだか新鮮でした。キューバに着いたその日が、ちょうどアメリカと国交正常化交渉をする日だったらしくて、各国から報道スタッフがたくさん来ていてびっくりしました。

―その隣でグラビアの撮影をしたという(笑)。

 グアムの時とは違って、衣装を替えるたびに「今度はこういう表情で撮ってもらおう」って意識してました。ただ全力で笑顔っていうだけではなく。黒と赤のドレスのシーンでは、ステンドグラス越しに朝日や夕日が差し込んでいてすごくムーディな雰囲気だったので、自分でも表情を合わせました。普段は見せない“浅田舞”を出せたと思います。

―ハバナ市街だけでなく、海でも撮影しましたが、初めてのカリブ海はいかがでしたか?

 すごくのんびりとした雰囲気でした。海での撮影は2回目だったので少し余裕もありましたね。カメラマンさんを信じていれば、すてきな写真にしてくれるとわかっていたからかも!

―確かに、前回よりもリラックスしてるのが見ていてわかりました。特に、黒いワンピースの衣装が印象的でした!

 カメラマンさんに「気分はマリリン・モンローで」って言われて資料を見せられたんです。そのマリリンがすごくかわいくて。「とにかく思いっきりはしゃごう」と思い、全力で傘を広げてジャンプとかしてたら、衣装の肩ひもが外れちゃいました(笑)。だから、途中から肩ひもなしなんです。落ちないように手で押さえてました…。

―はしゃぎすぎですよ(笑)。でも、マリリン感は相当ありましたよ!

 そうですか? 仕上がった写真を見てもイメージどおりのマリリン感を出せたのでうれしいです! “和製マリリン・モンロー”になっちゃいました(笑)。

故郷・名古屋の撮影ではまさかの…

―地元・名古屋でも天真らんまんな笑顔を見せてくれましたよね。

 名古屋で写真を撮ってもらうのは初めてでした。すごく楽しかったです! 本当に素の自分を出せたと思います。

―20年ぶりに思い出の“富士山公園”にも行きました。

 富士山公園から“富士山”がなくなってましたけど(笑)。昔よく、お母さんが自転車で連れていってくれた公園だったので懐かしかったです。

―最初は別の大きな公園がその富士山公園だろうと思って車で向かっていたところ、途中で舞さんが「あっ、あの公園かも!」って気づいて奇跡的に見つけたんですよね。

 4歳くらいで引っ越してしまったんですが、なんとなく覚えていました。すごくないですか?(笑) 写真集のコラムページで幼少期の写真を載せているんですけど、そこにも実は富士山公園の滑り台が写っているんです!

―今回も、舞さんは無邪気に滑ってました!

 滑り台なんて滑ったの何十年ぶりですよ。氷の上ならよく滑ってますけど(笑)。

―(笑)。氷といえば、最近では子供たち向けのスケート教室をやったりしてますよね。

 小さい子供たちに教えるのがすごく楽しくて、自分の中で発見がありました。フィギュアスケートはもうやりたくないと思っていた時期もあったんですけど、スケート教室をやってみて「私って、やっぱりスケートが好きなんだな」って思ったんです。何事もやってみるべきですよね。

大御所・関根勤のアドバイスとは?

―今後はどんな活動をされるんですか?

 先日、大先輩の関根勤さんとお仕事をさせていただきました。関根さんはずっと私のことを気にかけてくださっていたらしいんです。先月、放送された『しくじり先生』も見ていただいて「すごい妹がいるから、つらい思いもしてるだろうなって思ってたんだよ」って声をかけてくださったんです。

それから「仕事について考える基準は自分が大変かどうか。楽にできるほうを選びがちだけど、大変な道を選んだほうが自分の未来にとってはいいと思うよ」とおっしゃっていて、心に響きました。

最近では演じるお仕事のお話もあるんです。でも、しっかりと勉強をしないと踏み出せない世界だと思ってためらっていたんです。今回、関根さんのお話をお聞きして背中を押されました。今後はもちろんスケートもやっていきますが、今までやったことがなかったお仕事のお話をいただけたら、前向きに考えてみることも必要かなと思ってます。

(撮影/熊谷 貫 スタイリング/安野ともこ[コラソン] ヘア&メイク/村上知久、yoco)

●浅田舞(あさだ・まい)1988年7月17日生まれ愛知県出身 血液型=B型 身長165cm○フィギュアスケート選手(女子シングル)。2003、2004年世界ジュニア選手権連続4位。2006年四大陸選手権6位。妹は同じくフィギュアスケート選手の浅田真央。長い手足を生かした優雅な演技が持ち味。アイスショーなどに出演するほか、スポーツキャスターとしてテレビでも活躍中。最新情報は公式ウェブサイトでご確認ください。【http://mai-asada.jp/】

★浅田舞写真集『舞』 3月23日発売!!B5判 128ページ 定価:1800円+税撮影/熊谷 貫 集英社刊http://wpb.shueisha.co.jp/2015/03/16/45178/

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