「歌うまアイドル」として知られてきたグラビアクイーン篠崎愛が、芸能生活10年目にしてシングル『A-GA-I-N』で4月29日に念願のソロ歌手デビュー決定!
発売中の『週刊プレイボーイ』15号で披露しているグラビアが卒業カウントダウンの見納め? 新たなスタートへの希望を胸に抱き、そしてファンたちの期待を背負いながら篠崎愛が現在の心境を語った!
■“グラドルの曲”とは思われたくない
―いよいよ、ソロ歌手としてデビューが決まりました!
篠崎 最高に嬉しいです。小さい頃からの夢だったので、とにかくわくわくしてます!
―所属していたアイドルユニットAeLL.が昨秋に活動休止したけど、ソロデビューを本気で意識したのはその頃からですか?
篠崎 そうですね。活動休止はソロ活動をするためだったんですけど、そこであらためて「自分は歌をやりたいんだ」と思って。暇さえあれば、ひとりカラオケに行って歌の練習をするようになりました。それこそ仕事の合間に1時間でもあれば行ってたし。
―地道に努力してたんですね。でもそのかいあって、今回の3曲は秀作ぞろいです。曲調もワン・ダイレクションのプロデューサーが手がけたパワーポップをはじめR&Bやピアノバラードなど幅が広くて飽きさせないですし。
篠崎 曲は自分でも選ばせていただいたんですけど、あえてバラバラにしました。ひとつのイメージに限定しないで、自分のいろんな面を見せたいと思って。
―初めてのレコーディング、緊張したんじゃないの?
篠崎 かなりしました。最初、うまく声が出なくて。レコーディングがすべて終わった後、別の日に最初に録った曲だけ録り直させていただいたくらいです。自分としてはそのテイクがどうしても気に入らなくて。
グラビアに割く時間がない!
―録り直し? レコーディングが終わったってことは一度OKが出たんでしょ。
篠崎 はい。なんか違うって。やるだけのことはすべてやったので、最終的には満足いくものができて本当に気に入っています。やっぱり、歌だけは譲れないっていうのがあって。グラビアアイドルがただ曲を出すだけみたいには絶対に思われたくないし。今までの自分とは切り離して聴いていただきたいんです。
―本気度が伝わってきますね。それだけにファンの中にはグラビアを卒業するのではと心配する人もいると思いますけど…。
篠崎 卒業はしないですけど、しばらくはライブをやったり音楽活動に多く時間を割いたりするからロケに行く時間がなかなかないんです。
―そんなにたくさん?
篠崎 だって新人歌手だから(笑)。今は音楽に集中して一生懸命やりたいんです。
―でも音楽から戻ってまたグラビアをやった時、ひと回りもふた回りも魅力的な自分がいるかもしれないですね。
篠崎 その時にまたみんなに喜んでもらえる自分でいられたらいいですよね。
―今回のグラビアはこれまでの活動を総括するような内容でしたけど、14歳の時にグラビアデビューして今年でちょうど10年目。自分の中で変化はあります?
篠崎 昔は極度の人見知りでした。それを考えると大人になったなと思いますね。
―そんなにひどかったの?
篠崎 デビュー作でフィリピンのセブ島に行って、写真集の撮影とDVDを撮ったんですけど、その時なんてムービーのカメラを回されても無言で。うまくできないから途中からイヤになっちゃって「撮影やるよー」って呼ばれても寝たふりしてました(笑)。
軟乳が自分ではイヤ!
―あははは。今からでは想像もつかないですね。
篠崎 あと、セクシーなポーズや表情も苦手でしたね。特に胸はコンプレックスだったから、胸を強調するポーズを指示されるのがすごくイヤで。これが自分の魅力なんだって、思えるようになったのは本当に最近です。
―バストは昔も今もグラビア界断トツの迫力ですよね。
篠崎 いえいえ。今回のグラビア見ても思うけどデカすぎですよね! もう少し小さくていいのになって本当に思う。理想はDカップです。
―え~。男性読者的にDは小さすぎない?
篠崎 十分です。それに前は胸も肌もハリがあったんですけど。最近、軟らかくなってきちゃって。それが自分ではイヤなんですよ。
―いわゆる軟乳ってやつね。
篠崎 本当に軟乳~。やっぱり痩せないとダメかなぁ。
―痩せないでくださいよ。胸も小さくなるし。
篠崎 いや、それが小さくならないんです。つながってないというか、ここだけ別の生き物なのかも。
―(笑)。ちなみに今回、気に入った衣装は?
篠崎 黒のコルセットかな。大人っぽいし、体を締め上げて痩せて見えるし(笑)。あと、チアリーダーとスク水。着るのは久々で「大丈夫かな?」って心配でしたけど、まだまだイケるなって(笑)。
―違和感はないよね。
篠崎 ありがとうございます。前はロリとか言われるのもダメだったけど、今はすごく嬉しい。おばあちゃんになってもチアスタイルやスク水が似合う女性でいたいです(笑)。
幸せのシンボル“おっぱい天使”
ー最後に今後の目標は?
篠崎 天使になりたいです!
―は……? 天使ですか?
篠崎 そうです!
―そういえば、今回の歌手デビューにあたって、プロモーション用に自分で「おっぱい天使」ってアーティストロゴを描き下ろしてましたね。あれのこと?
篠崎 そう。おっぱい天使(笑)。「篠崎愛で癒やされた」っていろんな人に言われたいというか。幸せのシンボルになる。それが目標です。そのためにも今はソロ歌手という新しいスタートを切って前に進んでいきたいと思います。
(取材・文/大野智己 撮影/関根和弘)
●篠崎愛(しのざき・あい) 1992年2月26日生まれ東京都出身 血液型=A型身長160㎝ B87 W60 H88 デビューシングルCD『A-G-A-I-N』はプライベートレーベル「L’s Shit recordings」より4月29日(祝・水)に発売予定(4月15日よりデジタル配信も開始)。収録曲は英国のバンド、ワン・ダイレクションも手がけるプロデューサーによる表題曲をはじめ、主演映画『東京闇虫パンドラ』の主題歌となった『Rainy blue』、映画『モテキ』で知られる人気ロックバンド女王蜂の“アヴちゃん”こと薔薇園アヴの作詞・作曲による『微熱案内人』の3曲を収録。なお、ジャケットはリード曲『A-G-A-I-N』の内容ともリンクしており、「殻を破り新しい自分になること」をテーマに制作された。 そのほかの詳細はオフィシャルブログでチェック。【http://ameblo.jp/oshino-ai/】
■週刊プレイボーイ15号「表紙の美女スペシャル 篠崎 愛」より