昨年行われた「第2回かわいすぎる女芸人No.1決定戦」で優勝した鈴川絢子ちゃん

テレビじゃ見なくても、SNSの世界じゃ超有名人! そんな「SNS美女」たちを直撃する連続インタビュー第四弾は、YouTubeで鉄道動画を配信する鈴川絢子ちゃん。

実は彼女、昨年行なわれた「第2回かわいすぎる女芸人No.1決定戦」で優勝した、よしもと所属の芸人なのだ。現在、よしもとが運営するYouTubeの動画ネットワーク「OmO」に参加しており、不動の人気1位を維持している。

その芸人らしからぬルックスと癒し系動画のウラ側を明かしてもらった!

* * *

―いやー、かわいい! 芸人というよりは、まるで妖精のようです。

鈴川 いえいえいえいえ(笑)。実は私、舞台にもあまり出てなくて、若手芸人らしい活動はほとんどやってないんですよ。YouTubeでもネタ動画じゃなく普通に鉄道を見にいったり、おもちゃのプラレールの動画をアップしてますから。

―確かに、そう言われなければ芸人の作った動画とは思えませんよね。

鈴川 そこが人気の秘訣かな、と自分では思ってます(笑)。“鉄道芸人”というよりは“鉄道のお姉さん”的な感じですね。

―芸人になる前から動画配信をしていたの?

鈴川 はい。大学に入った頃から「ゲーム実況」をやってました。2009年頃、TVゲームをプレイする様子を配信するゲーム実況がブームになってたんです。私もゲームが好きだったので『バイオハザード4』とか『ファイナルファンタジーVII』のプレイ動画をニコニコ動画にアップしてました。

相方の夢は“パフィーになること”だった?

―反応はあった?

鈴川 結構あったんですよ。ひとつの動画につき10万回再生とか。

―すげー! 顔出しありで?

鈴川 いえ、なしです。声とゲーム画面だけで。ひとりでぼそぼそ言いながら孤独にゲームをしてる感じが自分の性格に合ってたみたいです(笑)。今でも人見知りで、大きい声とか出されるのが苦手なんですよ。

―ますます芸人っぽくない…。どうしてお笑いの道に?

鈴川 大学で音楽の勉強をしてたんですが、そこで後にコンビを組む相方と出会いまして。とにかくふたりでいるのが楽しくて、このまま一緒に何か面白いことがしたいと思ったんです。それで大学をやめてNSC東京(よしもとのタレント養成所)に16期生として入学しました。

当時から相方とは、芸人らしくネタをやっていくというよりは自分たちの好きなことをしていきたいねって話してました。相方の夢は“パフィーになること”だったんです(笑)。相方と組んでたF2というコンビは今年、解散してしまったんですが…。

―それは残念…。相方さんも鉄道好きだったんですか?

鈴川 いえ、相方は鉄道が嫌いだったんですよ(笑)。私が“鉄”を押し付けすぎたので。京都まで行くのにわざわざ各駅停車に一緒に乗せたり(笑)。

―絢子ちゃんはどうして鉄道好きになったの?

鈴川 小さい頃からプラレールで遊んだり、乗り物が大好きだったみたいなんです。母親がJALの客室乗務員だったこともあって、旅行に行く機会も多くて。地方の電車もよく乗ってました。

装備にロケハンまで本気すぎる!

―鉄道好きになる環境が整っていたんですね。

鈴川 ただ、意識的に鉄道に乗るようになったのは中学生になってからですね。中2の時、京浜急行で使われてたドレミファインバーター(動作音を「ドレミファ…」の音階で鳴るようにした特殊なインバーター)を知って衝撃を受けまして。「鉄道って、なんてエンターテインメントしてるんだ!」と。

それから身近な京成線や京急線に乗りに行って、モーター車の音を楽しんだり、運転席の後ろにへばりつきで軌道を眺めたりしてました。ただ、当時は女のコの鉄道好きが珍しい時代だったので、自分ひとりの楽しみとして乗ってた感じですね。

―それが今やYouTubeでの活動につながっていると。

鈴川 そうですね。“乗り鉄”とか“音鉄”とかいろんなジャンルがありますけど、言ってみれば私は“生配信鉄”ですね。全国各地の鉄道を見にいって、ニコニコ動画で生配信してます。

今、YouTubeで上げてる動画の中にも生配信した映像を編集してアップしたものもあるんです。

―生配信はどんな感じでやるの?

鈴川 映像はイオス70D、音声はワイヤレスマイクで撮って、ライブシェルっていうプロ仕様の配信機器とMacのノートブックで配信してます。Macは配信用とコメント用みたいに分けてて、計3台で回してますね。

一番重要なのは電波。場所によって繋がりやすいキャリアが違うので、ドコモとかワイマックスとか4台ほど契約してます。

―装備がすごすぎる!

鈴川 生配信中に「やってみたらうまくいかなかった」で中止するのが一番怖いのでロケハンも必須ですね。丸一日かけてやります。

彼女からの残念すぎる告白

―それだけのことをひとりで…。

鈴川 旦那がいるので、旦那と一緒にやってます(笑)。

―あ、そっか! ここで読者の皆さんに悲しいお知らせですが、綾子ちゃんは既に結婚しており、息子さんもおられます。

鈴川 そうなんです。だから今や、私も“ママ鉄”なんですよ(笑)。私のYouTubeアカウントの登録者も半分以上が子持ちの女性。ちっちゃいお子さんに鉄道動画を見せるために登録してくれてるんですね。プラレールの開封動画とかは、ちっちゃい子たちがすごい見てくれてて。

―あの芸人らしからぬ癒し系の動画は、お子さん向けだったとは! では最後に、SNSを使って今後やってみたいことはありますか?

鈴川 鉄道って、粋(いき)な仕掛けがたくさんあるエンターテインメントなんです。だから、海外の方に日本の鉄道の面白さをもっと紹介していきたいですね!

(取材・文/西中賢治 撮影/髙橋定敬 撮影協力/鉄道居酒屋『LittleTGV』)

●鈴川絢子(すずかわ・あやこ)1991年3月25日生まれ、千葉県出身。特技はエアトレイン(鉄道の音真似)。YouTubeで鉄道動画を配信するほか、鉄道知識をいかしてイベントなどに出演。YouTubeチャンネル【https://www.youtube.com/user/suzukawaayako】ツイッター【https://twitter.com/kinokostar_suzu】ニコニコチャンネル【http://ch.nicovideo.jp/suzukawa