人気アナウンサーになると、フリー転身の噂が絶えないが、現在、テレビ局関係者が熱視線を送る女子アナがいる。
フジテレビの加藤綾子アナ…ではなく、その後輩の山崎夕貴アナだ。キー局の局員が話す。
「彼女は『エビフライを作っていたら燃えたことがある』といった自虐的なトークで笑いが取れるし、こう言ってはあれですが正統派美人じゃないのもいい。女性に対してイヤミじゃないので、とにかく好感度が高いんです。今のTVでは欠かせない女性票を多く持っている稀有(けう)な女子アナなんです」
また、バラエティ番組を多数手がけるディレクターは彼女の魅力をこう説明する。
「性格的に思い切りがいい。『ダウンタウンなう』で共演者に“ピー音が入るから放送禁止用語を言え”と命じられた時、彼女は平然と言いのけていましたし『ワイドナB面』ではビートたけしを目の前にしてコマネチを披露していました。肝っ玉が据わっているから見ているほうも清々しく感じるんですよね」
そして何より、彼女が評価されているのは他でもない、アナウンス力である。キー局の中堅局員が語る。
「原稿読みや番組進行が圧倒的にウマい。出演者に芸人が多ければ自らボケていき、マジメなパートではしっかりとした声で原稿を読み上げる。カトパン以上の万能型で、どんな番組でもハマるはず。もし彼女がフリーになったら真っ先に手を挙げたい」
果たして本人はいつ決断するのか――。
●山崎夕貴(やまさき・ゆき) 1987年8月4日生まれ、岡山県出身。岡山大学経済学部卒業。2010年フジテレビ入社。学生時代は街の親善大使である「第25代倉敷小町」として活動をしていた。現在は『めざましテレビ』『ノンストップ!』などに出演中