キミは「清 竜人25(きよしりゅうじん・トゥエンティーファイブ)」を知っているか!?
2009年にシンガーソングライターとしてデビューし、”神の声”との評判を受け活動を続けていた清 竜人が、なんと現在、一夫多妻制アイドルというコンセプトの元、清(きよし)性を名乗る第1夫人から第7夫人までの女子メンバーからなるアイドルユニット、「清 竜人25」を結成していたのだ。
これだけでもインパクトは絶大だが、5月27日に開催された清竜人バースデーイベント「清 竜人ハーレム フェスタ2015 Vol.4 バースデー パーティー2days」では、なんとなんと第5夫人の妊娠を公表!
その第5夫人・清 菜月(きよし・なつき)は「今後は育児に専念し、アイドル活動を休止」するという。そもそも何人もの夫人がアイドルということも??だが、”恋愛禁止”の不文律(ふぶんりつ)を持つアイドルの世界においてさらに革命的?な発表を行なったワケなのだ。
さらに、5月28日にリリースされたばかりの新曲のタイトルが『Mr.PLAY BOY...?』だというし、これは”プレイボーイ”誌として、もう何がどうなっているのか本人たちに聞くしかない!
ってことで、第5夫人の活動休止にともない、第7夫人として新メンバーになった清 優華(きよし・ゆうか)と第6夫人の清 可恩(きよし・かのん)にも同席してもらい、その真相を聞いてきた。
* * *
―このたびは夫人がご懐妊ということで…まずは、おめでとうございます。
竜人 ありがとうございます。
―おめでたい報告だとは思うのですが、ファンはどう受け止めたらいいのでしょうか…。
竜人 とりあえずは、家族が増えたってことで。
―夫人としては、今回のご懐妊をどう受け止めているのですか?
可恩 私は今のところ一番年下なんですけど、もしかしたら超年下のメンバーが増えるかもしれないなって。そうなったら嬉しいです。
苗字が清になった少女たち、ご両親の反応は!?
―えっ、子供も加入してファミリーユニットになる可能性も!? ところで、竜人さんはソロ活動の時、いろんなところで「インタビューが嫌い」とおっしゃっていましたよね。
竜人 ひとりの時は嫌いですね。ただ「清 竜人25」は他にメンバーがいるっていうのもありますけど、このプロジェクトについては話すことがたくさんありますから。
可恩 とはいえ、ライブのMCとかで一切喋らない竜人くんもクールでカッコイイですよ。竜人くんは照れ屋なんです。この前も別のインタビューで昔の自分のことを聞かれた時、「もう次の質問にして」って、すごい照れてました。
―夫人を6人も連れて「ハーレム フェスタ」とか「バースデー パーティー2days」とかのライブをやる男のどこが照れ屋だっていうツッコミもありますが!
竜人 あははは!
―新婚の優華さんとしては、こうやって先輩夫人たちがイチャイチャしているのを見て、どうですか?
竜人 優華とは、まだ10回も会ってないからね。
優華 5回くらいかな。でも本当に竜人くんは照れ屋さんなので、きっと私ともこれからちょっとずつ仲良くしてくれるんだと思います。まだライブでも1回しか一緒にステージに立っていないので。
竜人 あれが”結婚初夜”みたいなもんやな。
―”結婚”するにあたって、親御さんにはどう説明したんですか?
優華 結婚して名字が「清」になるって言ったら、最初お父さんは淋しそうにしてました。けど、竜人くんの曲をたくさん聞いて、「彼はすごい人だなぁ」って。今では家族みんな竜人くんのファンです。
―可恩さんも親御さんに報告はしましたか?
可恩 ママに「結婚してアイドルになる」って言ったら、キョトンとしてました。結婚した時、私はまだ18歳で高校に通っていたので、まさかですよね!
女のコは男に見せる表情が一番カワイい
―夫人の皆さんは「清 竜人25」のコンセプトについて、どういう説明を受けたんですか?
可恩 とりあえず竜人くんと結婚するからイチャイチャしてねって(笑)。竜人くんからは「僕と楽しいことしよう」って。
―ナンパの口説き文句じゃないですか! 仕事しながらスケベを楽しめるなんて!!
竜人 そうですね(笑)。もともと音楽にしても映画にしても、女性ものしか聴かないし観ないんですよね。女性ミュージシャンや女性監督の作品ばっかりです。だから、こういう取材も女性のインタビュアーのほうがいいです。
―あ…(インタビュアーは思いっきり野郎記者)。
竜人 あははは!
―気が利かなくて申し訳ないですが、最新シングルのタイトルが「Mr.PLAY BOY...?」ということで、これはぜひスケベな「週プレ」読者にも聴いてほしいなと。
可恩 そうですね。だって、曲の出だしから私たち夫人が<Yo Yo スケベ スケベ 電光石火のスケベ スケベ>って歌うし、その後も繰り返し「スケベ」が出てくるんです。
優華 こんなにたくさん「スケベ」を歌うなんて、「清 竜人25」じゃないとできないよね。
―とはいえ、夫人たちにも当然ファンがいるわけで。竜人さんとイチャイチャすることに対してはどう捉えていると思いますか?
竜人 もちろん、カワイく踊っている女のコが好きでライブに来てくれるファンの方もいるとは思いますけど、たとえば映画でも好きな女優さんのラブシーンが見たいって欲あるじゃないですか。感覚としてはそういう方向性なのかなって。
可恩 私たちも少女漫画の物語の中にいるみたいな感覚です。ちゃんとフィクションだとわかった上でやっているので、アイドルとして悩ましいみたいなことはないです。
優華 ちゃんとコンセプトをわかって、お客さんも一緒にドキドキできるのが魅力なのかなって。
可恩 男の人と女の人が一緒にいると、それだけで何か生まれるものがあるというか。女の人がいることによって男の人がよりカッコよく見えたり、男の人がいることによって女の人がよりカワイく見えたり。
セクシー女優のあのコがお気に入り…って大丈夫か!
―男性の存在を排除していく方向が主流のアイドルシーンにおいて、イチャイチャすることで女性の魅力を引き出すという演出はある意味、新鮮です。
竜人 だって、女のコは男に見せる表情が一番カワイいじゃないですか。
―近年、女性の権利意識が高まっていることを考えると、このプロジェクトに社会性を読み込む人もいるのでは…。
竜人 たまに結婚制度やらに対する社会風刺だとかって言う人もいますけど、全然そんなんじゃないですよ。時代性とかはまったく意識していません。やりたいことをやったら自然とこういう形態になっただけです。
―ちなみに夫の前で聞くのもなんですが、おふたりはどんな男性がタイプですか?
可恩 え!? 私の好みですか? 旦那の前で!? えーっと…旦那には言ってないですけど、いわゆるロールキャベツ男子が好きです。見た目は草食だけど中身は肉食、みたいな。
竜人 へぇ~。
優華 私は変わった男の人が好きです。だから竜人くんがど真ん中!
竜人 第7夫人、いいね(笑)。
優華 恥ずかしい…。
―竜人さんは、グラビアアイドルとかはあんまり興味ないですか?
竜人 そんなにないですね。あ、でもこの前「DMM.R18アダルトアワード 2015」というイベントに出たんですけど、そこで一緒だったAV女優の天使(あまつか)もえさんはお名前を知っていたので、最優秀新人女優賞をとった時は盛り上がりました。
―なんだ、結構そっちもお好きなんじゃないですか!
竜人 ちなみに、可恩は大の巨人ファンなんです。
可恩 阿部慎之助選手が大好きなんです。あ、もちろん竜人くんも大好きですよ(笑)!
優華 私は竜人くん、ひと筋です。
竜人 やっぱ、第7夫人いいね!
* * *
記者が興味を持ったきっかけは、その「DMM.R18 アダルトアワード 2015」にゲスト出演した「清 竜人25」のパフォーマンスを観たことだった。一流のサウンドとキレキレのダンス、ミュージカルのような演出に度肝を抜かれ、もう、とにかく楽しそうだった。
それもそのはず、彼の類い希(まれ)なる音楽的才能に”モテたい”という欲望が追加されたものが「清 竜人25」だから…。
奇異をて衒(てら)ったユニットと思わせる話題性だけじゃない、これからますます大注目の「清 竜人25」をライブで目撃してほしい!
(取材・文/おぐらりゅうじ 撮影/下家康弘)
夫 清 竜人(きよし・りゅうじん)1989年生まれ。大阪府出身。2009年にシングル「Moring Sun」でシンガーソングライターとしてデビュー。「神の声」を持つ天才アーティストとして注目を集める。声優の「堀江由衣」や「でんぱ組.inc」などへの楽曲提供を行なっている。2014年、『Will You Marry Me』で一夫多妻制アイドル「清 竜人25」としてデビュー
第6夫人 清 可恩(きよし・かのん) 1996年生まれ。メンバー最年少ながら、はきはきしゃべれるしっかり者。幼稚園の頃から夢はアイドルで、ジャイアンツの阿部慎之助選手が大好きな巨人女子
第7夫人 清 優華(きよし・ゆうか) 1993年生まれ。癒し系担当。5月18日のライブで竜人氏との”結婚”が発表された新夫人。好きな男性のタイプは「変わった人」で、竜人氏のことがドストライクみたい