今年4月、TV番組『ロンドンハーツ』のドッキリ企画“マジックメール”のトラップガールとして平成ノブシコブシの吉村崇を誘惑し「トップレベルにカワイイ」「あのカワイすぎる女のコは誰?」など話題を呼んだのが松本愛だ。
日本人の父とフィリピン人の母を持つ彼女はファッション誌で活躍する人気モデル。高校2年の時に『Popteen』でデビューし、同世代の女のコたちから絶大な支持を得ている。
そんな彼女を発売中の『週刊プレイボーイ』28号では「カワイイことは罪である。」というタイトルで6ページにわたりグラビア掲載。いつも電車の中で出会うカワイイ女のコというイメージで登場する松本が、B80W56H85という見事なプロポーションのボディを鮮やかに魅せている。
先日には『週刊ヤングジャンプ』の読者投票企画「世代最強決定戦」でもグランプリに輝くなどグラビアでも注目を集める彼女。その素顔は一体、どんな女のコなのかーー。インタビューで相対したカワイらしい笑顔の下に意外な素顔が!?
―週プレのグラビア、よかったですよ!
松本 わ~っ、嬉しい~! ありがとうございます~!
―「いつも通学途中で見かける女のコ」を彷彿させるキャラで。見ていて甘酸っぱい気持ちになりました。
松本 カメラマンさんが考えてくれたんです。私、グラビア経験が浅いんで、設定があったほうがやりやすいだろうって。よかった!
―普段のモデルの撮影と違って、恥ずかしさもあった?
松本 それがすごく楽しくて。スタッフさん全員優しいし、至れり尽くせりだし。もう、こんな私にありがたし!って感じです。
―ありがたし!って…侍じゃないんだから(苦笑)。
松本 あははは。あと、今回のタイトルもめちゃ気に入ってます。
私の中学の卒アル、見ます?
―「カワイイことは罪である。」と。まぁ普段、言われ慣れてるでしょうけどね。
松本 いやいやいや(笑)。どっちかっていうと、私、イジられるキャラなんで、そんな風には言われないんですよ。今回、カメラマンさんが撮りながらカワイイね~って連発してくださったんですけど、そのたびに「えっ、私が?」って。すごくドキドキしちゃって。
―とはいえ、先日の『ロンドンハーツ』に出演した時はOA後、ネットで「カワイイ~!」って声が殺到してたでしょ?
松本 普段、女子って感じじゃないのに、あの時はなぜかスイッチが入りましたね。名前を呼ばれて、壁から「ぴょこ♪」なんて顔を出したりして。たははは。
―ノブコブの吉村さんもまさかトラップガールだとは思わなかったでしょうね。もう、小悪魔そのもの(笑)。自分でもイケてるぞって?
松本 いやー、私、高校デビューだし、決して思わないですね。
―え、高校デビューって?
松本 高校に入るまでめっちゃ地味で。中学では美術部で絵ばかり描いてたし、乙女ゲームや少女マンガに夢中だったし。私の中学の卒アル、見ます?(携帯に入ってる昔の写真を取り出す)
―えっ! これが松本さんですか?
松本 ガチ、私です。ビン底のメガネもかけて、ふっくらしてました(笑)。男のコから一回も告白されたこともなかったです。
―それがこんなカワイイ女のコに変貌したのは?
松本 少女マンガで、メガネを外したらすごくカワイくてモデルになっちゃったみたいな話があるでしょ。あんな風に自分の人生を変えたいなって思ったんです。
それでまず制服のカワイイ高校を選んで。毎朝6時に起きて1時間、化粧をして、カワイイ制服姿で学校に通ってました(笑)。それで、わりと変われたというか。
―マンガそのものじゃないですか! それで男のコにもモテだしたと。
松本 上級生が私をわざわざ見に来たり、可愛いって噂が出たり。おっ、ミラクルが起きたぞ!って思ってましたね。たはははは。
人生初の彼氏が! きゃ~っ、青春~
―ついに告白されまくり、と。
松本 それほどでもないけど、人生初の彼氏ができました! 2つ上の先輩なんですけど一緒にプリクラ撮ったり、フードコートに行ったり。あと制服で帰ったり。きゃ~っ、青春だな~(笑)。
―乙女かよ!(笑) モデルも少女マンガのキャラみたいになりたくて始めたの?
松本 はい(笑)。特に当時は舞川あいくさんってモデルが好きだったんで、彼女が出てる『Popteen』のオーディションに応募して3回目で受かりました。それから毎日が本当に変わったというか。同世代のコもいて楽しかったですね~! 撮影はもちろん、夏合宿をみんなでやってバンジージャンプを飛んだりとか。
―え? なんでまたバンジーを?
松本 『Popteen』って、おしゃれな撮影だけじゃなくて、ドッキリ撮影も好きなんです(笑)。私は20分くらいかけて、えいやっ!って、やっと飛んだんですけど、もう大泣きでした!
―あははは。でも普通の高校生じゃ経験できないことばかりで。すごい財産だね。ちなみに休日はどう過ごしてるの?
松本 それが地味すぎて! 寝だめするかマンガを読むか、DVDを垂れ流すかで…。あまりに家から出ないからマネージャーさんに「公園でも行って走ってきなさい」って言われちゃうくらい。
―走ってこいって(笑)。いわゆる干物女みたいな感じ?
松本 まさにそう! 家にいる時は完全に干物女です。髪を無造作に結んでメガネをかけて、ずっとパジャマで過ごすみたいな。
―せっかく華やかなモデルさんのイメージを手に入れたのに!
松本 本当にそうなんです。ジミー(地味)で干物で。ファンの方は信じてくれないんですけど、いやいや、こういうキャラなんで。あ、そういえば最近、ワンちゃんを飼い始めたんですよ。ず~っと欲しくって! 最近は一緒にドッグカフェに行ったりしてますね。
好きな男性キターっ!
―そんな松本さんの好きな男性のタイプは?
松本 好きな男性キターっ!
―キターって(笑)。
松本 最近、よく聞かれるんですよ。でも結構、悩む質問で。う~ん。やっぱり年上がよくて、仕事を真面目にやる人で。見た目はちょっとチャラそうな人とか好きですね。乙女ゲームだとそういう人から攻略していくんで(笑)。あと痩せてて色白で、どこか病弱そうで。それでメガネをかけてる人とかも好きかな~。
―ディテールが細かすぎ(笑)。理想のデートは?
松本 映画館を見に行ったり、お互いの家でゲームやったりマンガ読んだり。あと、近場をぶらぶらと散歩したり…。なんでもないことを一緒に楽しみたいです。なんか、地味ですみません(笑)。
―ははは。では最後に、今後やってみたい仕事は?
松本 モデルのお仕事はずっと続けていきたいんですけど、いずれはお芝居にも挑戦してみたいなって思います。
―やってみたい役柄なんてあります?
松本 ヒロインの恋のライバルになる女のコですね。ヒロインが好きな男のコに声をかけたりとか、恋の邪魔をするんだけど、可愛くてなんとなく憎めない女のコというか。
―まさにトラップガール、やっぱ小悪魔キャラじゃないですか!
松本 そうかも。そういうひと筋縄ではいかない役をやりたいですんですよね。だからお芝居はもう少し大人になってから、しっかりとやりたいなと。うふふふ。
―またみんなが松本さんのカワイさに振り回されちゃうわけですね。本当に罪な女のコです(笑)!
(取材・文/大野智己、撮影/矢西誠二)
■松本 愛(MATSUMOTO AI) 1994年4月5日生まれ 埼玉県出身 身長163cm B80 W56 H85 血液型=O型 ○ファッション誌『Ray』『LARME』『Popteen』などのモデルとして活躍し絶大な支持を集める。松本愛プロデュース商品も多数発売中。舞台『ヴァンパイア騎士(ナイト)-Revive-』が東京・あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)にて7月1日(水)~5日(日)公演予定。その他、最新情報は公式ブログにて 松本愛の電子写真集『カワイイことは罪である。』配信中。