常にフリーアナ転身が噂されているカトパンこと加藤綾子アナ(フジテレビ)。
週刊誌などの報道を見ると、「フリーになれば年収1億円は確実!」といった景気のいい記事を目にするが、果たして実際はどうなのか。
「絶対に局アナのままのほうがいい」
そう話すのは、民放各局でバラエティ番組を多く手がける放送作家だ。
「今はフリーアナが飽和状態。元フジの高島彩アナ、元TBSの小林麻耶アナといった一時代を築いたレジェンドクラスがゴロゴロしていますから。確かに退社直後は仕事が増えるでしょうが、それが長く続くとは思えない」
芸能プロ関係者も彼女がフリーで成功するか懐疑的だ。
「もしカトパンが辞めれば、フジ系のキャスター事務所『フォニックス』に所属することが濃厚。他局の番組にも出演できるのですが、やはりフジが最優先になる。ただ、視聴率が低迷するフジの現状を見る限り、この先、ギャラのかかるフリーの仕事が減っていくのは明白でしょう」
そうした意見を踏まえ、フジのベテラン局員はこうアドバイスする。
「フリーアナとして長く活躍するには、やはり報道をやらないといけない。『めざましテレビ』をあと1、2年で卒業し、報道番組に転向。その後、結婚して子供を産み、キッチリ産休を取ってからフリーになる。だから、あと5年は局アナとして頑張ったほうがいい」
カトパンはどのような決断をするのか―。
●加藤綾子(かとう・あやこ) 1985年4月23日生まれ、埼玉県出身。国立音楽大学卒業。2008年にフジ入社。現在の担当番組は『めざましテレビ』『ホンマでっか!?TV』など。