グラビアはもちろん、最近は女優としてドラマ出演するなど活躍の場を広げる中村静香が24日、初主演作となったドラマ『敏感探偵ジャスミン~熱海小説家殺人事件~』のDVD発売イベントに出席した。
今作は中村の演じる新人探偵・ジャスミンが、熱海に住む官能小説家の殺人事件を解決するミステリー作品。監督の入江悠からは、参考作品としてアガサ・クリスティの名作『名探偵ポワレ』を挙げられたというが、内容はお色気シーン満載!
まず、ジャスミンの持つ特殊能力がすでに官能的だ。その能力とは事件に関わる人物や遺留品に触れると、体に快感が走る“体感センサー”なのだが、それを発動している様子はというと、はっきり言ってしまえば、喘いでいるよう…。敏感探偵だけに「あぁ~ん」と悶(もだ)えながら昇天し意識を失うのだが、そうとしか見えません!
本人曰く、監督から「(『ドラゴンボール』の孫)悟空が月を見た時に巨大猿に変身する感じ」と言われたそうだが、なんのことやら? 「そこが一番難しくて何十回もリテイクしたんですけど、実際はかなり違う感じ。声ばかりセクシーになってしまった(笑)。でも監督には『日に日に感じ方がうまくなっている』と言われました」と自身でも暗にいやらしさを匂わせている様子。
さらに、浴衣の胸元を自らはだけさせ、谷間を見せ誘惑する場面も見どころのひとつだが、Fカップのバストを見せつけながらチラチラそそる視線に、ドキッとすること間違いないハズ。
それについて中村は「プライベートでやったことなんてないです! あれが初めてのお願いですね(笑)。それも入江さんのイメージがあったようで、2,3回テイクを重ねたんですけど、これはグラビア魂だと思って恥ずかしがらずに頑張りました」と、渾身の誘惑シーンであったことを告白した。
おのののかと入浴シーンも
それだけではない。ジャスミンとともに事件解決に挑むペガサス(役・深水元基)とオリオン(役・西郷豊)は「おっぱい」を連呼し、果ては中村の前でなぜかSM的プレイを披露する(もちろん男同士で)変態っぷり…。
しかし、そんなはっちゃけた内容でも「私自身は面白がってみていました。入江さんワールド全開だなと思って」と中村にとっては楽しい現場だったそう。
また、グラビアファン必見の入浴シーンには共演で人気グラドルのおのののかも登場。「グラビアはお互い雑誌などで見慣れているけれど、バスタオル1枚というのは恥ずかしかったです」と裏話を明かした。
イベント後半はファンも交えてトークショーを開催。ドラマでは中村が歌やダンスも披露しているが、実は2003年に結成された「美少女クラブ21」(翌年「美少女クラブ31」に名称変更後、現在は活動休止中)に所属、『Da Di Da☆Go! Go!』でデビューしている中村。ファンに「私の素晴らしい歌唱力どうでしたか?」と問いかけるも、なぜか会場からは笑いが…。
「ここで笑うってことは、素晴らしいって思ってないってことですね。いや~、ペガサスとオリオンがいたから私の歌声なんて中和されてよかったもののレコーディングでは多大なご迷惑をおかけしました。この時、入江さんの顔怖くて見れなかったですもん(笑)。ホントに申し訳ない気持ちです」
と自虐ネタでフォロー、「な~んでこういうお仕事ばかりるくるんだろう(笑)」と会場の笑いを誘っていた。
名作を参考にしたとは思えないようなセクシー満載のコメディミステリー作。そのうえDVDに収録されたメイキングでも入浴シーンが満載だそう。深夜にひとりで観るにはぴったりかも?
(取材・文・撮影/週プレNEWS編集部)