お肌は真っ黒でも、手のひらは意外と白かった松崎しげるさん

日本記念日協会の発表によりますと、なんと９月６日が“松崎しげるの日”に認定されたそうです。

理由は、“褐色の肌と９６（クロ）の語呂合わせ”とのことですが、そんな松崎しげるさんのお肌のメンテナンス方法とは？

前回記事「松崎しげるが“企業努力”と語る、黒さの秘訣」に続き、後編！

―常に日焼状態ですが、肌トラブルとかないんですか？　皮がむけたり…。

松崎　オレ、中２で皮がむけたからね…って、そりゃ違うか（笑）。でも日焼けで皮がむけるタイプじゃないし、７年前にＴＶ番組でシミの数をＸ線で測定したら、なんと１個しかなくて。普通は４０～５０個あって当然みたいなんだけど。今年４月に調べてもらった時も３．５個だった。

―肌のメンテナンスは？

松崎　何もしてない。いまだに石鹸でガーッて顔を洗ってるだけだから、もともと肌が強いんだろうね、きっと。

―すると、皮膚科の世話になるようなことも…。

松崎　一回もない。

―じゃあ、日差しを浴びすぎて熱中症になったことは？

松崎　それは人生で一回だけある（笑）。パプアニューギニアでロケをしていた時、現地の野郎どもと遊んでいたわけ。で、ホテルに帰ったらカラダがなんか重くて。熱中症だって言われて、もうグッタリ。だから、日焼けをする時はちゃんと水分を補給して、ほどほどにしろよな。

そもそも焼く理由とは？

―ちなみに松崎さん、すごく根本的なことを聞きますが、そもそもなぜそんなにストイックに焼いてるんですか？

松崎　なぜって、ほら、漁師さんの浜焼けした肌って、めっちゃ惚れるじゃん？　真っ黒で顔中シワだらけになってるんだけど、そこに生き様が表れてるんだよな。男の美学ってそういう部分じゃないかと思うんだよね、オレは。

―美学ですか。

松崎　でもまあ、小学校から高校まで野球漬けの日々を送っていたので、ガキの頃から真っ黒だったって話。ただ、芸能界に入って、歌番組で他の歌手と共演したＶＴＲを見た時はビックリしたよね。

「オレ、こんなに際立って黒いんだ」って（笑）。ディレクターからも、しょっちゅう「松崎くんさ、肌の色が黒すぎるから白い歯を出してないと笑ってるのか怒ってるのかわからないよ」って言われてたもん。まあ当時と比べると、年を重ねるたびに赤黒くなってきてる感じはするね。

―なるほど。日焼け生活…いや、芸能生活４５周年を記念した「『黒フェス』しげる祭～白黒歌合戦～」も９月６日に控えていますが、そこで日焼け度１００％の完成形を見れますかね？

松崎　これから９月の頭にかけて一年で一番、紫外線が強くなるんだよ。だから黒フェスにピークをもっていく。それこそ、表情がわからなくなるくらい真っ黒な状態で臨むから（笑）。

松崎しげる１９４９ 年生まれ、東京都出身。７０年にデビューし、『愛のメモリー』（７７年）などヒット曲多数。「ディナーショーキング」の異名をとる。最新カバーアルバム『私の歌～リスペクト～』が好評発売中！https://youtu.be/gIIwxIVyHCQ