８月いっぱいをもってＳＫＥ４８を卒業する松井玲奈が卒業イベント『松井玲奈と思い出争奪 名古屋横断ウルトラクイズ』を開催
玲奈と一緒にバスツアーに行きたいかーーーーー！！
８月いっぱいをもってＳＫＥ４８を卒業する松井玲奈。８月１５日には名古屋ポートメッセで卒業イベント『松井玲奈と思い出争奪 名古屋横断ウルトラクイズ』が開催され、「週プレＮＥＷＳ」記者が潜入。その詳細リポートをお送りする！
今回の目玉は“玲奈ちゃんと行く名古屋観光ツアー”。なんと一緒にバスに乗り、熱田神宮を参拝、お昼ごはんを食べ、最後にＳＫＥ４８劇場で研究生公演「ＰＡＲＴＹが始まるよ」を一緒に観るという、まさにファンにとっては夢のような企画。
しか～し！ このバスツアーに参加できるのは当日来場した中から選ばれる少数とあって、会場には約３千人のファンが集結した。
まずｏｖｅｒｔｕｒｅとともに現れたのがＳＫＥ４８ファンからアニキと慕われている鉄平氏。会場から「アニキー！」の声援が鳴り響く中、鉄平氏の掛け声でＳＫＥ４８の１５ｔｈシングル『不器用太陽』のＭＶで着た黄色の浴衣姿で松井玲奈が登場！
鉄平氏（左）と一緒にまずクイズの説明をする玲奈ちゃん
大歓声の中、ファンに手を振りながら用意された壇上に登ると、バスツアー参加者選抜のクイズが◯×方式で早速開始――問題は玲奈ちゃんに関するモノが用意され、ファンからしてみれば簡単なものばかりだが…。
第１問目「松井玲奈の誕生日は１９９１年７月２７日である」 答え…◯ 第２問目「松井玲奈が兼任していたのは乃木坂４６である」 答え…◯
…と順調に進んでいく中、次で一気に脱落者が急増してしまう事態に。
第３問目「松井玲奈が一番好きな料理はグリーンカレーである」
この質問にファンは騒然。この時、みんなの頭の中には“ある食べ物”が浮かんでいたのである。それは“メロンパン”。彼女が昔からメロンパン好きと話していたことはファンの間では周知の事実。当然、×だろうと思いきや…結果は◯
ここで半分以上の人が脱落してしまうという結果に、玲奈ちゃんも『好きな食べ物だとメロンパンなんですけど、好きな料理はグリーンカレーなんです』と説明し、まさかのグリーンカレー好き宣言に多くのファンも驚き。そのままクイズは進み…、
第４問目「松井玲奈には実は弟がいる」 答え…×
サプライズに大盛り上がり
そしてここでサプライズ！
第５問目「本日メンバーが遊びにきています。どちらでしょう。Ａ・木本花音 Ｂ・髙寺沙菜」 答え…Ａ
ということで、木本花音がサプライズで登場し、ファンもまたまた大盛り上がり。そのままクイズの設問も引き継がれ、
サプライズでメンバーが登場！ 木本花音ちゃん（左）と一色嶺菜ちゃん（中）
第６問目「私（木本）は松井玲奈にＳＫＥ４８史上もっとも愛されたメンバーである」
…という問題に、花音ちゃん自身、今日ここに呼ばれたんだから、絶対に◯だろうと思っていたら…答えはまさかの×！
これに会場は大爆笑！ さらにこのあとＳＫＥ４８ チームＳのドラフト２期生、一色嶺奈ちゃんもサプライズで登場。ボルテージが上がる中、またファンを驚愕させるクイズが発表された。
第７問目「今から松井玲奈はけん玉をします。５回以内に１回でも成功できる」
急に運が必要とするものが出題され、真剣モードになると、全員の視線が玲奈ちゃんのけん玉に注がれる中、結果は…×。信じていたファンもガックリと肩を落とし、後ろの方へ歩いていった。
まさかのけん玉成功に自分自身がビックリしている玲奈ちゃん
その後は玲奈×嶺菜の腕相撲対決から、「食パンを食べる時、６枚切り派か８枚切り派か」などの問題が出され、ついには最終的に３１名が勝ち取り、イベントは終了……と思いきや、運営側からの計らいで敗者復活戦が開催された。
なんとここで勝ち残れば、ツアー後半に予定されている「松井玲奈と観る研究生劇場公演」に参加できるという、これまた素晴らしい権利。最終問題も「今から松井玲奈はけん玉をします。３回以内に１回でも成功できる」といった、けん玉推しのクイズというか運試しのような展開になり、残った１６４人が劇場観覧権をゲット！
バスガイドの制服を着た玲奈ちゃんの登場にファンの驚いていた
というワケで、クイズに勝ち残った３１人のファンは観光バスに乗り込み、名古屋観光ツアーへ出発！ そこにはツアーガイドの衣装を着た玲奈ちゃんが！ またまたスペシャルゲストでチームＥの福士奈央ちゃんも参加、ツアー一行は名古屋でも有名なパワースポットとして知られる熱田神宮に到着。まずは皆で「松井玲奈の卒業後の健康と健勝」を祈願した。
その後、玲奈ちゃんがおみくじを引くと…末吉。隣にいた鉄平アニキはまさかの大吉（笑）。その結果を聞いた玲奈ちゃんは苦笑するも、末吉には“石の上にも三年”と書かれており、「これからゼロからスタートなので、この言葉通り、我慢強く頑張っていきたいです」とコメントした。
おみくじを引いて末吉だった玲奈ちゃん
バスは最終目的地へ
再びバスに戻ると、昼食のお店に出発。到着するまでバスの中ではファンの自己紹介が行なわれ、ひとりひとり話す推しメン情報を玲奈ちゃんは特に興味深く聞いていた。
全員で食べた、超豪華ひつまぶし懐石。あまりの量に食べきれない人も……
昼食は約５千円という超豪華！なひつまぶし懐石を堪能。あまりの豪華さに、どんちゃんこと福士奈央ちゃんは「ひつまぶし、初めて食べるんですけど、どう食べたらいいかわかりません」とコメント。すると鉄平アニキが食べ方を教えてくれ、どんちゃんだけでなく、ファンも真剣に聞き入っていた。
ちなみに、玲奈ちゃんにこういった食事会は初めてですか？と聞いたところ、
「２００９年にＡＫＢ４８でフランスに行った時以来ですね。パリ公演でファンの方と一緒にご飯を食べたんですよ。それ以来だからなんか緊張します（笑）。普段、私、大勢の人の前でご飯を食べることがないから…（笑）」
久しぶりにひつまぶしを食べたという玲奈ちゃん
ひつまぶしを食べながら、バスの続きで自己紹介が進んでいったが、聞いていて驚いたのは今回、参加者の多くが玲奈ちゃんではなく、他のメンバーのファンが多かったことだ。なんで？
だが、「正直ビックリしましたけど、でもＳＫＥ４８のメンバーは多くのファンの方に支えていただいているということを知ることができて嬉しかったです」と玲奈ちゃん。そのリアクションに全員から拍手が沸き上がった。
初めてひつまぶしを食べられることに大喜びだった奈央ちゃん。「今日の仕事は玲奈さんのおかげ」と言いながら食べていました
お腹がいっぱいになったところで、バスは最終目的地の劇場へ。敗者復活戦で勝ち残ったファンも集結しており、福士奈央と一緒に玲奈ちゃんが後ろから研究生たちの姿をじっと見守っていた。
そして公演のアンコールでは研究生がＳＫＥ４８の最新シングル『前のめり』を披露。その後、舞台に登場した玲奈ちゃんがソロ曲『２５８８日』を熱唱した。
劇場で初めてソロ曲『２５８８日』を披露した
ステージ上では、「『２５８８日』はサプライズ公開かな。今日は泣かずに歌えてよかったです。ＭＶ撮影の時は号泣しちゃったんですよ（笑）。研究生公演を観ていたら、自分がステージに立っていた時と重ねて観ていました。
今日の公演を観て、これから先のＳＫＥ４８が楽しみになったし、卒業してもみんながＳＫＥ４８の中心となってグループを動かしていってくれたらいいなと思いました」と研究生２０人に話しかけ、今回のイベントは終了。最後に今週２９、３０日に行なわれる卒業コンサートについても言及した。
「セットリストは両日ともまったく違います。特に２９日は初披露するこの日にしかやらない曲があります。ぜひ両日ともに観に来てください！」
そう呼びかけると、劇場のファンからは大きな歓声がーー。
最後に独占インタビュー！
終演後、普段はファンに見せることのない反省会を舞台上で行なった
そしてイベント後、玲奈ちゃんに今回の感想を聞いてみると…。
―お疲れ様でした！
「やっぱり苦手でした（笑）。どう振る舞えばいいのかわからなくて。でも楽しかったです」
―アンコールを玲奈ちゃんがやるかと思っていました。
「やり方わからないからムリでした。私の代わりに鉄平さんがやってくださってすごくカッコよかったです（笑）」
―今日のイベントで１番印象に残ったのは？
「やっぱりバスの中での推しメン発表会ですね。本当にいろんな方がメンバーを応援してくださったり、ＳＫＥ４８が好きで遠くから来てくださったり、わざわざ名古屋に引っ越したという方もいらっしゃったんです。そういう話って握手会ではなかなかできなかったので、すごく新鮮でした」
―玲奈ちゃんのファンだけじゃなかったけど。
「自分のイベントだからあまり来ないんだろうなって思っていたんです。私のファンはそんなにいないと思うので…。だから他のメンバーのファンの方が私のイベントに来てくださったのがすごく嬉しかったですね。ＳＫＥ４８のファンの方は一番に応援するメンバーがいて、次にいろんなメンバーを平等に応援してくださる、本当に愛の深い方たちなんだなって」
―仕事を休んで来てすらも、実は玲奈ちゃんのファンじゃないと。
「そうなんです。ホントにビックリなんです。今回このようなイベントを開催していただいて、今まで以上にファンの方たちのことを知ることができました」
―でも今回、グリーンカレーとけん玉ではかなり落とされた人がいたので、嫌いにさせてしまったかも（笑）？
「そうかもしれません（笑）。グリーンカレーはスタッフさんから『好きな料理は？』って聞かれたから、グリーンカレーと答えただけで。好きな食べ物だったらメロンパンって答えていましたよ（笑）」
―またこういったイベントをやりたいんじゃないですか？
「すごくやりたいです！ でも来てくれるかなぁ！？ 卒業してからもこういったイベントはやっていくつもりですので、その時はぜひ遊びに来てくださいね！」
（取材・文／林 将勝 （ｃ）ＡＫＳ）
最後に研究生と一緒に撮影をして終了