本誌グラビアでは「蜜着」と題し、日常生活をテーマとしたグラビアを披露してくれた壇蜜さん
エロスの象徴、壇蜜が久々に『週刊プレイボーイ』３８号のグラビアに登場！ 惜しみなくその美しい肢体を披露している。
最近は『かぶき者 慶次』『経世済民の男 高橋是清』（ともにＮＨＫ）で女優として活動する他、『久米書店～ヨクわかる！話題の一冊』（ＢＳ日本）など情報番組に『平成２７年度自衛官募集ＣＭ』まで出演し、ますますマルチな活躍。
そんな彼女が「蜜着」と題し、日常生活をテーマとした本誌グラビアでは、ほぼ一糸まとわぬ姿を見せ、磨きのかかった美しさを見せつけている。
今年３５歳。ますます色気を放つ彼女だが、前回インタビューでは自らを“オワコン”ですから、と自虐的に語り、現在の心境を語った…。その後編！
―でもグラビアでは「日本一美しい３４歳」なんて言われて。昔からキレイではあったけど、そんな形容詞はなかったはず。以前より注目を集めてるのでは？
壇 そんな風に呼ばれるのも仕事ですから。もちろんどこがだ！って思ってる人も多いはずだけど（笑）。ただそれも私がお願いして呼んでもらえるものでもないし。外の人が喜んでくれることをしていくのがこれからの自分なんだなって。もう最初に考えてた３年って期限も逸脱してますから。
―デビュー前は芸能界で頑張るのは３年と決めてたそうですね。
壇 でもだからといって、惰性でやるんじゃないですよ。自分のためからファンのための３年に切り替えただけですから。
―では、今後の目標なんてあります？
壇 自分ひとりの力でやれることはやってのけたいなって思ってます。さしあたって、今は暑中見舞いと年賀状を少しづつですけどファンに書いてるんです。ファンレターをもらった分だけお返事出せたらと。それが唯一の恩返しかなって。
―ええっ、自筆でそこまで！？ ファンへの恩返しって…それは仕事だけじゃダメなんですか？
壇 それじゃ足りないですよね。そこまでパーフェクトに仕事はできませんから。じゃあファンにどうすれば愛情を伝えられるか考えた時、形にも残るし手紙なんじゃないかと。
―ファンへの年賀状や暑中見舞いって、普通は事務所が出すでしょう。直接、壇さんからもらえるなんて今ドキありえないというか、嬉しすぎです。
壇 イベントで本物ですかって、疑う人は３～４割いますよ。中にはマネージャーが書いたかどうかで彼氏とケンカになったって女のコもいたし（笑）。ファンレターの内容にも触れてるから私自身が書いたってわかると思うんですけどね。もう少し手の込んだことをやらないとダメなのかもしれません。
若いコには 「自分と向き合ってるかい」って
―うーん、素晴らしいです！ では最後にこの読者にもメッセージをお願いできれば。
壇 「自分と向き合ってるかい」って言いたいですね。
―自分と向き合う？
壇 例えば、自分の財布の中にいくら入ってるのか？ 預金はいくらあるのか？ 時給はいくらか？ いつも向き合ってるかいって。
―お金のことを出されたら耳が痛い人も多いかもしれません。
壇 でも自分の弱い部分って、数字にしちゃうのがいいんです。それと向き合うのが一番強くなる方法だなと思うんです。
―数字にすると強くなる？
壇 数字を介して向き合うと情けないですけどね。私も昔、初任給を生活費とか引いてすごくショックでした。でもだからこそ、そこから仕事を頑張ろうって気になりました。そういうのをくすぶり倒すっていうんですよ。
だからショックだけど、向き合う勇気はあるかい？って。そろそろ読者の大半が私より年下になると思うので、あえてそこはメッセージとして言っておきたいと思います。
―ふ、深い…。常に自分と向き合ってる壇さんならではのメッセージですね。オワコンだなんてトンデモナイ。今後も期待せずにはいられません！
●魅惑のグラビアはグラジャパにて！
（取材・文／大野智己、撮影／中村 昇）
■壇蜜（ＤＡＮ ＭＩＴＳＵ） １９８０年１２月３日生まれ 秋田県出身 身長１５８ｃｍ Ｂ８５ Ｗ６０ Ｈ８９ 血液型＝Ｏ型○テレビ番組『久米書店』（ＢＳ日テレ、毎週日曜１８時～）、『テレビで中国語』（ＮＨＫ Ｅテレ、毎週火曜２３時～）、ラジオ番組『蜜の耳蜜』（文化放送、毎週月曜１９時３０分～２０時）、平成２７年度自衛官募集ＣＭにそれぞれ出演。また、『壇蜜日記２』（文春文庫）が発売中。最新情報はオフィシャルブログをチェック！http://ameblo.jp/sizuka-ryu/