笑顔で撮影の思い出を語る舞ちゃん。タイトルの由来は171年に一度の名月ミラクルムーンを撮影当日に見たことから 笑顔で撮影の思い出を語る舞ちゃん。タイトルの由来は171年に一度の名月ミラクルムーンを撮影当日に見たことから

『週刊プレイボーイ』のグラビアコンテンツを販売する配信サイト「週プレグラジャパ!」が、一年間で人気の高かったコンテンツを表彰する「グラジャパ・アワード2015」を8月に開催。

その栄えある第1位を、浅田舞のネット写真集「〈週プレnet〉MIRACLE MOON」が受賞した。

この作品、現在はTVのバラエティなどでも大活躍中の元フィギュアスケーター、浅田舞が初めて挑戦したグラビアを収めた写真集。圧倒的な美BODYをカラフルな水着や衣装姿で見せつけた120点超のカットを収めており、昨年12月1日に配信されるや即、大ヒットとなった。

今回は『週刊プレイボーイ』本誌37号に掲載された受賞インタビューに、誌面の都合で入らなかったエクストラを加えて『週プレNEWS』特別バージョンでお届け! 発売から9ヵ月が経った、今だから明かせる撮影裏話とともに喜びを舞ちゃんが存分に語ったぞ! 

* * 

―「グラジャパ・アワード」第1位、おめでとうございます!

浅田 今まで競技で表彰してもらったことはあるんですけど、こんな大きなトロフィーは初めてです(笑)。本当に嬉しいです。

―受賞した「Miracle Moon」って、浅田さんにとって初グラビアでしょ。それがいきなり1位って快挙ですよ!

浅田 ありがとうございます。自分が一番、ビックリしてます。

―でも支持したファンの気持ちはわかるんです。素晴らしい笑顔が満載ですから。いつ見ても楽しい気分になりますもん。

浅田 いやー、撮影が本当に楽しかったんですよ。だから自然と笑顔も多くなっちゃったんです。グアムロケだったんですけど競技柄、南国になんて行く機会なかったですから、まずそこで感激しちゃって。

―現地ではかなりはしゃいでたって聞きましたよ。

浅田 撮影の合間にヤシの木にロープでぶら下がってターザンごっこしたり(笑)、ずっと動き回ってました。見てもらえればわかるんですけど、日焼けしちゃって途中から肌の色が違うんですよ。

―炎天下なのも忘れるほど楽しかったと。でも日焼け跡がまたセクシーで、それも写真集の見どころのひとつですが(笑)。水と戯(たわむ)れるカットも多いですけど泳ぎは得意ですか?

浅田 いや…泳げないんです(笑)。ダイビングはするので、それを言うと、みんなから意外に思われるんですけど。

―確かに意外! 運動神経抜群のイメージだし。

浅田 いえいえ。プールに浮くシーンがあるんですよ。あれ、写真では見えてないですけど、周りに支えてもらってます。「今!今!」って、大騒ぎしながら一瞬で撮りましたね(笑)。

着けたのはニップレスくらいって…!?

 「グラビアをやってみて自分に自信がついた」という舞ちゃん 「グラビアをやってみて自分に自信がついた」という舞ちゃん

―あははは。すごくにぎやかな撮影だったんですね。

浅田 本当に楽しいことばかりでしたよ。外で撮影するじゃないですか。着替えはテントでやるんですけど、そのテントがものすごく小さくて。ちょっと動くと体が外に出ちゃうんじゃないかってドキドキしました(笑)。あと小さな滝みたいなところで、寝転んで写真を撮ったんですけど、ヒンヤリして気持ちよかったり…。

―ガチではしゃいでたんですね。でも、そんな動き回っていたら…水着が落ちるハプニングもあったんじゃ…?

浅田 あははは。それはなかったけど、周りがすごく気にしてましたね(笑)。カメラマンさんは「ちょっと水着を直そうか」って撮るたびに何度も声をかけてくれてたし。

―そりゃ気になりますよ、スタイルよすぎですもん。それこそグラビアが出た後、あまりの美BODYに豊胸疑惑が持ちあがるくらいで…。

浅田 そうそう! まさか自分がそんな風に言われるなんて! ホントにビックリしました(笑)。

―スポーツ紙でも、その豊満な胸について書かれてることが多かったし、みんなよほどビックリしたんでしょうね。ちなみにFカップ、Gカップって媒体によってバラバラですますけど、実際はどれくらいなんですか?

浅田 あははは。そこは公表してないんで。すみません、ご想像にお任せします(笑)。でも着る水着や衣装によって、体の見え方ってずいぶん変わるんですね。今回、すごく勉強になりました。

―わざと大きく見える水着を選びました?

浅田 いえ、そういうのは自分的には不自然なんで選ばなかったです。水着の下にパットとかも入れなかったし。着けたのはニップレスくらい。でもそれも今まで着けたことなかったんで、ちょっと変な感じがしましたけど。

―え、今までつけたことなかったんですか?

浅田 ないです。そんなにポロリとかするもんじゃないですしね。

グラビア撮影、アンコールの声に?

 まさかこれもニップレスなし!? まさかこれもニップレスなし!?

―そんなノンキな! もし何かあったら大事故じゃないですか!

浅田 あははは。でもあれって汗をかくと取れちゃうんですよ。それが煩(わずら)わしいからイヤで。だから撮影中もわざと着けずにいましたね。

―じ、じゃあ、この写真集の中にもニップレスを着けないままの水着カットもあるんですか?

浅田 ありますよ(あっさり)。

―ますます想像しちゃいます(笑)。まさに、ありのままの美BODY! 素晴らしい!

浅田 でもスタイルがいいって言われるのは嬉しいですよ。ずっとモデルさんみたいな華奢(きゃしゃ)な体に憧れてて、筋トレで鍛えた自分の体って好きじゃなかったんで。でも当時鍛えたから、今の体型を作れたんだなって思います。ようやく自分の体が好きになりました。

―それにしても、その意外すぎる?美BODYもそうですけど、よく笑うし、お茶目だし、浅田さんのイメージが随分と変わりました。

浅田 それまではずっと真面目でシッカリ者のお姉ちゃんって思われてましたけど、実はそうでもないんです(笑)。このグラビアで素の私を知っていただいたし、知らない自分も発見できました。TVにたくさん出れるようになったのも自分の表現の幅が広がったからだと思います。

―撮影した頃はレポーターとか多かったでしょ。今、いろんなバラエティで見せる楽しそうな姿、想像もつかないですよね。

浅田 グラビアをやる前は正直少し悩んだけど、やって本当によかったですよ。それもあって何にでもチャレンジしてみようって、前向きに思うようになりましたし。

―またグラビアをやってもらえたら、週プレやグラジャパ!的には嬉しいですけどね。

浅田 こちらこそ撮ってもらいたいです! 今26歳なんですけど毎年グラビアをやって、27歳、28歳とその時々の自分を残したいなって思うし。

―毎年ってことはアワードの第2回、3回も浅田さんが第一位を獲るかもしれないですね。

浅田 是非獲りたいです(笑)。常に新しい浅田舞を見せて、皆さんに喜んでもらえるよう頑張りたいなって思いますね。

浅田舞(あさだ・まい) 1988年7月17日生まれ 愛知県出身 身長165cm○フィギュアスケート選手(女子シングル)2003、2004年世界ジュニア選手権連続4位。2006年四大陸選手権6位。妹は同じフィギュアスケート選手の浅田真央。タレント、スポーツキャスターとして活躍中。最新情報は公式サイト。http://mai-asada.jp/

舞ちゃんの受賞インタビューは本サイトの動画より! https://youtu.be/Z44OwS5gHck

(取材・文/大野智己 撮影/熊谷貫)