タイトルは「キスは唇と唇のコミュニケーション」――発売中の『週刊プレイボーイ』39・40合併号に掲載された、そんな謎めいたグラビアが話題を呼んでいる。
女のコの名前は、小西キス。現在25歳の女優だ。19歳の時、スカウトで芸能界入りし、本名のまま雑誌や映画などで活動。昨年、心機一転、小西キスと改名し、そのキャリアを着実に積み重ねてきている。
中でも注目を集めたのは、BS-TBSの特別動画『くちびるのお話』。シチュエーションを変え、小西の口元で始まるショートムービーシリーズは、80万アクセスを突破。大きな話題を呼んだ。
そんな魅力が今回のグラビアでも全開。ページを開けば、水着どころかいきなりのランジェリー姿。存在感のある唇とエロティックな身体を妖艶に見せつけている。しかもこれが信じられないことに初グラビアだとか。
最近は映画『TOKYO CITY GIRL』に出演するなど活動の幅を拡大中。気になる彼女を直撃したインタビュー後編。(前編→「“誰もがキスをしたくなる”って…最初は複雑な心境でした」)。
―そもそも、なぜ芸能界へ?
小西 19歳の時、受験に失敗して、相応の大学に入ったんですけど、それまでいい学校に入らなきゃって想いが強かったから、なんだか胸に穴が空いちゃって。そんな時、たまたまスカウトされたんです。で、お芝居をやらせていただいたら夢中になっちゃって。
―今、25歳。ここまで地道にやってきたんですね。
小西 「キス」って名前をいただいたのは昨年なんですけど、女優としての手応えが感じ始めたのはその頃からですね。コンプレックスも含め、いろんなものがふっきれて。自然体でいられるようになりました。
―「くちびるのお話」にせよ、グラビアにせよ、堂々としてるもんね。名前にちなんで聞くけど、今までで一番印象に残るキスは?
小西 やっぱりファーストキスですね。15歳だったんですけど、放課後、友達の「元カレ」と、その友達との関係について相談に乗ってたんです。当時、私は一軒家の寮みたいなところに住んでたんですけど、帰りに「元カレ」が送ってくれて。で、エントランスの前で別れる時、突然されました…。え? え? ちょ、ちょ、ちょっと! なんだ? なんだ?って、とにかく動揺しまくりで(笑)。
確かに三角関係は多かったかも(笑)
―でも友達の「元カレ」でしょ。だったらいいんじゃないの?
小西 いや、その友達は「カレ」と別れたとは思ってなくて…。
―あーっ、それは気まずいかも?(笑)
小西 しかもその友達も同じ家に住んでたんですよ。された後にコトの重大さを感じて、エントランスの中でへなへな~ってしゃがみこんじゃいました(笑)。
―自称「元カレ」は小西さんが好きだったんですかね?
小西 どうかな。若いから刺激が欲しかっただけというか…。
―ま、わからないではないですけど。「誰もがキスしたくなる唇」だし(笑)。グラビアを見て思ったけど、悩ましげな眼差しといい、小悪魔キャラ入ってますよ。
小西 あははは。確かに三角関係は多かったかも(笑)。カップルの友達がいたら、カレ氏とは目を合わせないうようにしてます。
―実はアブナい人なんですね(笑)。お休みの日はどうしてます?
小西 かなりインドアに過ごしてます。最近はDVDをめっちゃ借りて、漫喫(漫画喫茶)に行きますね。12時間くらい、こもって見まくるんですよ。
―漫喫で12時間! DVDは自宅じゃダメなの?
小西 密室で観る方が集中できる気がして。変なところでこだわりがあるんですよね。でも漫喫なのに漫画を一冊も読まないなんて、ちょっと勿体ないなって思ったりもするけど(苦笑)。
「小西キスのお話」は始まったばかり
―ははは。では最後に、今後の目標は?
小西 自分が良いと思った作品に出続けられる、息の長い女優さんでいたいですね。私、「いくつになっても、志を持っていれば青年だ」って言葉が好きで。
―それは誰かの名言ですか?
小西 父の書斎の額縁に書いてあったんです(笑)。大学の時、入れなかった大学の生徒がチャラチャラしてるのを見て、なんでこの人たちに負けたんだろうって悔しい思いをした時、この言葉がすごく頭に残って。この先、彼らに勝つには志を持って、上を目指さなきゃって思ったんです。
それは今でも変わってなくて、悔しい思いをしたくなければ、何かを求め続けていかないとなんですよね。
―勝つとか負けるとかって、結構負けず嫌いなんですね。
小西 はい、すごく(笑)。このアツい気持ちを持ち続けて、いくつになっても成長し続けていきたいなって思ってます。それこそ「小西キスのお話」はまだ始まったばかりなんで。
(取材・文/大野智己、撮影/塩原洋)
■小西キス 長野県出身 身長159cm 血液型=O型趣味=バレエ、カメラ 特技=キス ○『くちびるのお話2』(BS-TBS)特別動画に出演中。出演映画『TOKYO CITY GIRL』が角川シネマ新宿ほかで絶賛公開中。そのほか最新情報はアミューズ公式サイトをチェック http://artist.amuse.co.jp/artist/konishi_kiss/
電子写真集『キスは唇と唇のコミュニケーション』は本サイトにて http://shupure-net.shueisha.co.jp/extra/#351konishi_kiss
●小西キスのグラビアは『週刊プレイボーイ39・40合併号』に掲載!