今年1月に本誌でラストグラビアを公開してから、ほぼ活動休止状態だった女優・佐藤寛子。
その間、なんと彼女は出産してシングルマザーになっていた。彼女に一体、何が? 妊娠&出産に至るまでの経緯を独占告白!
■相手がどうあれ産むつもりでいた
―まず、妊娠がわかったのはいつだったんですか?
佐藤 去年(2014年)の夏です。ドラマの仕事を終えて、なんとなく空いていた時期に妊娠に気づきました。実は週プレさんにラストグラビアを撮っていただいた時は妊娠5ヵ月でした。
―お相手のことから聞いてもいいですか?
佐藤 芸能関係の方です。
―あのー。ご結婚されずシングルマザーになられたということで…まさかお相手は妻子のある方?
佐藤 それは私の性格上、あり得ません(笑)。
―では、どんなお付き合いをして妊娠に至ったんですか?
佐藤 2年ほどお付き合いをして同棲(どうせい)していました。私は子供が欲しかったし、彼も当然そのはずだと思ってました。でも「妊娠した」と告げたら「考えさせてくれ」と。結局、「現実的に考えてムリ」と言われたので、「それなら私はひとりで産みますから」と別れたんです。
―お互い“子供が欲しいね”といった話をしていたわけではないんですね?
佐藤 はい。きちんと言葉に出して確認し合えてなかったのがいけませんよね。
―お相手に「ムリ」と言われても迷いはなかったんですね。
佐藤 そこはまったく悩みませんでした。結婚して旦那さまと私と子供がいて、という状況になれたら一番よかったとは思います。でも私はそういうパターンではなかったんだなぁ、って。
相手の男性とは今…
―妊娠中はどう過ごしていたんですか?
佐藤 母が「好きなようにしなさい。手伝うから」と言ってくれたので、すぐに実家へ帰りました。ありがたかったです。
―お母さんが味方してくれたのは心強かったでしょうね。
佐藤 もちろん母からは「順序が違う」と叱られました。けど、「おまえが好きでしたことだからしょうがないね」とも。母はいつも私の味方でいてくれます。写真集や映画でヌードになった時だって、最初は反対してても「自分で納得してるのなら応援するからね」って認めてくれて。
―それで、いつご出産を?
佐藤 今年4月に健康な男の子が生まれました。今は妹ふたりも実家に戻ってきてくれて、母も含め女4人の一家総出で子育てをサポートしてくれています。
―ちなみに、お相手とは妊娠期間中や出産後も会わず?
佐藤 はい。彼は産前産後と音信不通です。電話をしても出ないんですよ。私は争うつもりも何もなくて、ちゃんと子供について話したいだけなんですけどね。名前も知らないだろうし。
―なんだかとても冷静ですね。
佐藤 そうですか? 自分自身は全然大変だと思ってなくて。ドロドロしてなくてすみません。
―いえいえ。でもホンネは結婚したかったんじゃないかと考えてしまうわけですが…。
佐藤 結婚願望は特になかったんです。それに、相手の嫌がることはさせたくないんですね。「あなたがいらないのはわかった。私は産みたいのだから関与してくれなくてもいいです」と。ただ、息子の父親であることには違いないので、いつかどこかでまた向き合って話せる日が来たらいいな、くらいに思っています。
―なんでしょう、この平常心! もう相手に対し、好きとか嫌いの感情はない?
佐藤 今となっては彼を愛してたかより、子供が愛(いと)おしいという気持ちのほうが大切だし、リアルかな。最近は“私はこの子に会うために生きてきた”とさえ思うんです。親バカです(笑)。
■衝撃の告白、荒れた時代や過去の経験人数まで明かしたインタビュー全文は、発売中の『週刊プレイボーイ』41号(9月28日発売)にてお読みいただけます!
●佐藤寛子(Sato Hiroko) 1985年2月17日生まれ 神奈川県出身 身長160cm B85 W55 H85 血液型=O型 ○ グラビアアイドルを経て女優として活躍。主演映画『ヌードの夜』ではヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。妊娠、出産のためしばらく活動を休止していたが再スタートする。最新情報はアメーバブログ『Orange』をチェック
(取材・文/河合桃子 撮影/今村敏彦 ヘア&メイク/大和田京子)