今月で『週刊プレイボーイ』は創刊49周年を迎えたーー。
記念すべき創刊月間、その1週目の表紙を飾るのは、モデル、女優としてマルチに活躍する菜々緒だ。
そのルックスと見事な脚線美で男性のみならず、女性からも圧倒的な支持を集めている彼女だが、その人気を不動のものにしたのが、ドラマで演じてきた数々の悪女役である。
これまでに『ファースト・クラス』(フジテレビ)や『ラスト・シンデレラ』(フジテレビ)、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日)などのドラマで意地悪な悪女キャラを好演。
10月20日スタートの『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(フジテレビ系)では、物語の鍵を握る謎の悪女・橘(たちばな)カラ役として出演する。
現代の悪女像を見事に演じて評価を高めた彼女だが、そもそも「悪女」とは、どういった女性を指すのだろうか。
「悪女というと、美しい人をイメージされる方が多いですね」
そう語るのは、歴史上の悪女を研究する悪女学研究所所長の藤田尚弓(なおみ)氏だ。
「以前、女性を対象にアンケートを取ったんですが、悪女といわれることを褒(ほ)め言葉だと感じる人が60%以上もいました。悪女は悪口や陰口の言葉ではなく、美しく、賢い女性を象徴する言葉として受け入れられているんです。時代の移り変わりによって〝悪女像〟も変化しているのではないでしょうか」
これまで週プレは、数多くの女性に誌面を飾っていただいた。その表紙には時代を象徴する女優たちが顔をそろえている。
発売中の『週刊プレイボーイ』42号では創刊49周年を記念し、それぞれの時代でどのような女優が悪女を演じてきたのか、歴代の表紙を振り返りながら検証している。
由美かおるから菜々緒まで…カバーガール49年の「悪女像」史を本誌でお読みいただきたい!