仮面ライダーの新作『仮面ライダーゴースト』でヒロイン・月村アカリを演じ、早くも話題を呼んでいる大沢ひかる

10月4日(日)からスタートした仮面ライダーの新作『仮面ライダーゴースト』でヒロイン・月村アカリを演じ、早くも話題を呼んでいるのが大沢ひかる(20)だ。

彼女は2011年、中3の時にスカウトで芸能界入り。以来、舞台、ドラマで活躍し、今年は映画『進撃の巨人』やドラマ『デスノート』といった話題作に出演、噂が噂を呼ぶ中、満を持しての「ゴースト」出演となった。

そんな彼女が最新の『週刊プレイボーイ』42号のグラビアに登場。シンプルで清新な水着や衣装に着替え、元気で爽やかな姿を見せている。

現在、情報番組『王様のブランチ』のブランチリポーターとしても活躍中。いよいよ本格的ブレイク間違いなしの新時代ヒロインに直撃、ライダーヒロインへの意気込みから最近の私生活まで、その素顔に迫った。

 *  *  * 

―仮面ライダーの新ヒロイン役で早くも話題だけど、撮影はどうですか? 

大沢 今、7、8話まで撮ったんですけど、随分と慣れましたね。

―ライダーって、早朝から夜遅くまで撮影するって聞きますが…。 

大沢 毎日朝5時から始まって、終わりは22時を回ることもあるし。でも今までこんなに毎日みっちりやることはなかったし、初めての経験も多いので、ものすごく充実してます!

―元気いっぱいだね。オーディションには毎回パンツスタイルで行ってたらしいけど…プロデューサーに聞かれたら「いつ何が起きても走って逃げられるように!」って言ったとか。 

大沢 あははは。そうなんです。

―実に大物感ありありな発言だよね(笑)。 

大沢 単にパンツスタイルが好きなのと、ライダーだし多少でも動きをハッキリ見せたほうがいいのかなって思っただけなんですけどね。

―オーディションに受かった時の心境は? 

大沢 「え、いいの?」って感じでした。私の中でライダーヒロインは小さくて可愛くて、守ってもらうイメージだったんですよ。

―ここ数年だと奥仲麻琴さん(「仮面ライダーウィザード」)や志田未来さん(「仮面ライダー鎧武/ガイム」)みたいな?

大沢 そうそう。でも私はタイプがちょっと違うんですよね。だから嬉しい反面、ちょっと意外で。

―活発なお姉さんって感じ…かな。でも演じるアカリは大学に通うリケジョ(理科系女子)でしょ。しっかり者で役柄に合ってる気がしますよ。撮影で印象に残ったことは?大沢 怪人につかまれるシーンで、30メートル上からクレーンで吊られたことかな。ハイスピードカメラだからゆっくり演技してって言われたんですけど、高い場所が苦手で(苦笑)。とにかく必死でした。あとは爆破シーン。爆破を駆け抜けるところも撮ったんですけど、怖くて目を閉じてるんです。それがすごく残念で。

トイレで男のコに間違われて!?

―残念? 何が? 

大沢 いや、目を見開いてたほうが絵的に面白かったんじゃないかなって(笑)。怖くて目をつぶるのは普通じゃないですか?

―そういうウケは求めてないんじゃ…(笑)。やはり大物だなぁ。今回の週プレのグラビアも堂々としてるよね。

大沢 いやいやいや(赤面)。少しは水着に慣れたけど、グラビアは緊張しますよ。あんまりスタイルに自信がないし。

―手足も長いし、スラリとしてかっこいいと思いましたが。撮影の印象は?

大沢 海に行けたのが嬉しかったですね。今年まだ行ってなくて。あと私、スポーツが好きなんですけど、自転車やバスケットボールをやれて元気なところを見せられたのもよかったし。

―これをライダーの現場で見られたら大騒ぎになったりして? 

大沢 どうなんですかね。私、グラビアのことを友達とか身内に見られるのがすごく恥ずかしくて。えーと、どうしよう(苦笑)。

―その困った感じもまたカワイいです(笑)。ショートカットが似合ってるけど、小6からその髪型だとか? 

大沢 ずっとドッジボールクラブに入ってたんですけど、6年生で最後の年だし、頑張ろうってバッサリいっちゃいました。

―潔い! ショートだと男のコに間違われない? 

大沢 はい。公衆トイレに行くと「今、男のコが入った!」って、後ろから声がしたり(笑)。でも自分ではショートヘアが気に入ってるし、その後も自分で変えようと思ったことはないですね。

―なるほど。芸能界にはスカウトで入ったんですよね?

大沢 はい。中3の秋です。ずっとやってたバスケ部を引退した後で。高校に入ったら新しいことをしたいと思ってたんで、ぴったりのタイミングでした。

―女優として今年で5年目。すでに『進撃の巨人』や『デスノート』とか話題作にも出てるけど最近で印象に残ってるのは?

大沢 『ダンガンロンパ THE STAGE~希望の学園と絶望の高校生~』って舞台です。映像を写したり、音楽をガンガンに鳴らしたり、作品自体もエンタテインメント性に富んだ面白い内容なんですけど、私自身の役柄も腐女子と殺人鬼って二面性のある役で。その切り替えがすごく面白かったです。

ドリフターズがスゴい好きなんで…

―腐女子と殺人鬼って、すごい組み合わせ! 

大沢 そういうクセのある役ってスゴく好きで。最近多い、少女漫画が原作のドラマに女子高生役として出るみたいなのも興味あるんですけど、時代に乗るだけじゃなく、いろんな役をやって自分の幅を広げていきたいんですよね。あとコメディにも出てみたいし。

―どんなコメディ? 

大沢 私、ドリフターズが好きなんですよ。志村けんさんの「だいじょうぶだぁ」とか「バカ殿さま」から入ったんですけど、ドリフの再放送を見てすごく好きになっちゃって。ああいう作り込んだ笑いの世界が好きなんですよ。天井からタライが落ちてくるコントとかやってみたいし(笑)。

―ドリフトはまた大胆な! タライはあんまりなんで、バカ殿の優香姫みたいな役はどう? ひかる姫とか(笑)? 

大沢 でもあれは優香さんがやる役だからな~。どうせなら研ナオコさんがやってた三の線キャラなんてやってみたいですね(笑)。

―志村さんに恐れられながらも迫る役ですね。「あなた、ご飯にする? お風呂にする? それとも…寝る?」って(笑)。ちなみに好きな役者さんは?

大沢 そこは正統派なんですけど(笑)、松たか子さんです。どこから見ても絵になるでしょ。憧れますよ。最近、『ラブジェネレーション』を見返してるんですけど、当時の松さんと私、同じ年なんですよ。なんでこの年でこんな表情できるのかとか、とにかくビックリしちゃって。ちゃんとコメディ要素も入ってるし、憧れますね。

―プライベートで最近、ハマってることとかは?

大沢 『ランチの女王』ってドラマを見たら、ハンバーグとオムライスにハマっちゃって。撮影所周辺のお店を探してひたすら巡ってます。あと、おそばも大好きで帰宅途中に駅の立ち食いそばに寄ったり。毎日おそばとハンバーグ、オムライスばかり食べてます。

―ドッジボールでショートヘアにした話もだけど、夢中になるととことんいくタイプ? 

大沢 実はそうなんです(笑)。それもあるのかな、今は仮面ライダーにとことん夢中です。

―じゃあ最後に読者にメッセージを。 

大沢 とにかく途切れることなくお芝居をやって、突っ走れるところまで突っ走りたいです。これからも応援してくださいね!

(取材・文/大野智己、撮影/細野晋司)

■大沢ひかる(OSAWA HIKARU)1995年3月9日生まれ 東京都出身 身長167cm 血液型=O型 ◯『仮面ライダーゴースト』(テレビ朝日系、毎週日曜8:00~)、情報番組『王様のブランチ』(TBS系、毎週土曜9:30~)のブランチリポーターとして出演中。出演映画『進撃の巨人』が公開中。「JR東日本」広告、「ウナコーワクールパンチ」のCMに出演中。そのほか最新情報は、公式ブログをチェック!http://ameblo.jp/hikaru-ohsawa/■電子写真集『仮面ライダー新ヒロインはショートカット美女』配信中。http://shupure-net.shueisha.co.jp/extra/#356osawa_hikaru

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