20日、都内で行なわれた映画『ヴィジット』のPRイベントに“おバカキャラ”としてブレイク中のタレント・藤田ニコルが登壇した。
本作は、『シックス・センス』や『サイン』などを手がけたM・ナイト・シャマラン監督の7年ぶりのスリラー映画。祖父母宅を訪れた姉弟が、滞在期間中に祖父母と交わした“3つの約束”を破ってしまい、次々と惨劇に見舞われる恐怖を描いた作品だ。
感想を聞かれた藤田は「字幕で日本語(吹替え)じゃないってなって、それが一番辛かった。でも理解できたし怖かった」と、まずはいつも通りのおバカっぷり。さらに、「家庭で絶対に破ってはいけないこと」を聞かれると「さっきお母さんに聞いた。『ゴミはゴミ箱に捨てる』のと『嘘はつかない』、『ありがとうをちゃんと言う』って。全部守れてる」と誇らしげだった。
また、この日は「頭髪の日(10[とう]月20[はつ]日)」ということにちなんで、ハゲネタで人気のお笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司と須藤敬志がサプライズゲストとして登場。その際、後ろに設置されたドアが突然激しく振動し現れるという恐怖演出に藤田は悲鳴を上げ、「飛んだり、そういう恐怖はドクドクしてすごい好きなんですけど。おばけとかそういう怖いのが一番苦手、マジ最悪」と本気で嫌がっていた様子。
さらに、「今日、エイプリルフールじゃないですよね」と騙(だま)されたことに対して怒りを向けたが、「頭髪の日だよ。こっち(頭)が『ウソであってくれって』って、思いたいよ」とツッコまれ、会場を沸かせた。
そんなイベント終了後、会見で「ひとりで観たから怖かった」という藤田が、一緒に観る人はいないのか聞かれると、「いないよ、何回も聞いてくる」と怒りながらも「コンパとかもないので、どこで出会えばいいんだろう。学校は通信だし、ヤンキーとかしかいない。授業中ずっと下ネタを話しているからヤダ」と意外とマジメな恋愛観を明かし、笑いを誘った。
ちなみに、そんな藤田でも斎藤に対しては「キャラチックで可愛い~。顔だけ見たらイケメン。ウィッグ被せたら付き合える」と頭部をいじりながらも好印象だったようだ。
(取材・文/週プレNEWS編集部)