来年放送予定のドラマ『武道館』の主人公アイドルグループ「NEXT YOU」のお披露目会が27日、埼玉で行なわれた。
ドラマの原作は自身もアイドルオタクである直木賞作家・朝井リョウが、アイドルを題材とした同名小説。そして物語に登場する「NEXT YOU」を演じるのは、ハロー!プロジェクト。の誇る正統派アイドル「Juice=Juice(ジュースジュース)」だ。そのプロデュースはつんく♂が務める。
今作が初主演となるJuice=Juiceのメンバー5人(金澤朋子・高木紗友希・宮崎由加・植村あかり・宮本佳林)はそれぞれ不安を明かすが、「こう固まって5人で力合わせてっていうのもそうですけど、個人の名前もちゃんと覚えてもらえるように一生懸命、NEXT YOUとして頑張りたいと思います」(高木)と気合い十分!
さらに、ドラマが終わる頃には「電車に乗っているシーンで、『電車に乗らなくてもいいようになろう』っていう会話があって。私たちもこのドラマが終わった頃には、マスクをして帽子をかぶってじゃないといけないくらいになれたらいいな」(宮崎)と今以上のブレイクを願った。
また、アイドルを演じるということにちなんで、「アイドルとはどうあるべきか?」と聞かれた5人。
「アイドルっていうのは、常に完璧なイメージ。私自身も、髪を切る時とかに“もうちょっと長いほうがファンの人は求めてるのかな”とか、無意識で考えてしまうことがあって。このままでアイドルを演じたい」と言い切る宮崎に対して、金澤と高木のふたりは「普段もスッピンでボサボサが定番、洋服もあまり気にしなったりする」(金澤)、「私は結構、家でも仕事でも一緒」(高木)と反省。
一方、「なんでも器用にこなす女の子」というイメージを持つ植村は、「それは裏ですごい努力もしてると思う。そこに近づけるように、もっともっと頑張っていきたい」と今後の努力を挙げた。
そして、「『夢を見ている姿を見てもらう』のがアイドル」という宮本は「この『武道館』もやっぱり、NEXT YOUのみんなが武道館に向かって頑張るぞって夢を見ていて。Juice=Juiceも武道館を目指して220公演単独ライブを行なうっていうのも、やっぱり夢のひとつに向かって頑張っている姿だと思う」とJuice=JuiceとNEXT YOUの二組のアイドルをうまく重ね合わせて答えた。
NEXT YOUはドラマ内だけでなく、ライブや握手会、TV出演などを行なう予定。Juice=Juiceと平行しての活動ということでファンにとっては嬉しい展開だ。いつもと違う5人のキャラを見比べて楽しもう。
(取材・文・撮影/週プレNEWS編集部)