
クマムシ(佐藤大樹、長谷川俊輔)、ピスタチオ(伊地知大樹 、小澤慎一朗)、バンビーノ(石山大輔、藤田裕樹)、8.6秒バズーカー(はまやねん、田中シングル)――。
昨年から今年にかけて大ブレイクした若手お笑いコンビ4組が豪華共演! 番組や営業など普段、行動を共にすることも多い彼らの意外な関係性とは?
■同時期ブレイク芸人の知られざる関係
―ピスタチオさんが仕事で遅れていますが、とりあえず始めちゃいましょう。やはり皆さん、ライバル心が強くて普段はバッチバチ?
はまやねん その質問、今年は本当によく聞かれました。同時期にTVに出ていたこともあって、先輩のバンビーノさんとは特に比べられて。
藤田 会見とかで、「ライバルはハチロク(8.6秒バズーカー)」って言うまで、延々その質問をされるんです(笑)。
長谷川 僕らもハチロクの名前を出さないと取材が終わらない。そんな中、相方の佐藤君が「ライバルは長谷川です!」って言って、変な空気になったり。
藤田 身内に牙をむくなや! でも、実際はライバルでもなんでもないんですよ。
田中 僕らが子供すぎるから、バンビーノさんは保護者みたいな感じで。
石山 ハチロクとは“リズムネタパック”みたいな営業で、よく一緒になっていたんです。いつだったか、先の出番だったハチロクが持ち時間15分のところ、5分で帰ってきたことあったよな。「あとは頼みます」とか言って。
田中 あのときはすみませんでした…。15分ギリギリかなって思って時計を見たら、まだ4分しかたっていなかったっていう。
石山 自分らのネタだけじゃ間が持たなくなって、なぜかオレらの持ちネタ、“ダンソン”を先にやっちゃったり。めちゃくちゃやで!
藤田 社会人としてのマナーもできてへんかったしな。吉本のお偉いさんに、寝っ転がってスマホをイジりながら「○○さ~ん、マッサージ行きましょうよ~」って言い放った時は「コイツら、怖ッ!」って思いましたけどね。でも不思議と生意気とは思わない。
佐藤 僕からすると、ヒドいヤツらですけどね。渋谷の駅前を歩いていた時、はまやねんが「ここにクマムシの佐藤がいるぞ~」って叫んだりするんですよ。
はまやねん だって佐藤さん、もともと目立ちたがり屋じゃないですか。
佐藤 そうだけどさ。
●この対談の続きは『週刊プレイボーイ』47号でお読みいただけます。ネタ作りの苦労、リズムネタの呪縛に対する叫び!まで…。もちろんピスタチオも登場です!
(取材・文/高篠友一 撮影/井上太郎)