ラグビーW杯で大活躍した日本代表FB、五郎丸歩が引っ張りだこだ。

国内のトップリーグも開幕したが、バラエティ番組やスポーツや映画のPRイベントなど顔を見ない日はないほどの人気ぶりーー。

そんな彼を、熱狂的に愛する人々が集まるエリアがある。ゲイやオネエたちで賑(にぎ)わう新宿二丁目だ。

本誌記者が現地で聞き込みをすると、やはりその人気はスゴイ!

「このところ二丁目ではフィギュアの羽生クンや体操の白井クンみたいなカワイイ系の人気が高かったんだけど、五郎丸選手は久々に登場した正統派。朴訥(ぼくとつ)としていて真っすぐな感じがキュンとくるし、イマドキ珍しい男くささもある。付き合ったら守って、引っ張ってくれそうでたまらないわね」(Tomさん・30代)

また、筋肉好きを公言するゲイからはこんな声も。

「ゴローマルって名前が最高にゲイゲイしくていいわよね。それにあの筋肉! 特に左右対称じゃない太ももの肉とか、最高にグッときちゃう。世の中は“福山ロス”とか言ってるけど、アタシら筋肉好きの間ではこのところ室伏ロス(※室伏広治氏は今年5月に結婚)だったのよね。だから今、二丁目の筋肉好きはみんな、ゴローマルにくぎづけよ」(ゴーゴーバーでの勤務経験もあるタニシさん・40代)

ちなみに、二丁目では“あのポーズ”も好評だとか。

「浣腸ポーズは手つきが注目されがちだけど、本当にエロいのは腰つきよね。あのクネッと曲がった腰つきにグショグショになるコは多いんじゃないかな」(20代の店子さん)

二丁目におけるこうした五郎丸ブームを、老舗ゲイ雑誌『バディ』編集部はこう分析する。

「ゲイの間では2、3年前からなぜかイモ系素朴デブがキテいて、最近では芸人のクマムシ・長谷川俊輔さんが最高のオカズといわれています。とはいえ、女子でいうところの“ゆるふわ”がモテのスタンダードのように、ゲイの間ではやっぱり“ガチムチ”がスタンダード。

だから、185cm100kgで筋肉と程よい脂が乗っている五郎丸選手が人気なのは当然。今年の二丁目ハロウィンでも、五郎丸風のコスプレをしている人を数多く見かけました。今年、ゲイ界のマン・オブ・ザ・イヤーは五郎丸選手で決まりでしょう」

二丁目の“五郎丸旋風”はまだまだ勢いを増していきそうだ。

(取材・文/本誌ニュース班とマン汁子)