オンエア中の出演ドラマ『掟上今日子の忘備録』(日本テレビ系、毎週土曜21:00~)が好評で、来年1月には初主演映画『血まみれスケバンチェーンソー』が公開予定と、波に乗りまくってる“だーりお”こと、内田理央。
発売中の『週刊プレイボーイ』48号では表紙&巻頭グラビアに登場! そんな絶好調な彼女を直撃し、現在の心境を語ってもらった。
■いい意味でファンを裏切りたいんです
―ついに表紙初登場です!
内田 ありがとうございます! 週プレさんの表紙にはずっと出たかったので、すごく嬉しいです! みんな見てください!って思わず大声を出したくなりますね。
―今回の撮影はどうでした?
内田 大好きな沖縄ロケだったので、思い切り楽しんじゃいました。爽やか系からシットリ系までいろんな写真を撮っていただいたし、休憩時間は(那覇の)国際通りで買い物もできましたし(笑)。大満足です。
―内田さんといえば、グラビアファンの間で唇とお尻が人気ですけど、今回のグラビアも最高ですね。
内田 あははは。本当はどちらも自分的にコンプレックスなんですけどね。特にお尻は昔から小さくなってほしいと思っているんです。こんな私をキレイに撮ってくれる、スタッフさんに感謝しています。
―お尻といえば先日、初主演映画『血まみれスケバンチェーンソー』のイメージカットがニュースで公開され大きな話題になりましたね。フンドシ姿でお尻を出すという、かなりインパクトのある写真でした。
内田 あれはものすごい反響でした! だって『仮面ライダードライブ』(以下、『ライダー』)の関係者から中学時代の友人まで、会う人全員にフンドシの話をされたんです(苦笑)。でも私自身は、なぜあんなに大騒ぎされるのかわからないんです。だって前からグラビアでお尻は出してるじゃないですか!
―いや、水着とフンドシじゃ印象が違いますって(笑)。映画はタイトルどおり、チェーンソーを武器にゾンビと戦う女のコの話です。スプラッターシーンも多くて、過激でしょ。出演のお話がきたとき、悩まなかったですか?
内田 全然! 原作がマンガなんですが、とても面白くて、マネジャーに話を聞いて、すぐ「やります!」って言いました。あと、『ライダー』で演じたのが女性巡査でマジメなコだったから、今度は不良役もやりたいと思っていて。いい意味でファンを裏切って、違う自分を見せたかったんです。
ホントは“ドンクサ・ポンコツ女”?
―今回は本格的なアクションシーンにも初挑戦してますね。
内田 すごく大変でした! 撮影は真夏だったんですけど、炎天下で10時間以上、食事も取らずに4kgのチェーンソーを振り回してましたから。しかも、その頃はまだ『ライダー』の撮影もあって。深夜1時に『血まみれスケバン』の現場を一度出て、早朝に『ライダー』の現場に着くなんてこともありました。あまりに過酷すぎて、周りの様子とかほとんど覚えてないです。
―そ、そんなに…!
内田 私自身、マンガが大好きなんで、原作ファンをガッカリさせたくなかったんです。だから、とことんやるぞ!と。
―そんな撮影をやりきったら、今後はアクションもやれるぞって自信がついたのでは?
内田 そこまでハッキリと言い切れるほどの自信は持てないです。カッコいいアクションシーンは、スタッフさんたちがカッコよく撮ってくださったおかげなので。だって私、運動神経がまったくないんです(笑)。
―え、そうなの? グラビアを見ても思うけど、内田さんってなんでもできちゃうカッコいいお姉さんのイメージだけど。
内田 そんなふうに見えますか? 実は逆です。私、ホントは“ドンクサ・ポンコツ女”なんです。
―なんですか、それは(笑)。
内田 歩いてるだけですぐ転ぶし、女のコらしいことは何もできないし。こないだ友達の家で鍋パ(鍋パーティ)したんですが、私、料理が苦手だから皿洗いだけでもと思ってキッチンに入ったら、見事にお皿を割っちゃって。「頼むから座っててくれ」って言われました(苦笑)。
実は女子力アップを目指して…
―ところで、最近は休みの日をどう過ごしてます? 内田さんはマンガ&アニメのオタとしてファンの間ですごく有名ですが、やはりマンガ&アニメざんまいですか?
内田 もちろん両方とも大好きなんですが、最近はちょっと落ち着いてきてます。前みたいに、季節の新作アニメすべてを一話から録画して見まくることもしなくなりました。
―じゃあ、何をしてるんですか?
内田 う~ん。最近は美容院に行ったり、マッサージに行ったりしています。
―こう言っちゃなんですけど、ずいぶんと女子っぽいんじゃないですか。
内田 あははは。実は女子力アップを目指してるんです。料理も基本はダメだけど少しは頑張ってます。ネットを見ながらマヨネーズを作ってみたり。
―オシャレするとかは?
内田 はい。以前は寝る時もジャージでしたけど、今はふわふわのかわいらしいパジャマを着てます。あと、ブランケットや枕カバーもキャラものから白とピンクを基調にしたものに換えました。えへへへ。
―一体、何があったの!?
内田 最近、女性誌(『MORE』)の専属モデルをやらせていただくことになったんです。それでファッションやメイクを勉強してるうち、ものすごく楽しくなってきたんですよね。
―女のコですもんね。
内田 あとは最近、人との出会いやつながりを大事にしようと思うようになりました。部屋にこもってひとりでいるのもいいけど、いろんな人と積極的に会うのはもっといいなって。それは『ライダー』を1年間やったり、ドラマや映画に出させていただいて、いろんな人に出会えたのが大きいと思います。今はいろんな人と一緒に作品を作り上げるのが楽しいんです。
―これからは新しい内田さんが見られそうですね。
内田 まだまだ“ドンクサ・ポンコツ女”ですけど、いろんな努力をして、少しずつ“いい女”になれたらいいなと思っています。これからも応援してください!
*“だーりお”こと、内田理央が表紙・巻頭に登場! 『週刊プレイボーイ』48号(11月16日発売)でお読みいただけます!
●内田理央(UCHIDA RIO) 1991年9月27日生まれ 東京都出身 12月公開予定の映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ超MOVIE大戦ジェネシス』にも出演。ちなみに熱烈なマンガファンの彼女。今、気になるマンガは『臆病の穴』(史群アル仙)と『乱と灰色の世界』(入江亜季)とか 【http://yaplog.jp/lp-u-rio/】
(取材・文/大野智己 撮影/佐藤佑一)