「アナウンス部の雰囲気を変え、人材流出を止めた」ともっぱらの日本テレビ・水卜麻美アナ。ちなみに「ミト会」が理想とするのは、ダチョウ倶楽部・上島竜兵が主宰する「竜兵会」だとか(笑)

今年、各局で退社&異動した女子アナは合計6人。

その内訳はというと…TBSが枡田絵理奈アナ(退社)、テレビ朝日が宮嶋泰子アナ(定年退職)と村上祐子アナ(報道局に異動)。そしてテレビ東京が植田萌子アナ(退社)で、フジテレビは松尾紀子アナ(退社)と阿部知代アナ(報道局シニアコメンテーターに就任)だった。

そうした中で、特筆すべきは日本テレビ。かつては離職率が高かったが、今年は0人だったのだ。日テレ関係者が話す。

「それもこれも水卜(みうら)麻美アナの功績ですよ。後輩アナを集めて“ミト会”という飲み会を頻繁(ひんぱん)に開くようになり、アナウンス部の雰囲気が一変したんです。ひと昔前はアナウンサー同士、ギクシャクしていましたから」

ちなみに今年、結婚した女子アナも少なく、合計で4人だった。

2月に“巨乳すぎるNHKアナ”こと杉浦友紀アナが同期職員との結婚を発表し、3月末にテレ朝の下平さやかアナが巨人・長野(ちょうの)久義選手と入籍。そして5月にTBSの久保田智子アナが日テレの政治部記者と、7月にはテレ朝の加藤真輝子アナが同期の報道局員と結婚している。

女子アナ評論家の戸部哲也氏が解説する。

「TV局員と結婚するケースが増えたのは、肩書で男性を判断するのではなく、人柄を重視するようになったからでしょう。この傾向は来年も続くかもしれません」