ずっと台湾に行ってみたかったという有村架純が表紙&グラビア16Pで週プレに降臨!

昨年は主演映画『ビリギャル』で金髪ギャル役を演じて新境地を切り開き、ドラマにも多数出演。auのCM“三太郎シリーズ”では、かぐや姫役を好演するなど、まさに話題を独占した一年だった。

そして今年、有村架純はさらなる飛躍を遂げる。1月18日スタートの月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ)で民放連ドラ初主演を務めることになったのだ。発売中の『週刊プレイボーイ』3・4合併号では表紙&永久保存版16Pのグラビアで登場! 撮影のウラ話から現在の心境まで、包み隠さず語ってくれた。

―今回のグラビアのテーマは「有村架純の現在地」。今、何を思い、これからどこに向かっていくのか…。ドラマや映画の役柄ではない、素顔の有村さんを撮影するのが目的でした。

有村 私も事前に打ち合わせで聞いていたので、身構えることもなく、自然体でカメラの前に立てたと思います。それに、こうしたストーリー性のあるグラビアは本当に久しぶりで、私自身も「ずっとやりたい」と思っていたから、すごく充実感がありました。

―ロケ地は台湾でした。ただ、天気が…。

有村 ずっと雨でしたね(笑)。でも、今回のコンセプトだったら雨でも大丈夫かなって思っていたので、特に心配はしていませんでした。

―台湾は初めてだったんですよね?

有村 台湾の女優、ヤオ・アイニンさんのことが好きで、ずっと行ってみたかったんです。ちょっと寒かったですけど、ご飯はおいしかったですし、かなり満喫させてもらいました。撮影自体も、カメラマンの丸谷嘉長(まるたに・よしひさ)さんには昔から撮ってもらっていたので、全く緊張しなかったですね。

―普段、有村さんは緊張するタイプなんですか?

有村 そうなんですよ。新しいドラマや映画に入る時、クランクインするまでの期間は緊張で寝つけなくなるくらいですから…。セリフを覚えたり、役をイメージするのは楽しいんですが、しっかり寝られないのはやっぱりつらいです(笑)。

「ブレイクしているね」って言われてもピンとこなくて…

―昨年は映画『ビリギャル』をはじめ、多くの話題作に出演されました。有村さんにとって、どんな一年でした?

有村 2013年の『あまちゃん』(NHK)以降、いろいろなお仕事をさせてもらうようになったんですが、ものすごいスピードで変化する環境にしばらくついていけなかったんです。周囲の人に「ブレイクしているね」って言われてもピンとこなくて。とにかく目の前の仕事に向き合うことに必死だったんです。

でも、昨年は経験を積んだこともあり、自分の中に少しだけ余裕が生まれて、ひとつひとつの作品にしっかりじっくり、ゆっくり携(たずさ)わることができたんです。だから駆け抜けたというより、多くをちゃんと学べた一年でした。

―具体的にはどんなことを?

有村 言葉では表現しづらいんですが、以前はその作品だけを頑張っていれば、自分のことなんて二の次でいいと思っていたんです。それは体調管理だったり、身の回りの管理だったり。撮影が佳境に入ると、家に帰って寝るだけの生活になるので、部屋が散らかっちゃうこともあって…。だから、いつもクランクアップするたびに断捨離(だんしゃり)をしていたんです。古い洋服や不用品を思い切って捨てていました。

でも、公私のバランスがすごく悪いように感じて、それじゃダメだなと。自分をいたわることも大事なんだって思うようになりました。精神的にも成長できたと思います。

*有村架純が表紙&グラビアに登場! このインタビューの全文は『週刊プレイボーイ』3・4合併号(1月4日発売)でお読みいただけます!

(取材・文/高篠友一 撮影/丸谷嘉長)