1月11日、東京・神田明神で毎年恒例のAKB48グループ成人式が行なわれ、今年、成人を迎えた入山杏奈、木崎ゆりあら総勢32名が参加。艶やかな振り袖姿を披露し成人の抱負を語った。
参加したのはAKB48から入山杏奈、佐々木優佳里、中西智代梨、前田亜美、阿部マリア、篠崎彩奈、内山奈月、木崎ゆりあ、竹内美宥、伊豆田莉奈、名取稚菜、山本亜依、浜松里緒菜の13人。
SKE48が都築里佳、内山命、山下ゆかり、小石公美子、谷真理佳、高畑結希の6人。
NMB48は山尾梨奈、東由樹、沖田彩華、川上礼奈、谷川愛梨、松村芽久未、三田麻央、森田彩花、日下このみの9人。そしてHKT48から穴井千尋、NGT48から西潟茉莉奈、山口真帆、大滝友梨亜の3人となった。
AKB48グループの成人式は、劇場がある秋葉原の守り神として有名な神田明神で2008年より行なわれているが、32人は過去最高!ということで彼女たちの一生に一度の晴れ舞台を見守るべく早朝から1千人近いファンが集まった。
とはいえ、今年は前日の1月10日劇場デビューしたばかりのNGT48であったり、まだ知名度が足りないメンバーが多いのも事実。冒頭の挨拶では入山杏奈が、
「昨年の成人メンバーは“狭間世代”と言ってましたが、その頃から『2016年はもっと危ないんじゃないか』と各方面で囁(ささや)かれておりまして、なんとも言えない感じですが(苦笑)。来年は豪華なメンバーですので、1年間楽しみに待っていてください(笑)」
と、まさか?の自虐的な発言。しかし、続けて「私たちは『遅咲き世代』と命名しまして、これから立派な花を咲かせていきますので末永く見守っていてください。よろしくお願いします」と意気込んだ。
また、木崎ゆりあは自身の着物について「名古屋人といえば派手なので、柄が激しいのを選びました。椿もチラホラあって、その椿のように咲き誇りたい」と話し、さらに当日の着付けを朝3時頃から始めたことを明かして「すごい引き締まって背筋も伸びます。1週間に1回は着たい」と明るく話した。
この世代は谷真理佳や中西智代梨、伊豆田莉奈などバラエティでイジられるメンバーも多く、それについて聞かれたSKE48の谷は「自己紹介でうどんの国から来たってコ(NMB川上礼奈)もいて、頭は大丈夫かな」と、新たに強烈なキャラクターを発見して驚いた様子。「でもそれも個性だと思うので、ファンの方だけじゃなく、もっと一般の方にも知ってもらいたい」とアピールした。
そして、前夜にこけら落とし公演が行なわれたばかりのNGT48西潟茉莉奈は「48グループに入る前から成人式をTV越しに見ていたので、NGT48の一員として参加することが幸せです」と語りつつ、公演について「劇場に足を運んで下さった皆さんが満足していただけるようなパフォーマンスをしたいと思っています」とアピールした。
成人式後の入山杏奈と木崎ゆりあを直撃!
そんな成人式を終えたばかりの入山杏奈と木崎ゆりあを直撃、特別にお話を聞いちゃいました!
―20歳を迎え、成人式を終えてどうでしたか?
入山 華やかで厳(おごそ)かでしたね。メンバーがみんな着物で、髪もしっかりセットしていただいて。今までの誕生日と違って、20歳=大人だなって感じがしました。
木崎 私は13歳でこの世界に入って、15歳ぐらいから「私は大人だ!」という感じできたんですけど、実際に20歳になると子供時代が恋しい。もっと甘えておけばよかったです(笑)
―20歳ということでお酒が解禁になりますが?
入山 神社でお神酒をいただいたんですけど苦かったです。家でお正月に飲んだ芋焼酎と同じ感じ。まだアルコールの味がわからないです。
木崎 2月に20歳になるんですけど、パパと一緒にウイスキーが飲みたいです。お兄ちゃんが成人した時にパパが嬉しそうに飲んでいるのを見て、羨ましかったんです。でもお兄ちゃんは泣き上戸なんですよ。私もそうだったらイヤなので、人前で飲まないようにしたいです(笑)。
―今年はどんな1年にしたいですか?
入山 いろんなことに挑戦したいです。今まではプライベートでも、やりたいと思ってすぐ行動するタイプではなかったんですけど、今年はアクティブに行動したいですね。
木崎 後悔ない1年にしたいですね。2015年は自分の中で反省することや体調を崩すことが多かったので、そういうことのないように。あとは大殺界らしいので…早速、年明けにお腹をこわしたり肩が痛くなったり。でもそういうのに負けないようにしっかり自己管理できる人間になりたいです!
(取材・文・撮影/関根弘康)