アイドルさながらのかわいらしい衣装で登場した小林麻耶アナ

フリーアナウンサーでありながらバラエティー番組でも活躍する小林麻耶が27日、「ブリカマぶるーす」で歌手デビューを果たし、CD発売記念イベントを行なった。 

2~3年前から歌手デビューを考えていたというが、一度はマネージャーが冗談だと思ったそうで、1年後に再び言ってみたら「あれ、ホントだったんだ」と夢が叶ったそう。

「30過ぎて、この格好でこの曲でデビューして『迷走している』と思われるのもわかってはいる。ですが、年齢を気にしたら何もできないと思う」と“アナウンサーアーティスト”への道を開いた。

「私は世間からブリッコと言われているんですが、それに対するブルーな気持ちを」歌った今回の曲は、安室奈美恵などを手掛ける音楽プロデューサー・今井了介が小林と相談しながら作詞作曲。ポップな振り付けで、「小さい子も簡単に覚えられる。姪っ子ちゃんと甥っ子ちゃんと3人で妹(麻央)の家でよく踊っています。姪っ子ちゃんは完コピしました」と明かした。

膝上20cmほどのミニスカで生脚を惜しげもなく出した小林がステージに登場すると、300人の観客が拍手で歓迎。「いろいろ批判もあるんですけど…」と言いつつも「こんなことになるとは人生思ってなかった。平日なので来ていただけないかと思っていたけど、こんなに来ていただいて本当に私は幸せ者だなと思っています」と、「まだ歌ってもいない」のに瞳を潤(うるま)ませた。

曲が始まると、会場周りにいた人々も足を止め、さらに観客は増加。途中、手拍子が湧き起きるなど、初ステージは盛り上がりをみせ無事、成功を収めた。

「バラエティー番組でいろいろ宣伝してきたけど、途中で切られていたので最後まで歌ったことがなかったんです。いつもスタジオはシーンとなるので、今日は温かい皆さんで感動してしまって、本当にありがとうございます」と再び涙を溜めながら、集まった観客を爆笑させた小林。

「1枚目を出したばかりではありますが、2枚目も出していきたいと思います! 大きな目標としては歌番組に出たいなと思っているので頑張ります」と今後の意気込みまで吐露。

この日のステージで涙を見せてしまったことには「イベントをする側としては失敗、失格だと思う」とプロ意識を見せたが、「でもあまりに皆さんが真剣に聞いてくださったのでその気持ちが伝わって感動しました」と最後まで感情を素直に伝えていた。

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(取材・文/週プレNEWS編集部)