“ぽっちゃりおなか”からの大変身で列島を騒然とさせた峯岸みなみ

2016年1月、衝撃の“ぽっちゃりおなか”からの大変身で列島を騒然とさせた峯岸みなみのライザップCM。彼女はいかにして理想のカラダを手に入れたのか?

女性アイドルで誰か、ライザップで理想のカラダにコミットする者はいないか――。きっかけは、ライザップからの発案だった。

それまで香取慎吾、赤井英和など多くの男性芸能人がライザップで理想のボディを手に入れていたが、現役女性アイドルでその挑戦をした者はいない。

峯岸は、食べることが大好きだった。そして、アルコールも好きだった。ぽっちゃりなおなか…。ジムに通っていても、つい怠けてしまうこともあった。そんな自分の弱い心に対し、いつしか諦めの念を抱いていたと、彼女は言う。

「それまで食べ物に気を使ったことって、ほとんどなかったんです。例えば、『今日は夜におすしを食べるから、昼はスープだけにしておこう』とかってあるじゃないですか。みんな当たり前にやってるんだろうけど、私はしたことがなくて。それに、お酒の席が好きだし。あと、よくシメで、ラーメンを食べるんですよ。

…でも自分は、別にビジュアル担当でもないし、太ってても痩せてても別にいいかって思っていて。あんまり気にしたことなかったんですよね。ルックスに関して」

酒を飲み、ラーメンでシメる。それはまさにサラリーマンのお約束コース。峯岸は、いつしか自分が美しくなることを諦めていた。

とはいえ、もちろん現役アイドル。ライブではいつも激しいダンスをする。そのため、太りすぎるということはなかったが、それを言い訳にして自堕落な生活を続けていたのだ。

「そこまで太ってないじゃん!」…だけど

ライザップで大変身する前の峯岸みなみ

そんな峯岸がプロジェクトの話を聞いたのは、2015年9月頃だった。

10月中旬、都内某所。ある撮影が行なわれようとしていた。それはライザップのCM撮影だ。おなかが出た人が、自信なさげに回転していく。そして次の瞬間、コミットしたカラダと、自信に満ちあふれた笑顔に早変わりする。あの、おなじみのCMの「ビフォー」用の映像を撮るため、峯岸はスタジオを訪れていた。

「ライザップのお話をもらって、今の自分を変えられる、っていうのはありがたかったです。『意志の弱い自分でも、ライザップだったらやりきれるんじゃないか』って思えたから」

そんな峯岸にライザップの人物が話しかけた。

「今回のCMでも、見る人たちを驚かせたいと思っています。感動させたいと思っています。よろしくお願いします!」

峯岸は言う。

「そこで、覚悟しました。私のCMを見た人たちに感動するほどのインパクトを与えるには、腹筋を割るくらいしなくちゃダメだ、って。正直、元が太った男性なら、わかりやすく結果が目に見えると思うんですよ。でも、私は自分で『そこまで太ってないじゃん!』って思っていましたから。本当に頑張ろうって思いました」

そんな思いを胸に「ビフォー」映像を撮影した。2ヵ月後。自信満々の笑顔で、美ボディになった自分を想像しながらーー。

それから始まった劇的ダイエットへの挑戦、周囲の反応など…発売中の『週刊プレイボーイ』8号では、「峯岸みなみはどうやって理想のカラダにコミットできたのか?」として、彼女のライザップ・プロジェクトのドキュメントを掲載。ぜひ写真ビジュアルとともに自分の目で彼女の“コミット”を確かめてほしい。

(取材・文/篠本634 [short cut])

●峯岸みなみ AKB48(Team K)1992年11月15日生まれ 東京都出身 ○現在、彼女の出演する「ライザップ」のCMが放映中。また、初の主演映画『女子高』が今春に公開予定

■週刊プレイボーイ8号「峯岸みなみはどうやって理想のカラダにコミットできたのか?」より