チャームポイントは“パッキパキの腹筋”という『グラビア編集の隠し玉GP』第3回チャンピオン・南千紗登ちゃん

2016年に創刊50周年を迎える『週刊プレイボーイ』が、記念イベントとしてアイドルが“グラビア”と“ライブ”で闘うバトルカーニバル『グラバカ!』を開催!

エントリーしたのは、2014年から本誌で展開してきた『グラビア編集の隠し玉GP』の優勝者である、滝口ひかり(drop)、新井愛瞳(まなみ・アップアップガールズ(仮))、南千紗登(ちさと・アイドルカレッジ)の3人と、彼女たちが所属するグループのメンバー総勢19名。

そこで、週プレNEWSではエントリーした隠し玉GP優勝者たちに直撃インタビュー。今回登場するのは、第3回チャンピオン・南千紗登だ。決戦を控える彼女の今の心境とは…。

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―まず初めに、『グラバカ!』開催を聞いた時はどう思った?

 グランプリをいただいた『グラビア編集の隠し玉GP』で、週プレさんでの“バトル”は終わりだと思っていたので、こういう形でまた参加できてすごく嬉しかったです。特に今回は第1回、第2回のチャンピオンとも戦えるので、「これで勝てたら…」っていろいろ考えました。おふたりがいる2グループと同じ土俵で戦えるなんて、チャンスでしかないですよね。

―チャンスというのは?

 今回のバトルは、アイカレ(アイドルカレッジ)のプロデューサーの大住(太郎)さんが『プロデューサー座談会』で「アプガさんに挑戦したい!」と言ったことがきっかけなんですよね。それを聞いて、「事務所は何か“称号”が欲しいんだな」と思ったんです。

アイドルグループとして活動していく中で、CDの売上やオリコンの順位は大きな称号になると思うんですけど、それだけじゃ「どこのグループが上なのか?」「誰が一番強いのか?」は明確にわからないじゃないですか。そういう意味で、「私たちアイカレが上だ!」っていう結果を出せるチャンスだと思っています。

―とはいえ今回は、自分以外の18人が全員敵となる個人戦だが…。

 負ける気は全然しないですね。自分はアイカレのグラビア担当だと思っているので、その枠では絶対負けないです。3月20日の『グラバカ! ライブ編』でも、3組の中で一番目立ってやろうと思ってますよ。

―何か秘策がある?

 他のアイドルさんより背が高いっていうのは目に留まる部分なので、それを活かした大きなダンスを見せたいですね。仮に自分がもしお客さんだとしたら、「それぞれのグループでひとりずついいコを選んで、その3人の中から最終的な1票を入れる」っていう手順を踏むと思うんです。なので、まずはアイカレの中で一番に輝きたいですね。

「クッソー!」って感じですよ!!

―ライバルを挙げるとするなら?

 グランプリを獲ったふたりには絶対負けたくないですね。アイカレもそうですけど、『グラビア編集の隠し玉GP』には、グループの中で一番グラビア向きなコをそれぞれ出場させていたはずだと思うんです。つまり、他のふたりに勝たなきゃ私は上にいけない。

―中でも、滝口ひかり選手は「2000年にひとりの美少女」という呼び声も高い。

 滝口さんはTVやメディアにたくさん出ているので認知度がすごいですよね。読者の皆さんの中には、本誌のグラビアを見た時に「知ってる顔だから投票する」っていう方もいると思うんです。だから要注意ですよね。

アプガの新井愛瞳さんは、私と魅力が正反対だと思うんです。先日初めてお顔を拝見したんですけど、透き通っていました。誌面で3人一緒に写ったページを見た時も、写真ですら透き通っていました。“透明感”が好きな人は絶対そこに食いつきますよね。

―新井愛瞳選手は先日、ソロの写真集も発売しましたが。

 「クッソー!」って感じですよ。私、今一番やりたいことが写真集を出すことなんですよ。すごく羨ましい。…でも、私は私の魅力で戦いますよ! 3人の中で年齢も一番上(24歳)なので。

―滝口ひかり選手が21歳、新井愛瞳選手が18歳。

 “認知度”や“透明感”には“大人の魅力”と“親近感”で勝ちにいきます! 私は顔が結構スッとしているので、「近寄りがたい」「声がかけにくい」とかすごい言われるんですけど、話してみると親近感湧くキャラだと思うんです。

―歴代グランプリが持つチャンピオンベルト。これに対して思い入れはある?

 もちろんですよ。昨日もこのコに「明日、グラバカのインタビューがあるよ」って声をかけて寝たくらいですから。

絶対嫌です! 絶対嫌ですよ!!!

―今回の『グラバカ!』で優勝した『グラバカ!クィーン』が過去のチャンピオンベルトすべてを総獲りできるということになったけど?

 絶対嫌です! 絶対嫌ですよ!! これは私のもの。私のものを他人に取られるなんて断固阻止です。正直、たとえアイカレのメンバーでも渡したくないです!!!

―かなり強い意志が感じられます。戦う準備はできている、と?

 はい! それに、アイカレってバトルものになるとクラスメイト(ファンの総称)さんも、急に団結し始めるんですよ! 第3回GPの時も、すごく協力してくれた私のファンの方がいたんです。今回もその方がみんなにバーッと呼びかけて、応援してくれていたりして…。ファンの皆さんに超本気で「負けたくないです。お願いします!」って言っていますから!

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バックで支える“ファンの力強さ”まで語ってくれた南選手。「打倒アプガに向けて何かしているのか?」と聞くと、「アイドルカレッジは清く、正しく、楽しく“修行”してますから!」と自信の表情を覗(のぞ)かせた。新井愛瞳選手の“透明感”に対抗心を燃やしていた彼女だったが、どうやら不透明決着はなさそうだ。

第3回チャンピオンが意気込みと自信を見せたーー。果たして『グラバカ!クィーン』の座に輝くのはどのアイドルなのか。続報を待て!。南千紗登(みなみちさと)1991年11月26日(24歳)神奈川県出身。ニックネームは「ちぃちぃ」。担当カラーは青。アイドルカレッジは4月20日にニューアルバム『idolcollege』を発売。3月からは東名阪ツアー『アイカLet’s東名阪ツアー2016~「ア」なたと「イ」ま「カ」ら「レ」ぼりゅーしょん!!~』がスタート!

(取材・文/篠本634[short cut] 撮影/武田敏将)