ドラマやバラエティに大活躍でファッション誌『MORE』専属モデルも務める内田理央 ドラマやバラエティに大活躍でファッション誌『MORE』専属モデルも務める内田理央

「グラビア史を塗り替える画期的なグラビア」「実に神々しい!」「ヒップが美しすぎる!」「宮沢りえ以来の衝撃!」「エロスを超えた美しさ!」ーー。

すでにここまで称賛&反響の嵐を呼んでいるのが発売中の『週刊プレイボーイ』12号に掲載されている女優・内田理央のグラビアだ。美しい肢体を披露する中で、最もセンセーショナル!なふんどしをはいた刺激的カットが読者の度肝を抜いたというワケ。

実はこのショット、初主演したスプラッターアクション映画『血まみれスケバンチェーンソー』(公開中)での衝撃的な“ふんどしセーラー服”姿にインスパイアされ、撮り下ろされたグラビアだ。

内田理央は2010年にデビュー、『仮面ライダードライブ』(2014)や『掟上今日子の忘備録』(2015)など話題作に続々出演し、一躍ブレイク。以来、ドラマやバラエティに大活躍でファッション誌『MORE』専属モデルも務める他、最近もドラマ『ニーチェ先生』に出演しファンを拡大中。

今回はそんな彼女を直撃。ふんどしグラビアや主演映画の裏話から気になる近況までを包み隠さず語ってもらった!

―3月の週プレnetとも連動した今週号のグラビア。明るい日差しのプールサイドや夕暮のビーチでリラックスして笑顔を浮かべたカットがたくさんありますね。見ていてすごく癒されます!

内田 久々のグアムロケだったんですよ。天気もよかったし全てが楽しくて。特に最終日は時間があったんで、エッグベネディクト(落とし卵やベーコンをのせたマフィン)を食べに行ったり、買い物までしたり。めちゃくちゃハッピーでしたね。

―そんな中、驚いたのが扉とラストを飾った紅白のふんどしグラビア! ページを開いた瞬間「ええっ」って、思わず目を疑っちゃいましたよ。

内田 ビックリしますよね(笑)。最初は白か赤どちらかって話だったんです。でも実際、はいてみたらすごくシックリきて。結局、両方とも穿いちゃいました。

―ものすごく凛々(りり)しく見えましたよ。ヒップの形もすごくキレイに出てるし。

内田 嬉しい~! 今回、映画の『血まみれスケバンチェーンソー』で私の衣装がセーラー服にふんどしってことで提案していただいたんですけど。普段、こういう特別なグラビアをやる機会ってないですからね。やってよかったです!

―ちなみに、はき心地はどうなんですか?

内田 それがすごくいいんです(笑)。撮った後、次のシーンまで時間があったんですけど、着替えずそのままはいてたましたもん。普通の下着と違って、締め付け感がなくて楽なんですよね。

あれは超快感でした!

―一部の女性の間でふんどし人気が高いなんて話も聞きますけど、さらに流行ったりして(笑)。そのグラビアの原点でもある初の主演映画「血まみれ~」もついに公開。今回、改造人間をチェーンソーでなぎ倒すスケバン・鋸村ギーコ役で。普段、おっとりした性格だけに役作りに苦労したのでは?

内田 難しかったですね。特に睨(にら)みつけるように目を見開いたり、巻き舌で「おるぅぁ!」って言ったりとか、これまでしたことなかったんで、相当練習しました。

―確かに別人かと思うほどの迫力でした。スケバンってことで何か参考にしたものなんてあります? 例えば『スケバン刑事』とか…。(古い!)

内田 直接、参考にしたわけではないですが、AKB48さんの『マジすか学園』です。元々、好きで観てたんですけど、皆さん低い声を出して叫んだり、派手なアクションをしたり。あんな可愛い方々がここまでやってるんだから、私も頑張らなきゃって気持ちになりましたね。後は原作マンガを必死に読み込みました。

―今回、印象的なのは数々のスプラッターシーン。やたら血のりが飛びまくってましたけど、正直、抵抗はなかった?

内田 全く(笑)! 血は出ますけど、陰惨な感じはなくて。それに『バイオハザード』みたいなゾンビ映画やゲームは好きなので。あ、それと私、ヒット・ガールが大好きで!

―映画『キック・アス』でクロエ・モレッツが演じた美少女の殺し屋ですね。

内田 そう。大っ好きなんですよっ! めちゃくちゃ可愛いんだけど、血まみれになりながら相手をバンバン倒していくっていう。最高ですよねー(しみじみと)。あのイメージは自分の中でどこか意識してたかもしれませんね。

―では、特に気に入ってるシーンはあります?

内田 改造人間を何体も切りつけながら学校の廊下を駆けていくとこですね。

―ふんどしもチラッとめくれ、カッコよさとセクシーさが混じった名場面ですね。

内田 チェーンソーを持ったまま、振り返ったらみんなドサッって一斉に倒れて。無双状態っていうか、あれはやってて超快感でした(笑)!

―激しいアクションの連発ですが、この映画で初めて知ってファンになった方は内田さんをギーコみたいな強い女性だと思う人もいるかも…。今後、イベントで「僕を睨みつけてください」っていうMな人が現れたりして(笑)。

内田 あははは。喜んでやりますよ。というか、そんな風に私が見られたらなら、頑張って役作りした甲斐もありますね(笑)。

 映画『血まみれスケバンチェーンソー』より(公開中) (c)2016三家本礼・KADOKAWA刊/VAP 映画『血まみれスケバンチェーンソー』より(公開中) (c)2016三家本礼・KADOKAWA刊/VAP

私、「察してちゃん」なんです

―ちなみに本編では好きな男性が出てきて、ずっとギラギラしてたギーコがしおらしくなるシーンがあります。自分は好きな男性を前にするとどうなるの?

内田 ツンツンしちゃいます(笑)。内心はものすごく好きなんですけど。

―ツンデレですかー(笑)。好きな相手に対して素直に気持ちを伝えられない。

内田 そうなんです。好きとも言えないし、会いたいとも言えない。それこそ無視までしちゃったり。でも心では「察して」って思ってるんです。

―男的にはちょっと面倒なタイプですね(笑)。

内田 そう。超面倒臭いです、私、「察してちゃん」なんですよね。テレパシーがあるわけじゃないんだからって(笑)。

―あははは。でもそこが魅力的です。ところで最近、興味のあることってあります? 

内田 最近はゲーム熱が上がってて。この間、初めて『ストリーフトファイター』をやったんです。面白いとは聞いてましたけど、なかなか機会がなくて。でもプレイしてみるとものすごく楽しくて。いちいち「これが昇竜拳か!」みたいに感動しちゃって。それでアクション映画なんかを見たら、尚更、痺(しび)れますね。

―もしや、今回の作品でアクションに目覚めたとか?

内田 あははは。実は私、格闘技の道場に通おうか今、真剣に悩んでて。

―えっ…道場に? これまで柔道とか、何かやってたんだっけ?

内田 いえ、何も。でもできないからこそ、やらなくちゃって。今回、映画の取材で思ったんですが、世間の方は私が運動できるタイプだと思ってるんです。だから何もできないとカッコ悪いじゃないですか!?

―でも普通のジムにも通ったことないんでしょ。しかも何もないのに道端で転んだりするそうだし(苦笑)。

内田 この間も階段で転んで捻挫しました(笑)。でもやりたい!って心境なんですよね。お芝居にもきっと役立つだろうし。

闇の世界に逃げちゃうので…

―その心意気は偉いです! 体と同時にメンタルも鍛えられるしね。

内田 ですよね。私、ブログで厳しいことを書かれると心が折れちゃう豆腐メンタルで。マンガを読み耽(ふけ)ったり、ヌイグルミとお喋りしたりとか闇の世界に逃げちゃうので(笑)、そっちも鍛えないと!

―昨年5月に「ライダー」の撮影を必死でやってた頃に取材した時は、今後コメディをやりたいとか危険な雰囲気の自分を見せたいとか話してくれたけど。最近出た『ニーチェ先生』はコメディだし、『血まみれ~』にも出たし、願いは叶ってるよね。

内田 あっ、本当ですね!

―ズバリ、今後は何をやりたいですか?

内田 実は何をっていうのはなくて。1年前はチャレンジしたい気持ちが強かったけど、今は極めたい心境なんですよね。モデルのお仕事、バラエティ、ドラマ、いろいろさせていただいてるのでひとつひとつを丁寧にやって、より自分を磨きたいです。

そのためにも体を鍛えなきゃと思うし、今回のふんどしグラビアみたいに新しいことをやっていきたいと思うし。ようやくスタートラインに立ったばかり。これから本当の自分を見せていきたいなって思っています!

■内田理央のグラビアが掲載されている『週刊プレイボーイ』12号(3月7日発売)は絶賛発売中!

(取材・文/大野智己、撮影/栗山秀作、石川耕三〈インタビュー、オフィショット〉)

■内田理央(UCHIDA RIO) 1991年9月27日生まれ 東京都出身 身長166cm B80 W58 H82 ○公開中の映画『血まみれスケバンチェーンソー』で初主演。現在は雑誌『MORE』モデルとしても活動中。最新情報はオフィシャルホームページにてwww.lespros.co.jp

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