大方の予想どおり、4月末で退社するカトパンことフジテレビ・加藤綾子アナに代わり、『めざましテレビ』の後任キャスターに入社3年目の永島優美アナが大抜擢(ばってき)されることになった。
同局の中堅局員がタメ息をつく。
「確かに前例はあるんです。高島彩も入社3年目に入る2003年4月から『めざまし…』のメインに抜擢されていますから。でも正直、当時の高島と比較すると、永島はポテンシャルが大きく落ちる。
父親(サッカー元日本代表・永島昭浩)譲りで滑舌(かつぜつ)がそこまで良くないし、生放送の現場を仕切るほど機転が利かない。カトパンほどのタレント性はないですし、視聴率の低下は否めないでしょうね」
局内ではベテランアナの名前を推す声もあったという。
「西山喜久恵アナや佐々木恭子アナなど安心感のあるアナウンサーが適任なんですが、『めざまし…』は体力勝負でもある。どうしても若手に頼らざるを得ない実情があるんです」(前出・局員)
とはいえ、永島アナにとっては、看板アナにのし上がるチャンスだ。
「永島アナの一番の武器は勝負度胸。とにかくメンタルが強く、多少のミスは意に介さない。ただ、過去に出演番組で『ファーストキスは16歳の時なんです』なんて大胆発言をしたこともあるので、生放送中にトンでもないことを言わなければいいですけど(苦笑)」(制作会社社員)
彼女は“カトパンの呪縛”にどう打ち勝つのか。今後の動向に注目していきたい。