週プレ本誌の第2回『グラビア編集の隠し玉GP』優勝者でもある新井愛瞳。彼女のスク水に対する思いとは?

『週刊プレイボーイ』創刊50周年を記念して行なわれる、アイドルが“グラビア”と“ライブ”で闘うバトルカーニバル『グラバカ!』

今回、2014年から本誌で展開してきたグラビア編集の隠し玉GP』の優勝者である、滝口ひかり(drop)、新井愛瞳(まなみ・アップアップガールズ(仮))、南千紗登(ちさと・アイドルカレッジ)の3人に加え、彼女たちが所属するグループのメンバー総勢19名がエントリーしている。

本命視される過去3回の優勝者インタビューの最後に登場するのは、第2回GPに輝いた新井愛瞳だ。来たる「ライブバトル編」に向けて、忍者修行まで行なっているチームの様子もリポートしたが、そこで今、彼女はどのような心境なのかを直撃した!

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―3月20日の「ライブバトル」まで一週間を切ったが、調子はどうか?

新井 あまり実感が湧かないんですけど、アプガもツアーの真っ最中だったりで、時間がもうほとんどないですよね。だけど、そんな中でも自慢の筋肉を仕上げていったり、忍者修行で学んだことを活かして、何事にも動じない精神で集中したりすることはできていると思います。

―修行を通して、変化した部分は?

新井 自分の周りから邪気を取り払う“九字”の訓練ができたので、自分の中でも空気が変わったというか、ビシッとした気持ちになってきた気がしますね。あと、刀や手裏剣も以前から何かの機会があればライブに取り入れたいと思っていたので、訓練ができたのは大きいと思います。

実は私、普段から「侍魂!」って言ってる仙石(みなみ・アップアップガールズ(仮))よりも忍者とか侍が好きなんですよ。仙石は“ビジネス侍”なんですけど。

―今まで、数々の対バンライブを経験してきたが、今回の「ライブバトル編」はどのような気持ちで?

新井 今回は個人戦で、メンバーもライバルなんですよね。『隠し玉GP』では、メンバーも協力してくれて、宣伝をしてくれてたんですけど、今回は違う。その分、頑張らないといけないなと思ってます。

―同じくアプガの佐保明梨(さほあかり)選手が、そのチャンピオンベルトをかなり欲しがっていたが…。

新井 『隠し玉GP』で優勝したこの証(あかし)があるからこそ、私が自信を持てているところもあると思うんです。だから絶対に渡すわけにはいかないですね。このベルト、いつもは家の玄関に飾っているんですけど、持って帰った時はおばあちゃんも大喜びだったんですよ。

あと、グラビア撮影がある時はベルトに触れてから現場に向かいます。去年、初めて写真集を出したんですけど、その時も一度腰に巻いて、「頼むよ」って言いながら気合いを入れていましたね。今回優勝したら、スク水でベルト3つ巻いてみせます、プールの中で!

“スク水クィーン”のプライド

―“スク水クィーン”としてのプライドのようなものを感じるが、他の18人の参加者で注目している選手は?

新井 やっぱり、『隠し玉GP』優勝者のおふたりですかね。滝口さんとは「CHEERZ(アイドルが自撮りを載せて、その人気度を競うアプリ)」でも普段から1位、2位を争い合ってるんです。なので、常に意識している存在ですね。

南さんはスタイルが抜群で、何より腹筋がすごくきれい。アプガになってから、共演したアイドルさんがへそ出しとかしていると、つい見てしまうんですよ。アプガとしても、あの腹筋を見た時は悔しかったですね。

―滝口選手率いるdropと、南選手率いるアイドルカレッジ。それぞれ警戒はしている?

新井 dropさんは、滝口さんが“2000年にひとりの美少女”と呼ばれているようにビジュアルのレベルが高いですよね。アイカレさんは清楚で純粋というか、正統派。そんな2組とは逆に、私達はビジュアルに自信がなかったり、ライブが激しすぎて、清楚系が好きな人から見たらヤンキーみたいに見えたりすると思うんです。

でも、ライブは絶対にアプガのほうが上だと思ってます。ライブを何よりも“売り”にしてやってきているので、そこでは絶対に負けていられないですよ。

―当日、ライブを見た観客に投票させるような秘策が?

新井 私達、激しすぎて、白目剥きながら踊っているような写真が結構あるんです。めちゃめちゃ笑顔でっていうライブはできないかもしれないですけど、私達にしかできないライブの楽しさや、その真っ直ぐな熱さみたいなものをお客さんに伝えられるようにしようと思ってます。

―では最後に、いよいよ来週に迫った『グラバカ! ライブバトル編』についての意気込みを。

新井 “スク水クィーン”の称号をいただいている私ですけど、残りふたつのベルトを奪って、真の“グラバカ!クィーン”の座も手に入れたい。普段から「メンバー1、騒がしい」と言われているので、当日も全力で、誰よりも暴れ回りたいですね。必ず優勝してみせますよ。

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取材後、「優勝宣言が飛び出したが、もし負けるというようなことがあると“勝負は時の運”という言葉では済まされないが…」と問うと、「出る前に負けることを考える人はいないですよ。まずは気持ちで勝ちます!」と新井。

滝口・新井・南ーー過去のGP全員が「絶対に負けられない」と語った決戦まで残り1週間。最後まで目が離せない、とんでもない闘いが始まる。そう、まさに、時はきた…!

●過去のバトルは本サイトを参照!新井愛瞳(あらいまなみ)1997年11月19日(18歳)群馬県出身。ニックネームは「まぁな」。担当カラーは青。最新シングル『パーリーピーポーエイリアン/セブン☆ピース』が4月4日にリリース! 福岡、仙台、東京、長野、高崎などを回るライブハウスツアー2016「The Seven LIVE Alien」は、3月26日(土)広島クラブクアトロからスタート。現在、全国47都道府県ツアー「RUN!アプガRUN!ダッシュ」開催中! 3月13日(日)桜坂セントラル。Zeppツアー「The Seven PARTY LIVE Alien」は6月12日(日)ゼップサッポロからスタート。

(取材・文/篠本634[short cut] 撮影/武田敏将)