2014年、ドラマ『なぞの転校生』のヒロインとして女優&CDデビュー。現在、「キットカット」の受験生応援キャラクターを史上最長の3年連続で務めている、桜井美南ちゃん(18)。仕事でも制服姿の印象が強いが、この春には高校を卒業ーー。
『週刊プレイボーイ』No.13に封入されているブックインブック特集「高校卒業~最後の制服」では高校時代最後の制服グラビアを掲載。週プレNEWSではそのアザーカットとともに、そんな彼女が高校生時代に一番夢中になった「演劇会」の思い出や、卒業後の夢を聞いた。
―高校時代の一番の思い出は?
桜井 クラスで「演劇会」をやったことです。毎年、クラスごとに作品を発表するんですけど、大道具も音響も照明も全部、生徒だけでやるんです。キャストオーディションもあって、クラスメイトの前でセリフを読んで審査を受けました。ほんとに仕事のオーディションみたいに(笑)。
―桜井さんは何を担当していたんですか?
桜井 私は、1年生と3年生の時に主役をやらせてもらいました! 3年生の時の作品は『雨に唄えば』っていうミュージカルで、私は大女優の替え玉のキャシー役をやらせてもらいました。みんなの気持ちを背負っていたので、本気で取り組みました。
―桜井さんって、優等生的なイメージがありますが、実際はどうだったんですか?
桜井 友達からも「根は真面目だね」って言われていたんですけど、普段は普通のたわいない話をしています。「今、どの芸能人がキテる!」とか(笑)。
―普通の女子高生って感じですね。
桜井 あとは、『ゴシップガール』っていう海外ドラマにハマっていて、一番仲のいい友達と「このふたりのヒロインの関係って、ほんと私たちみたいだよね~」って盛り上がったりしていました!
―『ゴシップガール』って、ニューヨークのセレブ高校生たちの恋愛や派手な生活を描いた、結構、過激なドラマですよね…?
桜井 そうです。もう人間関係もぐちゃぐちゃな作品で(笑)。でも、ヒロインのふたりはどんなにケンカしても離れないんです。私とその親友も、4歳の時からずっと一緒に育ってきたので、「これからも一生、友達なんだろうな」って思います。
夢は、“ハリウッド進出”です
―ドラマ『なぞの転校生』や舞台『転校生』でも、ほとんど制服姿の役を務めていましたが、仕事で制服を着るのってどんな気分?
桜井 わくわくします! いつもとは違う自分が見れるから。“なんちゃって制服”も大好きで、休みの日に友達となんちゃって制服でテーマパークに行ったこともあります。もう、超テンションが上がりました(笑)。卒業後にも、機会があれば制服でいろいろなところに遊びに行きたいな、なんて思っています(笑)。
―なるほど。4月からは大学に進学するそうですが、どんなことを勉強したいんですか?
桜井 心理学をやりたいなって思ってます。心理に興味があって、そういう本も読んだりしてるんです。人の心から出る動作とか、逆に動作から出てくる心理っていうものを学べば、お芝居にも活かせるのかなって思って。
―芝居とつながっているんですね。では、桜井さんの夢は?
桜井 でっかい夢は、“ハリウッド進出”です。友達も海外でのビジネスを考えていたりするので、私も夢は大きく持ちたいなって。
―好きなハリウッド女優は?
桜井 アン・ハサウェイです! 『レ・ミゼラブル』ではあんなに汚れた役を美しく演じてたのに『マイ・インターン』ではカッコいい社長役をやってて。「役の幅がすごく広いな」って思います。私も、ハリウッドの壮大な映画の中にちょっとでも入りたいなって思います。
■週刊プレイボーイ13号(3月14日発売)のブックインブック特集「高校卒業~最後の制服」も要チェック!
(文/西中賢治 撮影/佐藤裕之)
■桜井美南(SAKURAI MINAMI) 1997年5月17日生まれ 東京都出身 身長153㎝ 血液型=A型 ○2014年、ドラマ『なぞの転校生』で主演デビュー。同年から3年連続で「キットカット」受験生応援キャラクターを務めている。舞台『転校生』、映画『合葬』などに出演。3月26日(水)、出演映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』が公開予定。 公式ブログhttp://ameblo.jp/minami-sakurai-we/