NHKの連続テレビ小説『あさが来た』で、主人公・あさ(波瑠)の娘役・千代を演じ、話題の小芝風花ちゃん(18)が高校を卒業した。
『週刊プレイボーイ』13号では彼女のラスト制服を収めたブックインブック特集「高校卒業~最後の制服」を封入。今回、週プレNEWSでは千代さながらの快活な学生時代だったという思い出のエピソードを貴重なアザーカットとともにお届けする!
―朝ドラ「あさが来た」が大好評ですけど、連日、撮影で忙しかったのでは?
小芝 そうですね。それに毎日着物でしたからね。久々に制服を着て、私、学生だったんだなって思い出しました(笑)。
―学校ではどんな制服でしたか?
小芝 シャツやネクタイ、スカートにそれぞれ柄や色などいくつか種類があるんです。その中から好きなのを選んで着てました。
―制服でおしゃれができるんですね。ちなみに好きなコーデは?
小芝 白のカーディガンに、白いシャツに赤いネクタイ、ピンクが入ったチェックのスカートって組み合わせがすごく好きでした。あと、友達と「明日はこれにしよう!」って一緒に合わせたりもしてましたね。
―それだと通学も楽しいですね。学校ではどんなコでしたか?
小芝 ごく普通です。優等生って感じじゃないし、はっちゃけてるわけでもないし。静かに授業を受けてました。お昼休みになるとすぐに友達と購買部に行って、お弁当やパンを買ってきて、机をくっつけてワイワイやってました。
これまで以上にやるぞって気持ち
―勉強は? 見た目は真面目で、すごく成績よさそうですが。
小芝 よくそう言われるんですけど、実は苦手で(笑)。でも小学3年から中学2年までフィギュアスケートを習っていたので、集中力だけはあるんです。だからテストの時はいつも一夜漬けで頑張りました。たまにゲームとかしちゃって、「うわ~、なんでゲームなんかしたんだろう!」って、夜中に後悔したこともあったけど。
―あはははは。学校時代の思い出はありますか?
小芝 高校1年の時の文化祭ですね。みんなでCOWCOWさんの「当たり前体操」をやったんですけど、忙しくて練習に参加できなかった上、本番中にラジカセが故障しちゃって。クラスのコが歌い出して、その中で踊ったんですけど、その場の空気がすごく重くなっちゃって(苦笑)。あの時はホントにいたたまれなかったですね。
―さて、卒業された今、どんな気分ですか?
小芝 う~ん、私、普段から学生の意識がほとんどなかったので。あってもせいぜい映画を観に行くのに学割を使う時くらいでした。だから大きな感慨はないですね。でも、これからしっかりしなきゃなとは思います。4月が誕生日なので、卒業してすぐ19歳になりますが、成人するまでのこの1年で社会人としての基礎を築きたいですね。
―センチメンタルな気分ではないんですね。
小芝 そういうのはないですね。それに童顔なので、今でも中学生によく間違われるんです。だから、卒業しても学生役はまだ当分できる気がして。制服を着る機会もまたあると思うので寂しくはならないです。むしろこれからはお仕事に専念できるし、これまで以上にやるぞって気持ちでいっぱいですね。
■週刊プレイボーイ13号(3月14日発売)のブックインブック特集「高校卒業~最後の制服」も要チェック!
(取材・文/大野智己 撮影/栗山秀作)
■小芝風花(KOSHIBA FUKA) 1997年4月16日生まれ 大阪府出身 身長156cm 血液型=A型 特技=フィギュアスケート ○2014年、映画『魔女の宅急便』のキキ役を演じ、話題に。現在、ドラマ『あさが来た』(NHK)に出演。1st写真集『風の名前』(ワニブックス)発売中。4月スタートの連続ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(フジテレビ系)に秋川莉々役として出演予定。公式ブログ http://ameblo.jp/fuka548/