今年の個人的な目標は「ひとり旅をする」と語る馬場ふみか 今年の個人的な目標は「ひとり旅をする」と語る馬場ふみか

昨年、『仮面ライダードライブ』の敵女幹部メディック役を好演。今年は舞台『ヨミガエラセ屋』(3月30日〈水〉~4月3日〈日〉、東京・新宿村LIVE)や、夏公開予定の主演映画『黒い暴動♥』など、女優として確かなステップを歩み始めた馬場ふみか

週プレ本誌と『ヤングジャンプ』でグラビアデビューして1年以上経つが、今回は『週刊プレイボーイ』15号の表紙&巻頭グラビアに登場! “パーフェクト・ボディ”として反響を呼んだ彼女だが、インタビューでは撮影現場でのある悩みを語ってくれた…!

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―相変わらずのダイナマイトボディで、思わず圧倒されました。

馬場 ありがとうございます(笑)。

―心なしか、前よりも成長している気が…という声が現場でも上がっていました。

馬場 成長…ですか? どうだろ、あんまりわからないですけど…でもおなか周りはいい状態がキープできていると思います!

―昨年の夏に引き続き、2度目の表紙&巻頭グラビアです。

馬場 はい、あと昨年末にも1度出させていただいて…。

―あの時はセンターグラビアでしたね。しかも、雪の上に裸足で立って。

馬場 そうなんです。前回は12月の頭に北海道の山奥に撮影に行って。ちょうど、その前日くらいに大雪が降ったので、編集さんとカメラマンさんの狙い通りの雪景色の中での不思議な写真が撮れたんですけど、私としてはなかなか大変でした(笑)。

―雪原でダイブさせられたり。しかも風邪をひいていたとか。

馬場 ちょうど、体調を崩しちゃっていて。鼻水が止まらなかったです。楽しかったですけど、私、結構な寒がりなんですよ。新潟出身のくせに。そういう点では、あんまりグラビアに向いてない(笑)。

寒がりでもあり、暑がりでもあるんですよ…

―気温が氷点下のところで、平気で「じゃあ水着になって」とか言ってくる非道な連中ですからね、グラビアの編集者というのは。それで今回の撮影は沖縄だったんですかね?

馬場 編集さんが「次は暖かい所に連れていきます」って約束してくれたんです。沖縄はこれまで何度も行っていて大好きな場所なんですけど、でも2月の沖縄は意外と寒かった(笑)。

―ちょうど寒波が来ていたそうで、「東京とあんまり変わらなかった」と、あるスタッフが不満を爆発させていました。

馬場 でも、沖縄のコーディネーターさんが常にジェットヒーターを私のそばに置くとかして、ケアしてくれました。

―今度はハワイくらい連れていってもらわないと割に合わないんじゃないですか?

馬場 ハワイ、いいですね! でも実は私、暑がりでもあるんですよ。

―熱帯もダメ(笑)。

馬場 それに元々、パキッとしたビーチのような明るい場所、明るい表情よりも、少し陰のある雰囲気のほうが自分には合ってるのかなあと思っていて。週プレさんの撮影は、そういう部分を撮ろうとしてくださっているのをいつも感じます。

■ひとり旅に出たい。行くなら京都で…

―今回は沖縄での撮影だったわけですが、あんまり沖縄っぽくない雰囲気の写真が多いですよね?

馬場 テーマが「アジアのとある国の、とある街をバックパッキング」だったんです。私は昨年、週プレさんの撮影でもたくさん沖縄に行って「沖縄らしい沖縄」の写真も結構撮っていただいたので、今回はあえてそれを外してみようか、という話になって。

―まだ季節的にも、水着で海に入って~とかできないですしね。

馬場 今号のグラビアには使われませんでしたけど、ドミトリー式の簡易ホテルのような所で撮影をしたり。

今年の目標は「ひとり旅をする」

―いかにも若いバックパッカーが泊まりそうな?

馬場 共有スペースには外国の方も結構いらっしゃいましたね。置いてあるピアノを旅行客が自由に弾いたりして、いい雰囲気でした。そうそう、私の今年の個人的な目標、「ひとり旅をする」なんですよ。これまでもずっと行きたいと思っていたんですけど、なかなか実現できなくて、今年こそは…!

―事務所がオフのスケジュールを出してくれない?

馬場 そんなこともありません(笑)。単純に、行動に移すところまでいかないという…。

―ひとり旅するとしたら、どこに行きたいですか?

馬場 いろいろ候補はあるけど、まずは京都! 京都のスイーツ巡りみたいなことやりたい。

―じゃあ、宿泊先はドミトリーで。

馬場 いや、初のひとり旅でいきなりドミトリーはちょっとハードル高いかな…。でも、憧れはあります。

―今週は舞台『ヨミガエラセ屋』が上演開始、続いて夏には主演映画の公開も控えています。主演って初めてですが、どうでした? 自分が座長的な現場の雰囲気というのは。

馬場 いやいや、座長だなんて。あんまりそういう気持ちはなかったです。一番年下だったのもあってか、周りの共演者の皆さんにかわいがっていただきました。特別、「主演」というのを意識してやっていたわけではないですが、やっぱり「自分が一番ちゃんとしないといけないな」という思いは漠然と抱いていましたね。そういう意味では、これまで臨んだどんな現場とも違っていた気がします。

―ちなみに、主演作の映画『黒い暴動♥』ではどういう役をやられるんです?

馬場 ひと言で説明するのは難しいんですが…元・黒ギャルのアラサー女性の「今」と、「ギャル時代の過去」の両方の役をこなすというか…。

グラビアが「自分自身を見せる」というのに対し、お芝居は「役柄を見せる」作業になるので、毎回発見があります。これからもいろいろな役のできる演者さんになりたいですね。

◆馬場ふみかが表紙&巻頭グラビアに登場! 『週刊プレイボーイ』15号(3月28日発売)でご覧いただけます!

(撮影/熊谷 貫)