いまや年齢層も上がり、アラサーグラビアアイドルたちが当たり前のように第一線で活躍している時代。そんなグラドル界へ返り咲いた“下町のマリリンモンロー”こと平塚奈菜が、人気急上昇中だ。
かつて『王様のブランチ』でリポーターを務めていた頃から、Fカップの巨乳が注目されていた平塚。2010年から11年にかけて3作のDVDを出したが、その後はグラビアから遠ざかり、舞台や情報番組での活動へ。当時のグラドルファンにとっては、さぞ涙を飲んだことだろう。
…しかし昨年、4年ぶりに突如、グラビア復活! さらに復帰後、2作のDVD『30』『30+α』が立て続けに「エロい!」「過激すぎてヤバい!」と話題になっているのだ。
というわけで、本人を直撃!!
―初めまして! いや~服の上からでもわかる素晴らしいボディですね!
平塚 えっ、いきなり胸の話ですか? 29歳の時に、全体的に痩せちゃってGカップに上がったんですよ。もう絶望しました。もう無理だって。
―絶望どころか一部の男性には希望ですよ? 夢が膨らみます!
平塚 Fカップで止めときたかったんですよ。Gカップになっちゃうとかわいいブラジャーがないんです。でも、きついなーってずっと思ってて、下着屋さんに行って測ったらGカップって言われて…。
―いやいや人間、成長は大事ですよ! 是非、その成長過程を始めから聞きたいですね。
平塚 大きくなり始めたのは、中3からですね。中学入学の頃はバスケ部に入りたかったんですけど、体も小さくて拒否されたので、器械体操部へ見学に行ったら綺麗な先輩が多かったのでそこに決めたんです。でも、中3になったらめっちゃ大きくなって、気付いたらBカップでした。それから、どんどん1年ごとにワンカップずつ、高3の時にEカップでしたね。
水着になってようやく巨乳を自覚!?
―高校も器械体操部でしたか! もちろんレオタードですよね!?
平塚 そうですけど、バランス的には変ですよね。
―いや、そういう意味じゃなくて、男子的に、ねぇ…。
平塚 女子校だったので、特に気にしなかったですね。ただ高校2年生くらいの時にプールへ行って、めっちゃ見られるからなんでだろうって思って、「私、大きいんだ!」って気づきました。友達とかにも別に言われなかったので。
―そうなんですね。DVDを観るとすごい柔らかそうですよね。それで体操って!と思って…。なんか、すいません。
平塚 柔らかいからこそ寝たりするとペタンって。谷間もできやすいんですけど、裸になると解散しちゃうんですよね…。友達と温泉行くと「変わんないよ」とは言われるんですけど、自分では垂れ始めたかなって、最近気になってます。30歳の壁はでかいですね、なるべくよく見せたいので(笑)。
―気にしすぎですよ! ところで、そもそもデビューのきっかけは?
平塚 短大生の頃に友達の家でオーディション情報を見つけて、ノリで応募したら受かったんですよ。芸能人になりたいというより、本当は映像編集が好きで裏方の仕事がしたかったんですけどね(笑)。
―えっ、何してるんですか? というか、何がしたかったのか…?
平塚 いや、だから最初はやりたいこともなかったんです。でも、活動を始めたら楽しくて、そのまま続けてたら、『王様のブランチ』のオーディションにも合格することができて。かわいいコが何百人も来てたのに…。
路頭に迷った芸能界…
―どんだけ恵まれてるんですか!?
平塚 そうなんですよね。中学も受験してるんですけど、結構なんとなくやったら受かっちゃった、みたいな。そういうタイプだったんですよ。部活でもなんとなくで1番上手くなるみたいな。大学の編入も、無理だと思ってたのに合格したし。なんとなく生きてたらうまくいっちゃう。
―…それでなんとなく10年近くやってるんですか?
平塚 いや、それが大学卒業する時にノリで「これでやっていこう」と就活もしなかったんですよ。でも、大学卒業して1年くらいで『王様のブランチ』も卒業しちゃって「ヤバい!」って感じで路頭に迷っちゃったんです。その時にはバラエティー番組がやりたいと、ちゃんと決意したのにですよ! そこからいろいろと変わってしまいましたね。
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バストの話からトントン拍子のTVデビュー、そして最初の挫折までを明かしてくれた平塚さん。その後のグラビアデビューと今回の復帰への道のりは明日配信予定の後編に。空白の4年間に一体、何があったのか!?
(取材・文/鯨井隆正 撮影/鈴木昭寿)
■平塚奈菜(HIRATSUKA NANA) 1985年3月25日生まれ。東京都出身。身長163cm、B88 W62 H88。2004年デビュー。10年にグラビア活動をスタートするも封印。 15年に『七色の恋』でグラビア再開。同年9月に発売した『30』、16年2月に発売した『30+α』が話題となる。5月には新作DVD『タイトル未定』 が発売予定