『神室舞衣ファースト写真集photo by綾部祐二 BED GAME』がついに発売された。
『週刊プレイボーイ』18号では神室舞衣が表紙&袋とじグラビアに登場、写真集未掲載カットを“幻のタイトル”とともにお届けしている。
モデルの神室(かむろ)舞衣とお笑い芸人・ピースの綾部(あやべ)祐二がタッグを組み、お互いのエロスを極限まで追い求めた野心作。その制作背景からそこに込められたお互いの思いまでを語ってもらった。
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―待望の写真集がついに発売されました! 早くも話題ですけど、そもそもなぜ神室さんの写真集を綾部さんが撮影することになったんですか?
綾部 昨年の終わり頃、カメラを購入してプライベートでパシャパシャ撮ってたんですよ。その情報をスタッフさんがキャッチしたらしく撮影のオファーをいただいて。もともと彼女とは普段からお話ししててエロさにおいて意気投合することがあったんです。で、一緒に面白いことができるんじゃないかと。
神室 今回のカメラマンがピースの綾部さんだってことを聞いて、最初はすごく驚いたんですけど、今までと違ったエロさを追求できる機会かなと思って。新鮮な気持ちで臨ませていただきましたね。
―綾部さんは決してプロのカメラマンではないですよね。お互い撮影に不安はなかったんですか?
綾部 そりゃありましたよ。何しろ写真集一冊丸々ですし! でも一番大事なのは撮影のスキルじゃなくて、彼女のエロさをどう引き出すかだと思ったので。お引き受けした以上は、「俺は10年以上やってるカメラマンなんだ」って、常に自分に暗示をかけていました(笑)。
神室 私も不安がなかったと言えば嘘になりますけど、いざ撮影に入ったらグラビアを撮るのが初めてと思えないほどリードしてくれるし、写真もすごくよくて。そこから全幅の信頼を寄せるようになりました。
―固い信頼関係を築けていたわけですね。とはいえ写真集、刺激的すぎません!? 街中でスカートの股間を広げて外にのぞかせたり、路上でおしっこしているふうのカットがあったり、これって羞恥プレイですよ。いくらなんでもやりすぎでは?
綾部 写真集のテーマが「高級な下品」なんですよ。セクシーなんて生ぬるい次元じゃなく、神室ちゃんのエロを限りなく極めたかったというか。一方で、ただゲスなものにはしたくなくて。それで今回のロケ地をニューヨークにさせてもらいました。洗練された都会の街並みの中で撮影することで「ゲスさ」が「非日常」というフィルターを通り、高級なものに変換できると思ったんです。
衣装を股間ギリギリのところまで…
―確かに日本で撮っていたら、とてつもなくエゲツない写真になったかもしれないし、定番の南の島とかだとここまでのエロさは出なかったかも。神室さんは、撮られていて恥ずかしくなかったんですか?
神室 メチャクチャ恥ずかしかったですよ(笑)。特に路上でボンデージを着てるシーンはヤバかったです。
―まるで緊縛されているみたいな、めっちゃエロい衣装ですよね。
神室 衣装を見たとき「えっ!?」って息が止まりましたもん。
綾部 その格好に上着を着たまま外に出て、突然「早く! 上着を脱いで!」って言って撮らせてもらったんだよね。
神室 そうそう。すぐそばを一般の人も通るし。実際は一瞬の撮影だったけど、気が遠くなるほど長く感じました(笑)。私のグラビアって普段から露出度が高いんですけど、ここまでやったのは初めてです。あと、印象に残っているのはバーのトイレのシーン。
―峰不二子のようなセクシーな衣装を、股間ギリギリのところまでずらされているシーンですね。
神室 そう。トイレの便座の上にヒールを履いたまま、後ろ向きに中腰になって撮影したんですよ。すごく難しい姿勢で脚がプルプル震えちゃって。
綾部 「つりそう!」とか言ってたもんね(笑)。
神室 トイレっていう密室の空間で、不自然なほどお尻を突き出してる感じがすごくドキドキしちゃって。
―ギリギリの背徳感。まさに「高級な下品」そのものですね。
◆神室舞衣が表紙&袋とじグラビアに登場! このインタビューの続きも『週刊プレイボーイ』18号(4月18日発売)でお読みいただけます!
(撮影/綾部祐二 2ショット写真/佐藤佑一 取材・文/大野智己)
●神室舞衣(KAMURO MAI) 1984年11 月9日生まれ、熊本県出身。身長157cm B86 W58 H82 趣味=お酒の肴を作る、漬物を作る ○ニューヨーク行きの飛行機の中で、ロケ隊メンバー中唯一窓の外に現れたオーロラを見逃すという不運に見舞われる
●綾部祐二(AYABE YUJI) 1977年12月13日生まれ、茨城県出身。趣味=ファッション、スポーツ観戦 ○相方・又吉直樹とお笑いコンビ「ピース」として活動。昨年は昼ドラ『別れたら好きな人』で主演を務めるなど俳優業も開拓。7年後のハリウッド進出をもくろむ