『あさが来た』に続き、『ゆとりですがなにか』に出演中の注目女優・吉岡里帆が発売中の『週刊プレイボーイ』21号で表紙&巻頭グラビアに登場!
今年2月から4月までNHKの連続テレビ小説『あさが来た』で主人公・あさの弟子、田村宜(のぶ)役を演じ、女優としての実力を世間に知らしめた彼女だが、現在は宮藤官九郎脚本による話題のドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)にレギュラー出演中。
今後もますます注目が寄せられるであろう彼女に、最近の心境を語ってもらった!
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―今回は宮古島ロケ。美しい自然に囲まれ、初夏の訪れを感じさせる実に爽やかなグラビアになりましたね。
吉岡 私、実家が自然の多い所にあるんです。だからいつも以上にリラックスして臨めましたね。きれいに撮っていただいたし、食べ物もおいしかったし大満足です!
―特に印象に残ったカットはどれですか?
吉岡 白いワンピースのままプールに飛び込んだカットです。
―水面に浮かぶばかりか水中にも潜って撮ったんですよね。
吉岡 中学生の頃、制服でプールに飛び込んだことがあって。先生に怒られたけど楽しかったんですよ。だからいつかグラビアでもと思っていて。今回、念願叶(かな)って嬉しいです。
―残念ながら誌面には掲載できませんでしたので、読者の皆さんにはぜひネット写真集で見ていただきたいです。それにしても、どのカットも実にかわいらしい! 『あさが来た』で、コミカルな宜ちゃん役をやってたとは想像もつかないですよ。
吉岡 よく言われます(笑)。この前も埼玉で撮影していた時に、スタッフさんが「朝ドラに出ていたコだよ」って、地元の年配の方に私を紹介してくださっても、誰も信じてくれなくて。
―あはははは。
吉岡 普段は宜の時より話し声は高いし、眼鏡もかけてないですし。でもそもそも別人を演じているわけですから。そう言ってもらえて嬉しいいです。
波瑠さんと出会えたことが大きい
―すでにオンエア終了からひと月経ちますけど、あらためて『あさが来た』をふり返ってみてどうですか?
吉岡 本当にいい経験になりました。異なる時代の人物を演じる面白さと難しさを実感できましたし。あとは、なんといっても波瑠(はる)さんと出会えたことが自分の中では大きいですね。
―例えば、どういう部分?
吉岡 私は3ヵ月だけでしたけど、波瑠さんは1年の長丁場にわたって、しかも朝ドラの主役という大役を演じきったわけです。そんな方と間近に接することができたのは初めてで。芝居に対する熱意とか役への取り組み方とか、言葉では言い尽くせないほど刺激になりました。
―女優とは何かを肌で感じたと。
吉岡 そうです! なので本当に素晴らしい3ヵ月間でした。『あさが来た』に出られたことは、今後、様々な場面で生きてくる気がしますね。
■この続き、インタビュー後編は5月15日(日)配信予定!
(取材・文/大野智己 撮影/熊谷 貫)