週刊プレイボーイ28号で初単独表紙&巻頭グラビアに登場した欅坂46のセンター・平手友梨奈 週刊プレイボーイ28号で初単独表紙&巻頭グラビアに登場した欅坂46のセンター・平手友梨奈

欅坂46のセンター・平手友梨奈ひらてゆりな)が、早くも『週刊プレイボーイ』28号で初単独表紙&巻頭グラビアに登場! 

デビュー曲『サイレントマジョリティー』でも「カッコいいセンター」ぶりが話題になった15歳が、“素顔”と“ホンネ”を明かしてくれた!

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―週プレでは、昨年8月のグループ結成時から取材させていただいてるんですが…なんだか背が高くなりましたか?

平手 なりました! オーディションを受けた時は160・2cmだったんですけど、今年の春に測ったら164cmになってたんです。毎日会ってるメンバーからも「なんか大っきくなってない?」って言われます(笑)。

―平手さんは、もっと高くなりたい?

平手 いえ(笑)。女のコはちっちゃいほうがかわいいと思うんです。だから、今より10cmくらい小さいほうがよかったです。なのに、今もまだ伸び続けてる感じがします(苦笑)。

―女のコらしくなりたいんですか?

平手 う~ん、どうだろ。むしろ“子供っぽい”より、“大人っぽい”って言われたい気持ちはあるんですけど…。私、『サイレントマジョリティー』のパフォーマンスのイメージが強いのか、初対面の人からは「無口で怖そう」とか「もっとクールだと思ってた」って言われることが多いんです。ドラマ(欅坂46の初主演ドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』)の役も、周りとなれ合わず、危険なことを恐れない女のコっていう設定なんですよ。

―普段の平手さんはどんな女のコなんですか?

平手 危険があったら、すぐに逃げます(笑)。メンバーとはよく話してるし、年上メンバーのことを「おばあちゃん」ってイジったりして遊んでます(笑)。でも、私が恋バナとかしてると「中学生が何言ってんだ」ってみんなからバカにされるんです! それが悔しいっ。

曲がかかった後は何も覚えていないんです…

―『サイレントマジョリティー』のMVがYouTubeで1800万回以上再生されるなど話題になっていますが、この曲をもらった時はどう感じましたか?

平手 先輩グループの乃木坂46さんのデビュー曲(『ぐるぐるカーテン』)はかわいらしい感じで、私たちもそういう曲を歌うのかなと思ってたのでビックリしました。

でも、初めて聴いた時に歌詞が自分にすごく刺さったんですよ。「その目は死んでいる」とか「どこかの国の大統領が」とか、普通の曲では聞いたことがない表現がいっぱいあったから。“私たちが世の中を革命するんだ!”っていうメッセージを感じて、すごくカッコいい曲だと思いました。もっと早く出会ってれば、私も「No!」って声を上げられる人になれてたのかなって思います。

―平手さん自身は、欅坂46に入る前はどんな女のコだったんですか?

平手 全然声を上げないコでした(笑)。小学2年生からやってたバスケでも、練習中に「違うな」と思っても言い出せなかったり。でも、この曲に出会ってから「私もちゃんと声を上げなきゃ」と思うようになりました。

―歌っている平手さん自身も、楽曲に影響を受けてるんですね。舞台裏の密着映像を見ると、ライブ前は極度の緊張から「ヤダヤダヤダ」と泣きそうな顔をしているのに、いざステージに立つと一瞬で表情が変わって、カッコいいパフォーマンスを見せる様子がとっても印象的です。どうやってスイッチを入れてるんですか?

平手 う~ん。なんだろ。特に意識してスイッチを入れてるわけじゃなくて…。曲がかかった後のことは、あんまり覚えてないんです。

―違う自分になる?

平手 わかんないです。もう、ほんとに何も覚えてないんですよ。いつも後からVTRを見直して「私、こんな顔してたんだ~。へ~」って思います。その時に何を考えてたのかも、まったく覚えてなくて(笑)。

プレッシャーが大きくなって…怖くなります

―そこまで深く集中しているんでしょうか。4月に『ミュージックステーション』でこの曲をテレビ初披露した際は「14歳のカッコいいセンター」と紹介されましたが、どう思いました?

平手 すんごくビックリしました。あの紹介映像は、本番の収録で初めて見たんですよ。その瞬間、「カッコいいパフォーマンスをしなきゃ」ってすごいプレッシャーを感じて…。いろんな人がそういうふうに言ってくれるのはありがたいんですけど、「センターとして曲の意味をちゃんと伝えなきゃ」って責任を感じる…し、「私だけじゃなく、他のメンバーも見てほしいのにな」って思います。

―そんな思いがあったんだ。CDデビューから3ヵ月半がたって、そろそろプレッシャーにも慣れてきましたか?

平手 それが、全然慣れないんです。むしろ、パフォーマンスするたびにプレッシャーが大きくなって…怖くなります。

―怖い?

平手 はい。注目されたり、褒めていただいた分、「次はもっとハードルが上がっちゃったな」って感じるんです。でも、自分はまだまだ表現力が追いついてないから、落ち込むことばっかりです。毎日、布団の中で反省会をしてます(苦笑)。

―裏を返せば、向上心が強いということでしょうか?

平手 そうなんですかね。確かに、デビュー曲でセンターになることが発表されてから意識が変わった気がします。「責任がある立場だから、もっともっと自分を追い込んで成長しなきゃ」って思うようになりました。バスケをやってた頃は「練習ツラい。やめたい」ばっかりだったんですけど(笑)。そういうところは昔の自分とは違うと思います。

―最後に、これからやってみたいことを教えてください!

平手 欅坂46の結成日は8月21日なんですけど、「その日にライブをしたいね」ってメンバーと話してます。あと、全国ツアーもやりたいし、大好きな芸人さんとも共演したいし…。あ、ショートカットに飽きたので、髪も伸ばしたいです(笑)。

◆平手友梨奈の表紙&巻頭グラビアは発売中の『週刊プレイボーイ』28号にてご覧ください!

(取材・文/西中賢治 撮影/丸谷嘉長)