フジテレビが「女子アナ王国」と言われていたのも、今は昔--。
看板アナだったカトパンこと加藤綾子アナが4月末をもって退社してしまい、知名度と人気を伴う女子アナがほとんどいなくなってしまったのだ。同局の若手局員がタメ息をつく。
「『めざましテレビ』の後任キャスターは入社3年目(2014年入社)の永島優美が務めていますが、やはり力量不足が否めない。
正直、次期看板アナ候補が見当たらないのが現状で、バラエティ班のプロデューサーは『数字(視聴率)を持っているMCがいない』なんてボヤいていますよ。
加藤が退社するのはわかっていたのだから、それまでに若手を育成するべきだった」
確かに誤算はあった。カトパンに次ぐ人気を誇っていた三田友梨佳アナが昨年3月末に『直撃LIVE グッディ!』に起用され、ベタつきになってしまったのだ。
「『グッディ!』は亀山千広社長の肝煎(きもいり)の番組で、とても番組をかけ持ちできる雰囲気ではありません。
2年前はソチ五輪の中継キャスターを担当するなど、フジの顔になりつつあったんですが…今年のリオ五輪は宮澤智アナにその座を奪われてしまった。このまま消える可能性もある」(前出・局員)
そんな状況を察してか、彼女は他番組への異動を上層部にかけ合ったとの話もある。
「彼女も今年29歳。もう若くはないので、焦りはかなりあるでしょう」(フジ関係者)
“ミタパン”ともてはやされ、アイドル扱いされていた時代が懐かしい!?