写真は細貝沙羅アナ。2010年、フジテレビ入社。アナウンス室在籍中はCS放送の『プロ野球ニュース』などを担当していた

6月末をもって、フジテレビの細貝沙羅(ほそがい・さら)アナが人事部に異動になった。2010年入社の7年目アナで、この若さでアナウンス室を離れるのは異例のことだという。同局関係者が話す。

「今から4年前に冨田憲子(のりこ)アナと山本麻祐子アナが30代半ばで他部署に異動になりましたが、彼女たちはもともとニッポン放送からの移籍組。生え抜きの女子アナが10年もたたずに姿を消すのは記憶にありません」

細貝アナは帰国子女で語学が堪能。さらに学生時代には「ミス慶應コンテスト2008」のファイナリストになった美貌の持ち主で、まさに才色兼備の女子アナだった。

「期待されて入社したにもかかわらず、新人時代から思うように仕事ができなかった。それでヒドく落ち込んでしまい、入社2年目の頃、番組スタッフが『出社拒否するんじゃないか』と心配したほど。最近はアナウンス室で孤立していたんじゃないかな」(前出・関係者)

同期の山﨑夕貴アナや後輩アナたちが華やかな活躍をする中、彼女は近年、地上波での露出が激減していた。

「『とんねるずのみなさんのおかげでした』のコーナーMCに起用されたりしたんですが、いかんせん原稿を読むのも、場の空気を読むのも苦手だった。アナウンサーに向いていない性格だったというのは、彼女が一番わかっていたのかも。異動願を自ら出したなんて噂もありますから」(同局の若手局員)

新たな分野で活躍してほしいものだ。