いよいよ開幕が迫ってきたリオデジャネイロ五輪。毎回恒例となっているのが、民放キー局の五輪担当女子アナによる共同CMだ。
今回選ばれたのは、日本テレビ・徳島えりかアナ、テレビ朝日・青山愛(めぐみ)アナ、TBS・小林由未子(ゆみこ)アナ、テレビ東京・秋元玲奈アナ、そしてフジテレビ・宮澤智(と も)アナの5人。女子アナ評論家の戸部哲也氏が話す。
「各局のスポーツキャスターが勢ぞろいしましたが、前回のロンドン五輪のときも出演していたのは徳島アナだけ。この4年間で世代交代した印象を受けました。
最近はスポーツ番組が下火な上、男子アナがスポーツコーナーを担当することも増えてきている。顔ぶれを見る限り、誰もが知る人気女子アナというわけではないので、これを大ブレイクの足がかりにしてもらいたいですよね」
この5人の中で、悲願を達成したといえるのが、テレ東の秋元玲奈アナだ。
「これまでテレ東の五輪の顔といえば、大橋未歩アナだった。何せ、2004年のアテネ五輪から夏季は3回連続で共同CMに出演していましたから。
秋元アナは新人の頃からスポーツ番組を担当していたにもかかわらず、五輪イヤーで日の目を見ることがなかった。2014年の冬季ソチ五輪では、スポーツ担当ではなかった須黒清華(すぐろ・さやか)アナにその座を奪われてしまいましたし…。入社9年目、31歳にして、ついに夢が叶かなったというわけです」(同局関係者)
秋元アナの晴れ舞台にも注目したい。