本格的な水着グラビアデビューから約1年4ヵ月。「ビリギャル」の原作表紙で一躍有名になったモデルの石川恋が、リオ五輪開催中にちなんだグラビアで新しい魅力を見せてくれた。
『週刊プレイボーイ』34・35合併号の表紙のテーマは「ブラジル感」。とはいえ、リオまでは行けなかったので、南の島グアムの日差しをたっぷりと浴びながら、夏らしいブラジルをイメージしたグラビアに挑戦した。
今回の撮影は、写真集『LOVE LETTERS』(集英社)とまったく同じスタッフ。約8ヵ月ぶりの再会となったが、石川は「懐かしいというより、正直すごく緊張しました」と振り返る。
「ありがたいことに、あの写真集は大好評をいただいているんですが、一方で皆さんの期待にもっと応えなきゃって思うようになって…。そう気負えば気負うほど型にはまっていく気がして、表現の幅に限界を感じていたんです。
そうしたなかで、今回の撮影が偶然入ることになって。写真集メンバーに成長した姿を見せなきゃと思う半面、『何も変わっていないじゃん』と思われるんじゃないかっていう不安もあったんですよね。だから、ファーストショットはめっちゃ緊張しました」
実際、成長した姿は見せられたのか?
「1日目の撮影は案の定、しっくりきませんでした。これはマズいって思いましたもん。なので、その日の夜の食事会で、正直にスタッフの皆さんに悩みを打ち明けたんです。やっぱりカメラマンさんも同じことを感じていたみたいで、本音でいろんな思いをぶつけたんです。
そのおかげで、2日目は気持ちがふっとラクになった。撮影が終わったときは、すごく寂しかったです。久しぶりに心から楽しめたし、もっとできたんじゃないかとも思ったから。今度は本当に成長した姿を見せたいですね」
多くの週刊誌グラビアがあるからこそ、「少しでも印象を残したい」と思うようになったという石川恋。そんな彼女の成長した姿をデジタル写真集「ひと夏の想い出」で披露している。
(撮影/樂滿直城)