リオ五輪も中盤を過ぎ、ますます加熱する中、発売中の『週刊プレイボーイ』34・35合併号では、アスリート美女タレントがオリンピック種目にグラビアで挑戦!
登場したのは、朝比奈彩(陸上)、稲村亜美(ゴルフ)、大沢ひかる(バスケットボール)、宮川マヤ(水泳)の4人。
それぞれ水着や競技ユニフォームに着替え、普段、見せることのない真剣な表情と鍛え抜かれた見事な美ボディを披露。美しさと力強さを兼ねた必見のグラビアとなっている。
そこで、前回の朝比奈彩に続き、大沢ひかるをピックアップ。『仮面ライダーゴースト』ではヒロイン・月村アカリを演じ、人気の21歳だが、ライダー本編は9月の完結を控え、いよいよクライマックス。
現在、劇場版『仮面ライダーゴースト100の眼魂とゴースト運命の瞬間』も公開中。また9月14日にはファースト写真集『Hikaru』をリリースするなど、ますます注目を集める彼女に今回の撮影秘話とライダーへの想いまでを直撃した。
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大沢 (誌面を見ながら)うわっ、カッコいい!
―バッチリですよね! ユニフォームも似合ってるし。
大沢 自分でも着た瞬間、「いいな!」って思いました。今までお仕事で着た衣装の中で一番、しっくりきたかも。
―バスケの撮影ってことで、やっぱり気合入りました?
大沢 そうですね。家にボールがあるんで、触りながら撮影中の動きをイメージしたり。でも実際は結構、キツくて。撮影翌日は全身筋肉痛になりました。特に太ももはヤバかったです(笑)。
―ドリブルとか下半身に力が入りますもんね。中学校時代、バスケ部だったそうですけど、入部の動機は?
大沢 小学校の時、ドッジボールクラブに入ってたんです。で、メンバーが中学でバスケをやるっていうんで、一緒に入りました。
―そのショートカットはドッジボールで勝つため切ったのがキッカケだったんですよね。気合を入れるためというか?
大沢 ウチらの代は関東大会2位になったし、頑張ってましたね。
―それはスゴい! 負けず嫌いというか、バスケでも頑張ってたと。
大沢 背が高かったんで1年生の時からレギュラーで使ってもらってたし、3年の時は副キャプテンをやってたんで、自分的にはかなり練習しましたね。先生も体育大出身で厳しかったし。
―カッコいいグラビアになったのも納得です。週プレのグラビアでは昨年10月も水着姿を披露してくれましたけど。『仮面ライダーゴースト』の共演者からは何か言われました?
大沢 あははは。言われました。でもその時は撮影が始まったばかりでまだ打ち解けてなかったので、そんなにはなかったけど。あ、でも今回は水着もあるし、言われちゃうかな(笑)。
―その仮面ライダーもそろそろ1年…残りあとわずかですね。
大沢 クライマックスは撮り終えて、残りは中身をちょっとだけです。でもまだ実感はないですけどね。
人見知りだから仲良くならないでもいいやって…
―演じる月村アカリは、天空寺タケル(西銘駿)の幼馴染で、大学に通うリケ女。最初からシッカリ者キャラだけど、どんどん強くなっていきましたね。不知火(アカリが開発した対眼魔[対敵]の武器)をぶっ放したり…。
大沢 そうなんですよ! 17話くらいから口調まで変わってきちゃって。急に「オラァア!」って言い出したり、気づいたら大変なことになってました(笑)。
―敵幹部のイゴールには、何度もビンタしたり(笑)。
大沢 あははは。アカリってタケルのためならなんでもしちゃうんですよね。もう自分の体を張ってまでもみたいな。その真っ直ぐさがどんどんエスカレートしてるというか。
―映画『仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』ではそんなタケルとの関係がクロースアップされてるとか。
大沢 そうですね。本編よりふたりのシーンが多く、いい雰囲気です(笑)。アカリも本編よりおとなしくて、女のコっぽいですよ。
―それは是非チェックしないと! 1年で自分自身変わったなと思うことはあります?
大沢 気張らくなったことかな。余分な力が抜けましたね。あと、いろんな人に対してオープンになりました。元々、人見知りだから、みんなたちとは仲良くならないでもいいやって思ってたんです(笑)。 ―自分で壁を作ってたみたいな。普通のドラマより男のコが多い現場ですしね。
大沢 そうなんです。私、学生の頃から男子のノリが苦手で。ロケバスの中でも、男のコがワイワイやってると「うっさいなー!」って思ったことも。でも半年経って、映画と本編の撮影で疲れてた頃、逆にそれで癒やされたことがあって。そこから一気に打ち解けられるようになりました。今では兄弟みたいな関係でなんでも言えるし、一緒にいるとすごく楽しいですね。
―そういうのってお芝居にも出ますよね。
大沢 出ますね。初期の頃はタケルを心配して見つめるのが実は苦手で。監督からも「目が強い」ってよく言われてたんです。でも最近は言われなくなったし、「柔らかさが出てきたね」って。
カレーを作って「女子力上がるかな?」
―「仮面ライダー」の現場はキビシいって聞くけど、怒られたこともあります?
大沢 う~ん、私はほぼないですね。タケルはよく言われてたけど(笑)。大事なところで盛大に噛(か)むし、NGも連発するし。
―相方でしょ(笑)。大沢さん自身も檄(げき)を飛ばしたり?
大沢 1回、爆発しましたね。ある午後1発目の撮影で台本覚えてきてなくて、セリフが全然言えないんです。それで「タケル!」って呼んで「昼休み、何してたの?」って聞いたら、「寝てた」っていうから、つい怒っちゃって。
―「オラァア!」って、ビンタしたり(笑)。
大沢 それはなかったけど(笑)。でも途中から彼も意識がガラッと変わりましたよね。声も出るようになったし、男らしい雰囲気がどんどん出てきたし。今回の映画で指切りするシーンがあるんですけど、タケルの指切りがやたら上手で!「あれ、慣れてない?」みたいな(笑)。すごくキレイだし、そこは是非見てほしいですね。
―ちなみに、好きな異性のタイプは?
大沢 うーん、落ち着いた人がいいですね。
―スポーツでもお芝居でも熱血タイプで男のコっぽいけど、好きな人には料理を作ってあげたりとか…。
大沢 あははは。料理かぁー。家でたまに作りますけどね。
―カレーとか?
大沢 カレーは作りましたね。ご飯をキャラ弁のクマの形にしてカレーのお風呂に浸かってます、みたいなのを(笑)。
―また、変なところに力が入ってますね(笑)。
大沢 女子力上がるかなって。海苔とか切ってられなくて1回でやめちゃったけど。あと何作ったかなー。お菓子…? バレンタインの時は作るって宣言したけど、出来栄えが良くなかったから、お菓子の詰め合わせを買っていってドーンと置いちゃったし。あははは。
―女子力は徐々に上げていきたいですね。では今後の予定は?
大沢 ライダーは本編が終わっても映画とVシネがあるんで、まだ何も考えられないです。でもお芝居は引き続き、頑張っていきたいです。
―オールアップしたら泣きますかね?
大沢 強がりなんで、自分からはどうかなぁ。でももらい泣きしちゃうかも。自分でも楽しみですね(笑)。
(取材・文/大野智己、撮影/スエイシナオヨシ)
●大沢ひかる(OSAWA HIKARU) 1995年3月9日生まれ 東京都出身 身長167cm 血液型=O型 ファースト写真集『Hikaru』(東京ニュース通信社)が9月14日発売予定。発売イベントを9月18日(日)に都内で開催。http://www.fukuya-shoten.jp/event/#6422 公式ブログもチェック http://ameblo.jp/hikaru-ohsawa/