今、日本を代表する(!?)3人の底辺グラドルの吉沢さりぃ・志崎ひなた・白川花凜が座談会を開催!
貧乏話からオーディション秘話、格差エピソード、そしてセクハラネタまでセキララ告白! 涙なくして読めない!?
■底辺グラドルの生きざまを見よ!
―まずは、この世界に入ったきっかけから!
さりぃ 昔からずっとアイドルになりたいなって思ってたんですよ。ぶっちゃけ、私はブスだけど、おっぱいあるからワンチャンいけるかなと思って(笑)。
一同 (爆笑)
さりぃ で、大手といわれる事務所に片っ端から電話して面接を受けまくりました。20社くらい受けたのかな。でも、全部落ちちゃって…。絶望のどん底にいたときに、秋葉原で声をかけられたのがデビューのきっかけです。今から11年前です。
―デビュー前からいい感じの底辺っぷりですね!
花凛 私は14歳のときにmixiのライブアイドルに応募したのがきっかけです。篠崎愛さんが大好きだったので、同じグラビアをやりたいなって。
―ほぉほぉ。
花凛 でも、最初に入った事務所がグラビアをさせてくれなかったので、私の好きなグラドルさんが所属している事務所に応募しまくって。私も書類審査だけで10社くらい落ちましたね。で、2年前に念願叶(かな)ってグラビアデビューできたんです♪
―おめでとう!
花凛 でも、当時は今よりも10kgくらい太っていたので“トドドル”って呼ばれてました(笑)。
ひなた 私は16歳のときに岐阜県から上京して、割と大手の事務所に入ることができました。でも、1年で辞めちゃって。というのも、花凛ちゃんとは反対で、私はグラビアをしたくなかったんです。
花凛 えーっ、なんで?
ひなた 勝手な偏見で、グラビアアイドルっていうのは“性”を売る仕事だと思ったので(笑)。だから、ものすごく水着に抵抗があったんですけど、実際にやってみたら「あれ、意外と普通だな」って。
芸人さんと同じことをやらされる…
―さすが“処女”を公言してるだけあって純粋なのね。
さりぃ えっ!? 処女なの?
ひなた なかなか信じてもらえないけど本当なんですよ!! グラビアをやめるまでは絶対に処女のままでいようと決めていますし。卒業したときは、ちゃんと言いますので!(キッパリ)
―いや、言わなくていいから(笑)。じゃあ、そろそろ本題の底辺エピソードへ。
ひなた 芸人さんと同じことをやらされることが多いんです。デスソースとかセンブリ茶とかクエン酸を飲まされるのはしょっちゅうで、あの“アツアツおでん”もやらされました(笑)。
―おでんはどこでやったの?
ひなた 「ニコ生」の番組で急にやらされたんですけど、本当に熱くて泣きそうでした。笑いは取れたんですが、冷静になったら「私、なんでこんなことしてるんだろう」って。
花凛 前の事務所のときですが、ファーストDVDのロケに、マネジャーが来なくてひとりで行かされたんですよ。
さりぃ えーっ! 最初の作品でそれはつらいねぇ。
花凛 で、何もわからないのに守ってくれる人がいないから、監督さんに言われるがまま脱がされて…。
さりぃ どこまで脱いだの?
花凛 手ブラとTバックです。
―デビュー作から限界マックスやん(笑)。
花凛 初めてだし、なかなかNOって言えなかったんです。
―ロケ地はどこだった?
花凛 千葉県です。しかも、電車に乗って(笑)。海外とか、贅沢はいいません。せめて沖縄くらいには行きたかった。
一同 (爆笑)
オマエの乳首にどんだけの価値があるんだ!
ひなた 私は1回の撮影でDVDを2本撮ったことあります。
さりぃ まさに、底辺グラドルあるある!(笑)
ひなた ウソでしょ?って思ったんですけど、強行スケジュールで18チャプターも撮って。経費削減はしょうがないけど、さすがにねぇ…。
さりぃ 1泊2日のグラビア撮影で、お昼ご飯が出なかったことがあります。私には、そこまでお金をかけたくないのかよ!って(笑)。
花凛 ありえないです…。
さりぃ グラビアのロケって食べることも楽しみのひとつじゃないですか。なのに、それがなかったので現場がザワついたんですよ。そしたら、しょうがないなあって感じで女のコだけ支給されて。でも、みんなが食べてないのに自分だけ食べられないじゃないですか。逆に拷問みたいな感じでした(泣)。
ひなた グラビア撮影で、ある人気グラドルの方と一緒のときがありまして。撮影もご飯も全部私が後回しなんですよ。
さりぃ うんうん。
ひなた しかも、スタッフさんは私にはタメ口なのに、人気グラドルさんにはすごい敬語で話してたんです。まあ、私は売れてなかったし、歳が若かったのもあると思うんですけど…。
花凛 気持ちはすごくわかります。地味に悲しいですよね。
さりぃ なぜか私にはヌード系の話ばっかりくるんです。最近だと橋本マナミさんの名前を出されることが多くて、「あんなに美人で売れている人が乳首ポチとかしてるのに、なんでオマエみたいなレベルでやらないんだよ!」とか言われて。
一同 (爆笑)
さりぃ 私は底辺ですが乳首だけは死守してるんですよ。でも、「売れてる橋本さんが乳首ポチってるのに、オマエの乳首にどんだけの価値があるんだ!」とまで言われて。さすがに私も頭にきて断ったんです。
ひなた うんうん。
さりぃ そしたら後日連絡があって、今度は「使ってやるよ、ノーギャラで」って。もうわけがわかんない(笑)。
続いては貧乏エピソード!
―ハハハハ。オーディションとかではどうでしょう。
花凛 オーディションが全然受からないので、18歳の頃に空き缶を胸でつぶすっていうのをやってました。相変わらずひとつも受からなかったけど(笑)。
さりぃ それって、みんな考えるんだ。私も特技がなくて、前の事務所のときに相談したら、「オマエはおっぱいと酒しかないだろ!」って。それで、焼酎の入ってるジョッキに、胸の谷間でグレープフルーツを搾って、一気飲みをするっていうのをそこら中のオーディションでやりました。やっぱり、ひとつも受からなかったんですけど(笑)。
花凛 あるオーディションでは「キミは胸を入れて肌をきれいにして出直してきて」って言われたことがあって…。
ひなた 全否定はつらいなあ。
花凛 ああ、門前払いってこういうのを言うんだって思いました。でも、入れるのっていくらぐらいかかるんですかね。
さりぃ 次、会ったときは巨乳になってたりして(笑)。
―続いては、貧乏エピソードをオナシャス!
ひなた お金がないときはカップラーメン生活です。あと、外に出るとお金がかかるので、なるべく家に引きこもってます。
さりぃ 家賃を毎月1日までに払わなきゃいけないんだけど、バイトの給料日が10日なので毎回遅れちゃうんです。そうすると怖い人が集金に来て、ドアをドンドン!って。すごい勢いで叩くからウチのドアだけ凹んじゃって。友達に「なんか襲撃されたの?」って心配されました(笑)。あと、電気、ガスはしょっちゅう止まります(笑)。
―それは底辺というよりも社会性に問題が…(笑)。
花凛 都内に治安が悪くて有名な場所があって、よくわからないままそこに住んだことがあります。とにかく家賃が安かったんですよ。4万円だったかな。
さりぃ 安すぎるでしょ(笑)。
花凛 ただ、部屋は正方形で4畳半くらいしかなくて。外に出ると、日本語をしゃべってる人がほとんどいないという…。
―危ないって(笑)。ほかに底辺エピソードはありますか。
ひなた DVDで疑似フ○ラってあるじゃないですか。
―こらこら、処女が疑似フ○ラとか言うんじゃない(笑)。
さりぃ 処女が疑似フ○ラっていうとエロいな…(笑)。
ひなた それで、私のペロペロするシーンについて「この舌の使い方は絶対処女じゃない!」って某巨大掲示板に書かれました。ホントに処女なのに!
一同 (爆笑)
イベントではセクハラ系が多い
ひなた そう! 18歳の誕生日イベントで、電マとAVをプレゼントされたこともあります。
―立派なセクハラじゃん。
花凛 私は7月21日にTENGAをもらったことがある。
―“オナニーの日”に女子がTENGAをもらったところで、どうしろっていうんだ?(笑)
花凛 コイツだったら大丈夫と思われているのか、セクハラ系は多いですね。イベントでファンに水鉄砲をかけられるというのがあったんですが、股間ばっかり狙われるんですよぉ!
ひなた 最悪~!
花凛 しかも、グラドルひとりに対してお客さんが30人くらいいて、あれはもう集団痴漢みたいな感じでした。
ひなた 股間といえば、DMでよく男性の股間の画像が送られてきます。多いときは、一日30本くらい(笑)。
花凛 私のところにも。あれ、なんなんでしょうね。男の人って、そんなに見せたいものなんですか?(笑)
―いやいや、それは一部のヘンタイさんだけです。では、最後になりますが、読者にひと言メッセージを。
ひなた 底辺グラドルの私ですが、応援してくださるファンの皆さまに早く恩返しができるよう、テレビや雑誌にたくさん出られるように頑張ります!
花凛 自分のことを“底辺”っていうのはファンの方に失礼かもしれませんが、どんな底辺な仕事でも受けますので、ぜひ白川花凛をよろしくお願いします!
さりぃ 私も乳首出すこと以外ならなんでもOKなので(笑)、お仕事お待ちしてま~す!
◆『週刊プレイボーイ グラビアスペシャル増刊 SUMMER2016』「底辺グラドル座談会」(8月12日発売)より
●吉沢さりぃ(YOSHIZAWA SARII) 1985年5月24日生まれ、山梨県出身。身長154cm B107 W63 H87。Kカップのバストを武器に活躍する三十路グラドル。お酒が大好きで、特技は浜崎あゆみのモノマネ!
●志崎ひなた(SHIZAKI HINATA) 1997年1月21日生まれ、奈良県出身。身長172cm B93 W59 H92。エロいボディながら"処女"を公言!特技は「舌の高速出し入れ」で、AVが大好きというゲスな一面も!
●白川花凜(SHIRAKAWA KARIN) 1993年10月18日生まれ、神奈川県出身。身長167cm B88 W62 H88。ユニット「かちあげガールズ」に所属。現役JDグラドルで、卒業後の奨学金返済計画に頭を悩まし中!
(取材・文/浜野きよぞう 撮影/内山一也 協力/相澤コウイチ)