鉄道ファンの市川紗椰が好きな地下鉄路線は「都営浅草線」! その理由は? 鉄道ファンの市川紗椰が好きな地下鉄路線は「都営浅草線」! その理由は?

『週刊プレイボーイ』本誌で連載中の「ライクの森」――。

報道情報番組『ユアタイム~あなたの時間~』(フジテレビ系)ではメインMCを務める人気モデルの市川紗椰が、自身の特殊なマニアライフを綴(つづ)るコラムだが、今回は“鉄オタ”としても有名な彼女が「東京の地下鉄」の魅力について熱く語ってくれた。

* * *

今回のライクは、みんな大好き、鉄道です! なかでも「東京の地下鉄」の魅力を紹介したいと思います。

日本では全国各地に地下鉄が走っていますが、特に東京の地下鉄って面白いんです。東京メトロに都営線、そしてそれらの線に乗り入れをするJRや私鉄など、いろんな電車が走っています。戦後のほんとに短い間だけ使われていたという“幻の新橋駅のホーム”など、謎っぽい情報もたくさんあって、観光にはうってつけだと思いますね。

私が好きな路線は都営浅草線です。東京の南のほうからスカイツリーのある押上(おしあげ)までをつなぐ線なんですが、ほかの路線からの乗り入れがとにかく多くて、いろんな車両がやって来るんです。神奈川の三浦半島と東京をつなぐ京急線、成田空港から上野を走る京成線、東京と千葉を結ぶ北総線などの私鉄がこの浅草線に乗り入れしています。

しかも、最新の特急から古くて味のある車両まで、各社いろんな電車を走らせてるんですよ。浅草線のホームにいるときの「いつ、誰(編集部注:車両のことです)が来るかわからない感」が、もうたまらないですね。インバーター(制御装置)がメロディーで鳴るように設計された、通称“ドレミファインバーター”を搭載した車両もまだまれに走っているので、浅草線に乗る機会があれば耳をすませてみてください。

そして、意外と知られていないのが「連絡線」の存在です。これは、お客さんを乗せて走る線路とは別に、車両を運ぶためだけに造られた線路のことで、私たちは乗ることができません。

でも、地下鉄に乗っているときに注意して見ていると、連絡線への分岐点を見つけることができるんですよ。私はこの線のことを“隠れ路線”と呼んでいて、ひとりで電車に乗っているときにこれを確認しては、テンションを上げています(笑)。

隠れ路線に乗れる機会もあるんです

東京メトロにある隠れ路線は3つ。赤坂見附(あかさかみつけ)駅付近にある線(丸ノ内線と銀座線を接続)、霞ケ関駅・桜田門駅付近にある線(千代田線と有楽町線を接続)、市ケ谷駅付近にある線(有楽町線と南北線を接続)。それから、都営線にも、新橋駅付近に浅草線と都営大江戸線をつなぐ線があります。

霞ケ関駅・桜田門駅付近の隠れ路線は、小田急のロマンスカーが通ったりもするんですよ。残念ながら、自分が電車に乗っているときは、連絡線を通る車両は物理的に見られないのが難点なんですけど。同時に走ると、電車がぶつかっちゃうから(笑)。

ただ、たま~にこの隠れ路線に乗れる機会もあるんです。私が乗ったことがあるのは、隅田川の花火大会のために運行していた臨時列車です。霞ケ関駅・桜田門駅をつなぐ連絡線を特別に使って、お客さんを運ぶんです。計578mもある連絡線なので、わくわくしながら乗ったんですが、けっこうあっさりしてました(笑)。

普段は乗客を乗せない線なので、ホームがないという違いはありますが、乗っている分には普通の線と変わらないですからね。ただ、鉄道ファン的には「今、隠れ路線を走ってる!」というひそかな興奮を覚えます。

東京の地下鉄、機会があればぜひ皆さんをご案内したいです!

 東京メトロ・千代田線の車両です! 車両基地で撮らせていただいた写真で、運転席のドアが開いているところがレアです! 東京メトロ・千代田線の車両です! 車両基地で撮らせていただいた写真で、運転席のドアが開いているところがレアです!

●市川紗椰(いちかわ・さや) 1987年2月14日生まれ。アメリカと日本のハーフ。モデルとして活動するほか、報道情報番組『ユアタイム~あなたの時間~』(フジテレビ系)ではメインMCを務める。